Re: 大麻種子所持で男性を書類送検　京都

なんでも、この男性、合法ハーブの使用で病院に通院の後、大麻の種子を持って警察に出頭したとのこと。「オランダで買った。薬物におぼれた生活を改めたい」などと語っているそう。

これも変な話だね。自首なのに種子の所持で栽培予備罪がつくのか？
つまり種を持っているだけで栽培予備罪で書類送検が出来る、ということの証左か。この人は一体合法ハーブ以外にどんな薬物に溺れていたのだろうか。まさか本当にガンジャで薬物に溺れているとの認識があったのか？それとも、合法ハーブをキメすぎて頭がおかしくなっていたのか。

当事者です。この記事の書き方だと事件の本質が全く伝わっていないので補足させていただきたく書き込みます。

２～３年ほど前、大麻から合法ハーブにシフトして最近まで合法ハーブのみ使っていました。今回、合法ハーブで体調が慢性的に崩れていたため病院に行ったところ、勝手に尿検査をされて何故か使ったことのないOPIの反応が出ました。そのまま警察に通報され、任意で尿の精密検査を受けたところ、違法なアヘン系の薬物ではなかった、つまり誤反応であったという結果でした。
しかし、簡易尿検査でOPIが検出されるということは合法ハーブに少なくともそれに近い成分が入っているのは間違いないということであり、そんな危険な「薬物(合法ハーブ)におぼれた生活を改めたい」と刑事さんに話したところ依存症離脱プログラムの紹介を受けました。それを受けるにあたり家の中の薬物に関するものは全て捨ててしまおうを決意し、家の中を大掃除したところ昔オランダで買った大麻種子が出てきたため、そのプログラムについての話を伺いに行くついでに処理を頼もうと思い、警察署に持って行きました。
私としては自首という自覚はなかったのですが(大麻種子の所持がすなわち栽培予備に当たるというのは拡大解釈以外の何物でもないと思うので)、結果的に書類送検されているので出頭という表現になったのでしょう。
これが合法ハーブから、大麻栽培予備の書類送検に至った経緯です。

返信には時間がかかるとは思いますが、もし何かご質問がございましたらどうぞ。

当事者さん、書き込み有難うございます。本記事中、失礼に値する表現があったら謝ります。それにしても不可解な事件ですね。まず、病院で勝手に尿検査をされ、オピオイド系の反応が出たということですが、これはハーブにそれに似た成分が含まれていたのでしょう。合法ハーブに関しては、私は事あるごとに問題にしていますが、何より怖いのは成分がよく判らない、という点にあると思います。いずれにせよ、病院に勝手に通報されたのは全く不運。日本のこのような制度から、病院にいくのが怖くなって、ますます身を滅ぼす人が出ないよう、祈るばかりです。それから、これは質問なんですが、何故、種をコッソリ捨てなかったのでしょうか？わざわざ警察に種を持って出頭した意味がわかりません。個人的な内省からですか？どちらにしても、種の所持だけで栽培予備罪が成立するとは・・・驚きです。しかも、自ら出頭したにもかかわらず・・・。
確かに、これが警察の拡大解釈だというのは同感です。それと、真摯に治療を望むものに対して、このような対応をする警察に憤りを感じます。

当事者さん、一日も早く合法ハーブの類から解放されることを願っています。それと、最後に質問なんですが、警察はどうやってその種子が発芽可能な種子であると判断したのでしょうか？その辺が不思議です。どうも有難うございました。

引用：
当事者さん、とんだ災難でしたね。
薬物政策の矛盾が生んでいる現実の１シーンを見るようです。調子が悪くて医者に行ったら通報されて、警察に正直に相談したら書類送検ですか。あいかわらず狂ってますね、この国。
できれば詳しく事情をお聞きしたいのですが、メールを頂けないでしょうか。　
info@asayake.jp

ご本人さん、その後、どうなったでしょう。
送検されたとの報道でしたが、不起訴となったでしょうか？
後学のためにも顛末を教えて下さいませ。
よろしくお願い致します。

メモ


大麻栽培予備｜大麻栽培の周辺事件　弁護士小森榮の薬物問題ノート
http://33765910.at.webry.info/201110/article_5.html


【大麻種子所持疑い】男を書類送検　上京署　大麻堂ブログ
http://www.taimado.com/blogaz/2011/10/%E3%80%90%E5%A4%A7%E9%BA%BB%E7%A8%AE%E5%AD%90%E6%89%80%E6%8C%81%E7%96%91%E3%81%84%E3%80%91%E7%94%B7%E3%82%92%E6%9B%B8%E9%A1%9E%E9%80%81%E6%A4%9C%E3%80%80%E4%B8%8A%E4%BA%AC%E7%BD%B2/

大麻種子所持疑い　男を書類送検　上京署
書類送検された男が所持していた大麻種子＝京都府警提供
　上京署は５日、大麻取締法違反（栽培予備）の疑いで、京都市北区のアルバイト男性（２４）を書類送検した。
■合法ハーブで体調崩す→２日後→実は大麻も…出頭
　上京署の説明では男性は９月１２日、所持や使用に法規制がない脱法ドラッグの一種「合法ハーブ」を吸引して体調を崩し、病院に通院。２日後に自宅にあった大麻種子を持って同署に出頭した。「３年前にオランダで買った。薬物におぼれた生活を改めたい」と供述している、という。
　書類送検容疑は９月ごろ、大麻草を栽培するため自宅で大麻種子１０粒を所持した疑い。
　同署管内では合法ハーブを吸った人が病院に搬送、通院するケースが今年に入って計５件発生。上京署は「合法ハーブは健康被害を引き起こす恐れがあり、大麻や覚せい剤を使うきっかけになる」と乱用の危険性を訴えている。

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http://ameblo.jp/lpsd15/entry-11039574133.html