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対象モジュール | 一般公開記事 |
件名 | 赤星栄志氏への公開質問シーズン1-7 最後の質問 |
要旨 | 赤星さま 回答ありがとうございます。 まず、あまり事情をご存知ない読者の方にお伝えしておきたいのですが、赤星さんは、「ヘンプ読本」という著作をお持ちで、博士号とか理事と... |
- Re: 赤星栄志氏への公開質問シーズン1-7 最後の質問
- 投稿者: 匿名 投稿日時: 2013-4-19 17:27
- 私の個人的な考えを述べた結果、幾つか反応があるのはネット上では
楽しめるもので良かったのかな?
私が合法化運動に思うのは
例えば、白坂主宰は御自分の逮捕経験からその心の傷みを思いやり
同じように逮捕された経験を持つ人やその家族などに人間として心に浸みる思いやりを示されているのを感じています。
それが、ここのサイトを支え仲間が集まり運動体としての形になってきてるのだと思われます。
言い換えれば、同じ傷を持つものが経験者にしか分かり合えない何かによって集まっているのであろうと思います。
または、いつか逮捕されるかもしれないという可能性に怯える予備軍の方々も含まれているのでしょう。
そういう方々の仲間意識は、そういう事と無縁な者には今ひとつ理解し難いものがあるかもしれません。
今、三人に一人ががんで死亡する時代となりました。
それ故に、医療で大麻が使えるようになるのは素晴らしいことだと思います。
私が言いたかったのは、白坂主宰が逮捕経験者に寄せられる思いやりを
医療大麻が有効かもしれない病人にも寄せて欲しいということです。
大麻での逮捕者よりがんの罹患者の方が圧倒的に多いのが現実です。
がんの罹患者は自分にも有効かもしれない治療法を探し続けています。
罹患者は自分の病気のプロでもあります。
その罹患者も罹患した部位が違えば 全く別の病気と言ってもいいほどの
治療法や薬があるんだと自分の病気のプロになればなるほど思うのです。
ですから、がんの患者会でも罹患部位が違えば分かり合えないものがあります。
わかるのは、それぞれが辛いがんの症状を持ち、それぞれ違う抗がん剤の副作用に苦しんでいるってことです。
合法化運動に関わる方はがんのことはわからないでしょう。
本当に深刻な病状ながんの罹患者ほど自分ががんであることを、がんで苦しんでいることを隠すのです。
それは、大麻での逮捕経験のある方の心理に似たものがあるのではないでしょうか。
自分のCT画像も見たことがないくせに、自分の化学療法の経緯も知らないくせに、年内に認可される予定の分子標的薬が何のがんの人に使えるものなのかも知らないくせに、、、、、
つまり進行性で化学療法というただの延命治療を受けつつ自分の最後をどうするかを考える人間の気持ちは逮捕経験者以上に哀しいものがあります。
治療は日進月歩です。
それでも、どうやっても治らないと考えるしか仕方がないのが、
固形がんのステージ4の方々です。
固形がんと、そうではないがんとは治療も進行の仕方も全く違います。
当然、薬の副作用も全く違います。
そういう事情はがんについてある程度 勉強しなくては知るはずもないものです。
たった一人の5年以上前の治療の話は役に立たないのです。
知りたいのは、今のことです。
願うのはこの先に受けられる治療のことです。
過去の話は、その心意気だけが参考になるかもしれない、という程度です。
そういう不治の病と共に生きてる人間に誇大な表現やホコリの被った情報、そして病気を理解していない人の安易な表現は哀しいのです。
赤星先生の意見の矛盾は皆さんに同意します。
ただ赤星先生の方が今の医療の現状を理解しておられると感じたのです。
その部分だけです、物申したいのは。
言いたいのは今現在 本当に余命を生きてる病人に逮捕経験者に示される思いやりを持って欲しいということです。
もちろん、白坂主宰はその優しさで思いやりを持って接しておられるのであろうと想像しますが、それが足りないのか伝わってこないのです。
例えば、いつか子供に親が勝手に大麻を処方して治った、という海外の記事がありました。
確か、Dr.フロッガーのコメントがありました。
あのコメントも医療情報をたくさん読む人間にはDr.フロッガーの苦しい立場が読み取れるものでした。
ここのサイトのため敬愛する主催のために否定的なことは書けない、疑問符をつけなければならないようなことは書けない、、という葛藤が読み取れるものでした。
がん患者が目にするものに書いたならそっぽを向かれるか、一撃にて否定される医師にあるまじき内容でした。
それに半年で死んでしまったというのなら治ったという表現は間違いです。
そういう軽々しさが、哀悼の意を述べても拭えない情報の軽々しさや
病気への理解のなさ、病人への配慮のなさに感じるのです。
あくまでも個人的な感じ方です。
が、大麻での逮捕者数よりがんの罹患者の方が圧倒的に多いのですから
合法化運動には必要な配慮ではないかと思うのです。