オランダ最大のコーヒーショップ

迷惑回避のために会員カードを導入


チェックポイント 店内、お客さんはベルギー人とフランス人が多い

Source: Press Release from CheckPoint
Pub date: 18 April 2008
Coffeeshop CheckPoint introdeces the Customer Card
Author: Martin Veltjen
http://www.encod.org/info/COFFEESHOP-CHECKPOINT-INTRODUCES.html


オランダ南部テルヌーセンにあるオランダ最大のコーヒーショップ、チェックポイントでは、会員カード・システムを導入してお客さんの入場を制限する試みが開始された。

導入は先週から段階的に始まったもので、当面はオランダ語圏のオランダやベルギーの顧客を対象にしているが、やがではフランス語圏のベルギー人とフランス人に拡大していくことになっている。すべてが完了するまでには数ヶ月を要すると見込まれている。

従来は、何回にも分けて買うことで制限以上のカナビスを入手できることが指摘されていたが、このシステムの導入によって、コーヒーショップで一人が1日に購入できるカナビスの量が確実に5グラムにまですることができるようになる。また、未成年の店への入場を確実に防ぐこともできる。

顧客を登録制にして制限するこのような管理手法を使うことで顧客数は減ることになるが、すでにここ数ヶ月の顧客数は昨年の同時期に比較して5%減少しているので、それにさらに拍車がかかることになる。

しかしながら、このシステムの目指しているところは単に顧客を減らすことではなく、コーヒーショップの店内ルールと合わせて、お客さんたちに自制心を持って好ましくない行動を慎んでもらう点にある。

チェックポイントでは、この試みによって、立ちションなど周囲の衛生状態、駐車、渋滞、道路へのゴミのポイ捨てなどさまざまな問題を根本的に解決したいと考えている。

昨年の市議会では、こうした問題に対処するために、チェックポイントとマイアミの2軒のコーヒーショップを市の郊外に移転することを決定している。