カナビスがADHDの症状を抑える

Source: MPP Blog
Pub date: 20 Oct 2008
Can Marijuana Help ADHD?
Author: Bruce Mirken
http://blog.mpp.org/?p=185


イギリス・ノッチンガム大学の研究チームが統合失調症研究ジャーナルも発表した 新しい研究 によると、カナビスが注意欠陥多動性障害(ADHD)に苦しむ人の役に立つことが示された。また、この研究では、議論の続いているカナビスと統合失調症の関連についても新たな見方を示している。

研究では14才から21才の若者を対象に、36人の遺伝的な精神障害ハイリスク・グループ、25人のADHD患者グループ、72人の健康な対照群グループの3グループに分けて、それぞれをさらにカナビス・ユーザーと非ユーザーに区分けして、各種の心理テストを実施した。

その結果、遺伝的な精神障害ハイリスク・グループでは、カナビス使用と精神の健康障害の間に関連が見られたが、他のグループでは関連はなかった。このことは、精神的脆弱性を抱えた遺伝的に精神障害になりやすい人に対してはカナビスが悪影響を与える可能性があるものの、健康な人に対してはカナビスが精神病を引き起こすことはないことを示唆している。

また、ADHDグループの結果では、いくつかのテストでカナビス・ユーザーのほうが非ユーザーよりも良好に機能する傾向が示されており、カナビスがADHDの症状を改善する可能性を持っていることを示唆している。

このことについて研究者たちは、カナビスには「 ADHDの行動症状の一部を抑える」 メカニズムが備わっているとも考えられ、この分野での研究がもっと必要だと呼びかけている。