Re: ダクトリー再び御用　［ニュージーランド大麻事情］

白坂さん

アップありがとうございました。
ちなみに４人は即日、釈放・自販機は押収されるも
翌日よりダクトリーは営業されてました。

来週の水曜日の初公判はSAVE THE DAKTORYというプロテストがあるそうです。

引用：
samuraiseedsさん、こちらこそレポートありがとさんです。
大麻の自販機を設置していたダクトリー、関係者４人、即日釈放されて、自販機は押収されたけど、ダクトリーは翌日から営業しているとのこと。おもろ。(^^y-~

日本なら「逮捕」「勾留」「起訴」「裁判」「有罪」というベルトコンベアに乗る話だね。「逮捕」して、留置場にぶち込んで、閉じ込めて、自由を奪って、自白を強要する、という日本の事件捜査とは全く異質の、個人の自由を奪うことに慎重な姿勢が窺える話だと思いました。これは「代用監獄」の問題そのものであり、個人の自由を奪うことをその社会がどう考えているか、そのものであると思います。

ちと質問。で、ダクトリーでは今現在も引き続き大麻を吸ってるんでしょ？　ダクトリーというか、グリーンさん、結局、何したいの？

それと、基本的な情報として、NZの大麻規制の内容について教えて頂けるとありがたいです。所持どんくらいで、どんくらいの刑とか。

引き続きのレポート、楽しみにしとります。(^^y-~

ちと質問。で、ダクトリーでは今現在も引き続き大麻を吸ってるんでしょ？　ダクトリーというか、グリーンさん、結局、何したいの？

日曜日の夜にダクトリーに行ってきました。
グリーン収監から10カ月・・NZ大麻事情はゆっくりと確実に変わりダクトリー以外に2軒出来ました

一見さんお断りの医療大麻クラブ/GREEN CROSS（緑十字）
アムス風のカフェ（High Tea Cafe）はお洒落で女の子たちにも人気です

ですのでダクトリーに来るのは久しぶりでした。
あの逮捕劇いこう客足は途絶え、ダクトリーの帰り道に職質される事や大麻の売り切れ状態が続いた事とも重なり以前の隆盛が嘘のようでした。
さらに中心メンバーの内部分裂などもありいまダクトリーにいるメンバーは当の4人と過激で逮捕を覚悟してるメンバーしかいませんでした。
彼らは収監中のグリーンの意志を継ぎつつ今も力ずく方法で合法化運動を続けてる・・まるで明治のサムライ達が落ちた城に居座ってる様にも見えました。

それと、基本的な情報として、NZの大麻規制の内容について教えて頂けるとありがたいです。所持どんくらいで、どんくらいの刑とか。

NZで大麻取締法というと
このMisuse of Drugs Act 1975という麻薬法に含まれます。
Class A-Cまであり

NZ違法薬物リスト（罪が重い順）
http://www.legislation.govt.nz/act/public/1975/0116/latest/DLM436576.html
http://www.legislation.govt.nz/act/public/1975/0116/latest/DLM436586.html
http://www.legislation.govt.nz/act/public/1975/0116/latest/DLM436723.html

Class-Aがアン/メタンフェタミン・メスカリン・LSD・コカイン・へロインなどのハードドラッグで乾燥大麻はClass-Cです。
Class-BにもMDMA・アヘンと共に大麻の加工品（通常ハシシやオイルなど）が含まれます。また日本と違い種も違法です。
しかし日本同様、産業用の麻(HEMP)栽培は免許制ですので種の所持にも免許が必要です。

刑罰についてはNZ警察にこう出ています。
http://www.police.govt.nz/service/drugs/faq.html#3

Class C:
大麻の所持＝懲役3ヵ月または500ドルの罰金
大麻の栽培と提供＝起訴状として8年間懲役/即座に1年投獄または1000ドルの罰金
所有する敷地/車内での大麻の使用許可＝起訴状として3年間懲役/即座に6か月投獄または500ドルの罰金　　　　　　

明日（4/18）はダクトリー裁判　第2回公判です。
ぜひとも続きを現地からリポートしたいと思いますのでお楽しみに！

ニュージーランドでは大麻で逮捕・収監されることはまずありません。