ラスベガスで有名なアメリカのネバダ州では、この秋の中間選挙(2006/11/7)で 「クエスチョン7」 という興味深い住民投票が実施されることになっている。この住民投票が成立すれば、21才以上の成人は1オンスまでのカナビスを合法的に所持し使用ができるようになる。今では、医療カナビスの住民投票は珍しくなくなったが、今回はリクレーショナル用途での利用をめざしている。
リクレーショナル用途の住民投票とすればコロラド州も話題になっているが、ネバダ州の 「クエスチョン7」 の場合は州公認のショップでのカナビス販売、さらにはショップへの供給も州公認の業者が行うという画期的な内容も加えられている。ショップへの供給という点では、
バックドア問題 を抱えるオランダのコーヒーショップですら実現していないもので、成立すれば世界の最先端を行くことになる。
「クエスチョン7」 を推進しているレギュレート・マリファナ・オルグ(CRCM)では、支持を集めるために、条例案の内容をわかり易く説明したアニメを製作して配信している。
参考:
ネバダ州、保守派がドラッグ戦争に反対、住民投票でラスベガスはアメリカのアムステルダムに?