付録2
スペイン・アンダルシア
マラガ、アローラ地図
ノルとマルスカの暮すスペインのアローラは、スペイン南部アンダルシア地方のマラガの郊外にある。マラガは、世界で最も長く美しい海岸の一つである コスタデルソル の中心都市として知られている。ピカソ生誕の地でもある。
しかし三方は山がせまっている。鉄道で30分ほど西のセビーリア方面に向かうと突然険しい山並があらわれる。そこが アローラ だ。
町の中心は急峻な山頂にある。昔は山城だったが、今では山のまわりになだらかな農地が広がっている。コスタデルソル(Costa del Sol、太陽の海岸)とは太陽が溢れていることでは同じだが、バレーデルソル(Valle del Sol、太陽の谷)とも言われるアローラでは全く違う世界が息づいている。(ダウ)
スペイン全図
アンダルシア州はスペイン南部にある
マラガ、アローラ、フエンヒローラ
マラガからは、アローラとフエンヒローラ(Fuengirola)へ行く短距離のローカル線が出ている。アローラはセビーリアなどへ向かう幹線の途中にあるが、急行列車は通過してしまうので、マラガ駅との間を往復しているローカル線(C2)を利用することになる。
また、フエンヒローラへ行く電車は飛行場やコスタデルソルの有名なトレモリノスやベナルマデナを通る。基本的に地下鉄なので景色を楽しむことはできないが、観光の移動には非常に役に立つ。また、マラガ中心部よりも小さなホテルやB&Bが多く、たいていは歩行圏内にあるので便利だ。
マラガ・フエンヒローラ線(C1)で注意しなければならないのは、鉄道の中心であるマラガ駅(Malaga Renfe)が、市内中心部の終着駅(セントロ・アラメダ)のひとつ手前にあることで、うっかりすると乗り越してしまう。
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