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対象モジュール | 一般公開記事 |
件名 | 薬物犯罪撲滅に苦労する中国 |
要旨 | 1840-1842年のアヘン戦争の一方の主役、中国(当時は清)では、いまだに薬物犯罪が大きな社会問題になっている。 1949年の中華人民共和国成立時に、中国ではアヘンの... |
- Re: 薬物犯罪撲滅に苦労する中国
- 投稿者: オダ 投稿日時: 2012-2-27 1:51
- 昨年度の日本の警察白書では2万人近くいた覚醒剤使用者は1万5千人にまで減少している。又、麻薬及び向精神薬の逮捕者も減少傾向。大麻所持及び栽培の逮捕者は少しながらも増加傾向だが、相変わらず3千人と変わらずのようだ。
大麻を国が合法化すれば、ハードドラッグ使用者は減少する。事実1976年に大麻を非犯罪化してコーヒーショップでの販売を始めたオランダではヘロイン使用者の数が今では年長者しかいないぐらい数が減少している事実がある。
大麻を禁止している限り、潤うのは組織犯罪だけである。又、大麻だけでなく薬物使用者を逮捕、拘留、裁判、刑務所等に掛かるお金は全て国民の莫大な税金が使われているのである。
そして、未だにこの問題が世界的に解決しないのは、世界的薬物政策が破綻している事を示しているのに他ならない。アメリカはコロンビアやメキシコに内政干渉をしてドラッグウォーによって数多くの人達の命を奪い、コカイン等の元になるコカの木や大麻を根絶やしにする為に枯れ葉剤を空中散布する事でそこに住む市民の人体に多大なる健康被害をもたらしている事実は言うまでもない。
更に中国では、大麻及び薬物の売買や製造及び密輸に対して死刑を行っている。又、インドネシア及びマレーシアなども個人に対しては厳しい処罰があり、死刑もある。
このような現状は余りにも酷く非人道的行為と言わざるを得ないと私は思っている。