ヘンプ農業の始まり


人間のヘンプの歴史は新石器時代の紀元前6000年から15000年にまでさかのぼります。ヘンプは中近東で人類最初に耕作された作物の一つです。報告によればヘンプは布が作られた最初の作物です。突き詰めれば、農業は人類が過去から現在までに成し遂げたもののなかでも決定的な大事業だったということができます。人々はそれによって狩猟経済を捨てて村や農場を作るようになりました。 右の写真は1956年4月16日のライフ・マガジン「人類の叙事詩   農業の発見」という記事から。

ヘンプの」起源については「ヘンプ栽培」という本でも次のように記述されています。『ヘンプの起源は中央アジアで、イランやアフガニスタン、カザフスタン南部、シベリア南部の一部ではいまでも野生のものが生育している。これらの地域から東西へ拡がっていった。』

紀元前2700年ころに発明を奨励していた蒼頡(そうけつ)という神が漢字を思いついたといわれています。ヘンプを表す古代中国の漢字は4700年前に作られ、雄と雌の植物が繊維を作るために乾燥小屋に入れられていたことを示しています。(コンラッド説)

1942年第二次大戦中に農民たちにヘンプの栽培を奨励するためにアメリカ農務省によって作成された 「ヘンプで勝利を」 という宣伝映画では次のように述べています。 『はるか昔、古代ギリシャの神殿がまだ新しかったころ、すでにヘンプは人間の役に立つものとしては古い部類に属していた。それまでには何千年も前から中国や極東の国々で糸や布の原料として栽培されてきた。』


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