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04.07.20.

最高裁から上告棄却の決定通知が届きました。棄却は予想していましたが、あまりにあっさりした「理由」で拍子抜けしました。補足意見でも付いてくれることを期待したのですが、現在の日本の司法はこの程度だということ、三権分立など機能していないことを改めて確認しました。
これで私の逮捕以来の裁判闘争は一応終了しました。裁判の実質においては全く負けた気がしていませんし、大麻取締法が憲法違反である確信にも全く揺らぎはありません。
趣意書に記載したデータを提供して下さった団体や個人の方には改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

このサイトを開始して、1年2ヶ月になろうとしています。長かったような、短かったような、逮捕や独房生活を含め、私個人の人生のなかでも印象深い日々となりました。最近は体調を崩し、寝込んでいました。必要を感じたら、書くべきことを当該サイトに書くつもりですが、しばらくは療養と仕事に専念します。桂川さん支援の情報については、できるだけお伝えしようと試みてきましたが、私個人の判断で書くのは不都合だという意見も聞こえていますので、控えることにしました。

20年前、大麻に出会った頃、これはlove&peaceの世界だと感じていましたが、必ずしもそうではないことを思い知った1年でもありました。大麻の自由化を求める側にも、誹謗、中傷、陰口の類が蔓延していることを実感しています。もっとも、大麻愛好者全てが自由化を求めているのでもなく、自分たちがこっそり吸えればそれでいいという意見も少なくないようです。酒にしても大麻にしても、酔って体現されるのは、結局のところその個人の潜在的な性質に他ならないのでしょう。

これまで好意的にこのサイトの記事を読んで下さった方、激励のメールを下さった方、カンパをして下さった方にはこころからお礼を申し述べます。本当にありがとうございました。いずれまた別の形で活動と表現を再開しようと思っています。

あなたと、あなたの大切な人たちが、ご多幸でありますように。ありがとうございました。
 

04.07.08. 最高裁で弁護をお願いする国選弁護人から上告趣意書のコピーが届いたので掲載しました。
04.07.05.

いくつか水に流しました。

トップページにkoshakutei@asayake.jp、のメールアドレスが貼ってありますが、実際はgooのフリーメールに飛ばしていました。それを自分で忘れていて、半年以上、gooのフリーメールを確認しておらず、すでに期限切れで消失されてしまいました。届いてないの?の指摘を受けて気が付きました。ラヴァーズの掲示板にも同じアドレスを貼ってあり、そちらとTHCからのものはそのまま受信していましたが、このサイトのトップからメールを送って頂いた方のメールは拝見せずに失ってしまいました。無意味な誹謗メールには元々返信しませんが、そうでないメールを送って下さった方には大変に失礼をしてしまいました。せっかく送ったのに返信がないと思っている方がいらっしゃるかもしれません。ごめんなさい。申し訳ありません。

04.06.29. 最高裁宛に上告趣意書を速達で郵送しました。「大麻には一定の薬理作用があることは公知の事実である」と繰り返す司法の根拠を崩すため、大量のデータを各方面から引用させて頂いたので、原稿用紙336枚分になりました。連絡先がよく分からないサイトもあるので、すべての方から了解を頂いたわけではありませんが、引用させて頂いた皆様には改めて御礼を申し上げます。多くの方たちが積み上げてきたデータがあったらこそ書けた趣意書でした。
今度の国選弁護人にも、大麻取締法が生存権を侵害している点について主張してほしい旨を申し入れましたが、「生存権?そんなもの入れません。無駄なことは書きません。私にも弁護士としての考え方があります。」とのこと。一体どんな趣意書を書いてくれるのか楽しみです。
これでひとまず、私の逮捕による法的な流れのなかでできることは終えたと思っています。あとは公判と判決を待つのみといった感じです。
04.06.25.

(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターから電話で回答がありました。大麻の説明について、出所は同センター自身が発行している冊子でした。厚生労働省からのデータではないそうです。先にカンナビスト会員の一森氏が情報公開請求して明らかになった通り、厚生労働省自身はまったくデータを持っていないので、データを提供しようにもできないのでしょうね。

6月5日の本欄に、銀行からクレームが付いたのでカンパのお願いページを削除したお知らせを書き、「どっちにしたってあまり役に立っていませんでしたが」と書きましたが、実際には複数の方からカンパを頂きました。その方たちに失礼な書き方だったな、と反省しています。諧謔のつもりで書いたのですが、読んで気を悪くされていたらごめんなさい。他意はありません。ご厚情にはこころから感謝しています。改めて、ありがとうございました。

04.06.15.

「ダメ。ゼッタイ。」の財団法人麻薬・覚醒剤乱用防止センターに公開質問状を速達で送りました。同時に、ファックスを入れ、糸井克己専務理事(元厚生省大臣官房付)と電話でお話ししました。私は大麻取締法で逮捕されて裁判中であり、裁判の資料として、貴センターのホームページに記述がある大麻の箇所について、具体的根拠となるデータが欲しいのだと伝えました。各記述のデータは「10年くらい前のいろいろな研究を参考にしている」とのこと。具体的な根拠については、今すぐには答えられないとのことで、そりゃそうでしょうから、26日までの回答をお願いしました。ですが、糸井専務理事によると、同センターは「公益法人なので、そのような裁判に使うのだと、お答え申し上げることができないかもしれない」と、不思議なことを仰っていました。税金で運営されている公益法人だからこそ、根拠となるデータをきちんと出すべきではありませんか? 

どのような返事が来るのか楽しみです。

04.06.09.

上告趣意書の原稿をざっくり書きました。
カンナビスト会員氏による厚生労働省への情報公開請求の件は、私の裁判資料で使わせて欲しい旨、カンナビストの代表者の一人、麻生氏に電話で6月2日にお伝えしてある。前向きに検討して頂けるとのことなので、前向きに待っているところである。桂川さんの一審の判決文についても掲載しないと尻切れトンボだと指摘し、掲載を依頼したところ、それは掲載してくれるとのことなので、これも併せて前向きに、ピースな愛のバイブスでポジティブな感じで待っているところである。

窪塚クン、早く元気になっとくれ。

04.06.05.

昨日、カンパの受付口座にしていた近所の銀行の方が見え、「インターネットで見たけど、そのような目的に口座を使うのはご遠慮頂きたい」とのことでした。仕事でも使っている銀行ですが、違法行為で逮捕されたサイトで使われるのは迷惑のようです。違法行為に対するカンパではなく、裁判費用のカンパであることなどを伝えましたが、やはり困るとのこと。ひとまず削除しました。
・・・・・・どっちにしたってあまり役に立っていませんでしたが。

最高裁に提出する上告趣意書の提出期限、7月1日です。上告趣意書を書き終えて提出すれば、私としては自分のできることが一段落することになります。最高裁の判決を得て、それをお伝えした時点でこのサイトも終了とし、ひどい状態の仕事に専念したいと思っています。借金も返さなけゃいけないし。もう一息。自分にそう言い聞かせてます。
 

04.04.23.

桂川さんの保釈請求、一旦は認められたものの、検察の横槍で、高裁が取り消しの決定を下しました。逃亡のおそれがあるという理由です。高齢で健康にも不安のあるお父さんを残して桂川さんが逃亡することなど金輪際ありえません。

検察も、裁判所も、酷いことをするものです。

既に8ヶ月も収監されたのです。もう十分てはありませんか?
 

04.04.09.

控訴審の判決文を載せました。こうしている間にも逮捕されている人はいるので、大麻取締法被害者センターの問い合わせ受付を始めました。たいしたことはできませんが、不安や心配を少しでも軽減するお役に立てればと思います。

靖国神社に固執する米国のポチ・小泉首相の参拝を違憲とした福岡地裁の判断に敬意を表します。
違憲判決が出たにも関わらず、総理大臣殿は参拝を続けると、司法を無視した態度を表明しています。裁判所の判決を無視すると総理大臣が宣言しているのです。今後、総理大臣の靖国参拝が違憲ではないという新たな司法判断なしに、総理大臣が靖国神社を参拝するようなことがあれば、裁判所の判決は無視してよいのだとする総理大臣の判断を見習いたいと思います。

04.04.06.

控訴棄却は予想した通りです。原審は出廷が義務付けられていましたが、控訴審以降は出廷の権利はあっても義務はないとのこと。控訴審は審理と判決の2回公判がありましたが、両方とも出廷しませんでした。当初は出廷して自分の目で見たいと思っていましたが、前回、家庭の都合で出廷できず、そのあとつらつら思うに、行かなくていいなら行かずに済まそうと考えるようになりました。仕事もあるし、往復の旅費と宿泊代もかかるし。

控訴棄却なので、訴訟費用は被告人の負担になるそうですが、いったいいくらの請求が来るのやら。頼みもしないのに勝手にパクって独房に閉じ込め、裁判をすると今度はカネを巻き上げるんだそうです。最高裁ってところには行ったことがないので、最高裁での判決公判には出廷し、本当に「最高」裁判所なのか、本当は最低な裁判所なのか、見物したいと思っています。

04.03.21. 過日、控訴審でお世話になっている弁護士先生から、控訴趣意補充書のコピーを頂いたので掲載しました。
04.03.18.

今日は公判の日でしたが、欠席しました。補充書も受理されて弁護人が法廷で読んで下さったそうです。国選の弁護士にお願いしたのですが、先生ご自身でも医療大麻に関する補充書を作成して出して下さったそうです。お会いして、お話しさせて頂けて、本当に良かったと感謝しています。

判決は4月6日午前10時から。控訴棄却が予想されます。その際は上告します。
 

04.03.16.

控訴趣意補充書を郵送しました。

18日の公判、子どもが怪我で入院したりで、欠席することにしました。

ひとまず、投げられる玉は投げました。

04.03.08.

昨日、国選弁護人と初めて会い、話をしました。ラヴァーズの掲示板に簡単な報告を書いたので、コピーします。

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国選弁護人 投稿者:白坂  投稿日: 3月 7日(日)21時41分33秒

今日、国選弁護人と会って話しました。
大麻の事実、現実を知らないようでした。日本でも医療的に使うのは認められていると思っておいででした。法曹関係の者はそのような事実について知らないと、率直に話してくれました。そのような事実を率直に表現してくれとのことでした。
知らないことは罪じゃない。知って尚、一人の人間としてどう振舞うか。
そこが大事です。そうだろ?ここを読んでる麻取り始め当局の皆さん?
 

04.03.02.

公判期日召喚状に「首を洗って待ってろよ、大麻取締法。」と書きましたが、それはよくないという感想を頂きましたので書き換えました。
 

04.02.29.

控訴審の公判日時が決まりました。出廷しなくてもいいそうです。

控訴審は国選弁護人にお願いしました。控訴趣意書は被告人本人も出すことができるとのことで、弁護士とは別に自分でも書いて出しました。さらに詳しい内容を控訴趣意補充書として提出できるそうなので、公判までに仕上げて出すつもりです。

これまでのところ、25,000円のカンパを頂きました。ありがとうございました。大切に使わせて頂きます。

合法的に使えるなら大麻を試してみたいという病気の方からのものを含め、激励のメールも多数頂いていますが、ここのところ車で片道1時間40分という遠距離の仕事に通っていたため、返信を書ききれずにいます。申し訳ありません。寝ておかないと居眠り運転が怖いので。いずれ返信しますのでご容赦下さい。
 

04.01.06.

日記の見出しだけ更新しました。

どんな新年をお始めですか?
当方、心地よい年末年始を過ごすことができました。
ありがたいことです。

昨年の嵐の跡、
無残な印象もありますが、
新しい時代の幕開けを告げる笛だったのかもしれません。

それぞれの持ち場で、
それぞれのやり方で、
それぞれに、
頑張りましょう。

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控訴の証拠を見たいというリクエストがあったのでアップしました。
偽造じゃないかと疑われたらそれまでですが。

春には公判が始まります。
 
 

03.01.01.

あけましておめでとうございます。

昨年は、散々にやられっ放しでした。

本年は、2003年を踏み台に、飛躍しましょう。
 

03.12.30.

桂川さんへの手紙」を出しました。
 

03.12.29.

控訴」をアップしました。

豪傑逮捕(その1)の最下部に記念写真を一枚貼りました。
 

03.12.28.

桂川さんや私の大麻を病人に渡していた仲介者が証言台に立つ覚悟を固めてくれました。病人がどのように言っていたか、その大麻の譲渡が営利目的であったかどうか、仲介者の口から明らかになるでしょう。

来年は、反撃の年です。
 

03.12.15.

本日付で控訴しました。日記の中身はまだ書きかけなので近日中に掲載します。
ラヴァーズの掲示板に報告したので以下にコピーします。
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控訴しました 投稿者:白坂  投稿日:12月16日(火)00時58分47秒

病人にすら大麻の使用を認めないのは生存権の侵害ではないのか。司法としてどう考えているのか。
実刑の可能性も感じながら、それを法廷の場で率直に述べたにも関わらず、裁判官はまったくの黙殺で応じました。やはり、納得がいきません。

大麻取締法が生存権を侵害しているという主張が過去にもあったのかどうか知りませんが、黙殺して根拠を示さないのでは「判例主義」ですらないでしょう。司法の思考停止です。

控訴審が始まるのは3月くらいになりそうです。私選の弁護士に依頼するカネを用意できそうもなければ、国選弁護人に切り替え、控訴趣意書を自分で書いてでも当方の主張に対する回答を得たいと思います。

 

03.12.09.

第4回公判−判決−」を公開しました。

判決には納得がいかないので、最高裁まで争いたいのはやまやまですが、カネがかかり過ぎます。

裁判費用をポンと出してくれるスポンサーでも現れるといいのですが、製薬会社あたり、機密費でいかがでしょうか?

とりあえずカンパを募ってみましたが、アクセスの割に、、、。
今日、記帳してみたら1,000円でした。俺が口座作ったときに入れた金額です。

それでも、

「交通費にでも」

と、直接自宅にカンパをお持ち頂くという新たな出会いがありました。
今後のことなどについて有意義な意見交換をさせて頂きました。

妙案もなく、資金的目処も立ちませんので、控訴は断念します。

裁判費用をポンと出してくれるスポンサーでも現れると別です。

カンパ箱は当分そのまま置いておきますのでご自由にご利用ください。
 

03.12.07. 麻薬取締官各位」を公開しました。
 
03.12.04.

判決は「懲役3年執行猶予5年」でした。詳しくは後日報告します。

以下、ラヴァーズのbbsに書き込みしたものを(修正して)コピー
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判決 投稿者:白坂  投稿日:12月 4日(木)17時53分22秒

昨日、判決公判でした。懲役3年執行猶予5年の極めて不当な判決でした。
医療目的を認めないのは生存権の侵害であることを主張し、大麻取締法違憲論を張りましたが、判決は「違憲であるという主張を認めることはできない」という一言で、内容には全く触れませんでした。

ま、ひとまず、執行猶予が付いたのでシャバで過ごせます。
控訴については費用が更に70万円近く必要なので、激しく思案中です。

逮捕以来、hightimerをはじめ、ラヴァーズの諸氏にはとってもお世話になりました。
改めてお礼を言います。どうもありがとう。
最近は連絡を取っていない人たちも、ありがとう。

大麻取締法という愚法がある限り、これに反対し続ける意思が変わらないことは、法廷でも供述した通りです。

まだ一連の捜査が終結したとは限らないので、引き続き気をつけましょう。

03.12.02. 判決の前に」を公開しました。
 
03.11.30. 2003.11.05.水. 第2回公判を改稿しました。「第3回公判」を改稿しました。
 
03.11.29. 初公判(031008)を公開しました。
 
03.11.20. 「第3回公判−求刑懲役四年−」が出ました。
 
03.11.17. 「ある病人の噂」を載せました。
 
03.11.15.

8月8日の日記「今回の逮捕について(メモ)」をアップしました。

私は愛好者諸氏に大麻取扱者免許の申請を呼びかけていますが、もちろん何をするにせよ自己責任です。私は一切責任を負えません。
 

03.11.14 産経新聞大阪社会部の内海俊彦記者から記事のコピーが届きました。
 
03.11.12. 7月14日の日記(その1)を公開しました。 (その2)と(その3)は、またいずれ。
 
03.10.09. 久し振りにトップページのお知らせ部分を更新しました。

* 7月30日に近畿厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反で逮捕されました。
* 大阪拘置所に52日間拘留後、9月20日に保釈で出ました。現在公判中です。
* 大麻取扱者免許申請中でも栽培・所持は逮捕されます。よい子のみんなは真似しないでね。
 

03.07.22. 「ある青年の話」にちょっと手を加えました。
 
03.07.21. 下の履歴、またしても言葉遣いが激しく粗野でしたので、すこしお上品に直しました。
 
03.07.18. お分けできるのは、これから申請して、免許を取得して、栽培を始めて、収穫してからです。今はすっかりありませんので念の為。
 
03.07.17 医療用大麻の栽培目的で別途の申請を考えています。収穫物は本当に医療用として必要な方に無料でお分けします。
 
03.07.14. 桂川直文氏のサイト制作を担当させて頂いている誇りを胸に、仮名から本名に戻しました。

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