2006/06/05 アラスカの大麻法の行方【裁判・法律】

【所持】
4オンス未満………………お咎めなし
4オンス～8オンス………軽罪・投獄90日・罰金$1,000
8オンス～1ポンド………軽罪・投獄1年・罰金$5,000
1ポンド以上または25本以上の大麻草の所有……重罪・投獄5年・罰金$50,000
学校やレクリエーションセンター近隣での所持……重罪・投獄5年・罰金$50,000
【販売】
1/2オンス未満……………軽罪・投獄1年・罰金$5,000
1/2オンス～1オンス……軽罪・投獄1年・罰金$5,000
1オンス以上………………重罪・投獄5年・罰金$50,000
(＊1oz＝28.35g、1lb＝453.6g)

という国内で最も寛大な大麻法を敷いていたアラスカ州。
今春、Frank Murkowski新知事は「30年前に比べて大麻は強力になった」として大麻を刑事罰に復活させる法律を構想・署名した。

新しい法律では、
【所持】
1オンス未満……………軽罪・投獄90日
1オンス～4オンス……軽罪・投獄1年
4オンス以上……………重罪
となる。

しかしこれを「憲法に違反するプライバシー侵害」として、6月5日、American Civil Liberties Union(全米市民的自由連合)が訴訟を起こした。

ACLU「ACLU Files Lawsuit to Protect Privacy Rights of Alaskans After Governor Signs Unconstitutional Marijuana Law」
http://www.aclu.org/drugpolicy/decrim/25779prs20060605.html