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海外情報 > NORML News > 最新科学文献レビュー 2000~2009
高血圧症

高血圧症はアメリカ成人の4人に1人が苦しんでいると言われている疾患で、心臓や血管に負担がかかることで、脳卒中や心臓病のリスクが非常に高くなる。

次々に出てくる研究で、エンドカナビノイド・システムが血圧を調整する役割を担っていることが明らかになってきているが、その詳細なメカニズムについてはまだよく分かっていない[1]。

動物による研究では、アナンダミドなどのエンドカナビノイドには高血圧症の過剰な心収縮力を大幅に抑制して、血圧を正常に保つ働きがあることが示されている[2-3]。このことから、一部の専門家たちは、エンドカナビノイド・システムを操作できれば 「各種の心臓血管障害に対する全く新しい治療アプローチがもたらされるだろう」と予測している[4]。

天然のカナビノイドの投与実験では、人間と動物の心臓血管への影響については相反する結果が出ている[5-9]。人間に大麻を投与した実験では、典型的な脈管の反応としては脈拍や血圧がやや上昇するが、完全な耐性が急速に形成されて健康へのリスクは最小限にとどまっている[10-11]。

これに対して、動物にカナビノイドを投与した場合の典型的な反応では、血管拡張、過渡的な徐脈、低血圧などが見られるとともに[12]、アテローム性動脈硬化症の進行が抑制される[13-15]。また、合成カナビノイドを投与した場合、動物では低血圧症が見られるが、人間に対しては心臓毒性との関連は認められていない[16]。

しかしながら、現時点においては、高血圧症に関するカナビノイドの臨床研究は始まったばかりであり、さらなる研究が待たれている[17]。

参考文献

[1] Franjo Grotenhermen. 2006. Clinical pharmacodynamics of cannabinoids. In Russo et al (Eds) Handbook of Cannabis Therapeutics. Binghampton, New York: Haworth Press.

[2] Batkai et al. 2004. Endocannabinoids acting at cannabinoid-1 receptors regulate cardiovascular function in hypertension. Circulation 110: 1996-220.

[3] Pacher et al. 2005. Blood pressure regulation by endocannabinoids and their receptors (PDF). Neuropharmacology 48: 1130-1138.

[4] Ibid.

[5] Cecilia Hillard. 2000. Endocannabinoids and vascular function. Journal of Pharmacology and Experimental Therapeutics. 294: 27-32.

[6] Kunos et al. 2000. Endocannabinoids as cardiovascular modulators. Chemistry and Physics of Lipids 108: 159-168.

[7] Reese Jones. 2002. Cardiovascular system effects of marijuana. Journal of Clinical Pharmacology. 42: 58-63.

[8] Ribuot et al. 2005. Cardiac and vascular effects of cannabinoids: toward a therapeutic use? Annales de Cardiologie et d’Angeiologie (France) 54: 89-96.

[9] Steven Karch. 2006. Cannabis and cardiotoxicity. Forensic Science, Medicine, and Pathology. 2: 13-18.

[10] Ibid.

[11] Rodondi et al. 2006. Marijuana use, diet, body mass index, and cardiovascular risk factors. American Journal of Cardiology 98: 478-484.

[12] Reese Jones. 2002. op. cit.

[13] Steffens and Mach. 2006. Towards a therapeutic use of selective CB2 cannabinoid receptor ligands for atherosclerosis. Future Cardiology 2: 49-53.

[14] Steffens et al. 2005. Low dose oral cannabinoid therapy reduces progression of atherosclerosis in mice. Nature 434: 782-786.

[15] Steffens and Mach. 2006. Cannabinoid receptors in atherosclerosis. Current Opinion in Lipidology 17: 519-526 (E-pub ahead of print).

[16] Steven Karch. 2006. op. cit.

[17]Francois Mach. 2006. New anti-inflammatory agents to reduce atherosclerosis. Archives of Physiology and Biochemistry 112: 130-137.

Source: NORML & NORML Foundation
Updated: Jan 17, 2008
Subj: Hypertension
Author: Paul Armentano, Deputy Director
Web: http://www.norml.org/index.cfm?Group_ID=7011


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【転載元】
カナビスの医学研究 | 高血圧症 | カナビス・スタディハウス

(※THC注:転載元のカナビス・スタディハウスでは、解説などが頻繁にアップデートされています。最新の情報を確認するためにも、転載元のカナビス・スタディハウスにアクセスすることをお勧めします。)

 

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