第16章 コーヒーショップ誕生30年

●ハーレム・ハシシ・ウイード・フェスティバル

ワーナードは、コーヒーショップ誕生30年という記念すべきこの2002年の締めくくりの言葉を用意していた。われわれは、この本の出版も兼ねて、皆で手を取り合ってネダーウイード国で盛大なお祭りを彼のために開催することにした。

ワーナードを祝うこの大きな祭りは、彼の類い希な先見性、メロー・イエローの30回目の誕生日を祝うために計画された。われわれはこれを機会にコーヒーショップのパイオニアたちの他にもオールド・エドとシンセミラ・ファンクラブの3500人も招待し、1997年にワーナードが果たせなかった夢を実現してもらうことにした。

このイベントはワーナードのための資金集めも目的で、週末のすべての収入は彼の最後の挑戦、テーブル・サッカーゲームの制作に捧げることになっている。われわれはそれだけの恩義が彼にあると思う。

ワーナードは、2002年11月30日、「ハーレム・ハシシ・ウイード・フェスティバル」 で、これまでのどの競技会よりも民主的な方法で最高のカナビスを選ぶコンテストを行うことを目指している。彼の歩みを知る者なら彼についていけば間違いないことを知っている。この前オフィスで会ったとき彼は非常に前向きだった。

別れ際、この本締めくくりに彼は次のように語ってくれた。

「ある日突然禁止の壁は崩れる。ベルリンの壁のように。」


ワーナード

Made on cannabis.