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海外情報 > NORML News > 最新科学文献レビュー 2000~2009
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

多剤耐性を呈する感染症は多い。それらのバクテリアの中でも最大の脅威はメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA、’キラーバグ’) であるといってよい。この細菌はペニシリンなどの標準的な抗生剤が効かない。the Journal of the American Medical Associationによると、アメリカでは毎年ほぼ2万人もの入院患者の死亡にMRSAが関与しているという。[1]

カンナビノイドが強力な抗菌作用をもつことが論文によって示されている。2008年、イタリアの Universita del Piemonte Orientale とイギリスの University of Londonの薬学部の研究者たちは、MRSAを含む様々な多剤耐性菌に対し、5種類のカンナビノイドを抽出し、効果について評価を行った。その報告によると、それらの化合物は全て”よく効く抗菌活性”を示し、さらにMRSAの繁殖を抑制するのに”非常に優れている”のだという。[2]

さらなる研究も同年に発表され、大麻植物中の非カンナビノイド成分もまた、MRSAとマラリアに抗菌活性を有するという報告がなされた。[3]

MRSAにカンナビノイド投与する臨床試験が待たれる。一部の専門家はこう述べる。「カンナビス・サティバは ... MRSAなどの多剤耐性菌問題の解決に挑む抗生物質の原料の一つとなることを表している。」

参考文献
[1] Klevens et al. 2007. Invasive methicillin-resistant Staphylococcus aureus infections in the United States.Journal of the American Medical Association 298: 1763-1771.
[2] Appendino et al. 2008. Antibacterial cannabinoids from cannabis sativa: a structure study. Journal of Natural Products 71: 1427-1430.
[3] Radwan et al. 2008. Non-cannabinoid constituents from a high potency cannabis sativa variety.Phytochemistry 69: 26727-2633.
[4]Appendino et al. 2008. op. cit.

Source: NORML Library
Methicillin-resistant Staphyloccus aureus (MRSA)


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翻訳とコメント by 小さな外科医

現在の抗生物質は、ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系、マクロライド系、アミノグリコシド系などなどと、仕組みの違ういくつかのグループがあります。
新しい抗生物質を開発しても次々に耐性菌が生まれ、いたちごっこが続いている分野です。組織障害性が強く、ごく限られた抗生物質しか効かない菌の代表格がMRSAです。
この抗生物質のラインナップに、カンナビノイド系、といった新ジャンルが追加される日が来るのかもしれない、ということです。

ただし、参考文献[2]では、その冒頭でマリファナの吸入で日和見感染が増えると言っていますので、この著者は喫煙するよりも、成分を抽出したり、合成したりして飲み薬や注射薬を作ろうとしているのでしょう。

MRSAの治療薬はいくつかあり、有名なものはバンコマイシンという物質ですが、これは腎臓にかなりの障害を来します。MRSAで命を脅かされているような患者さんは大抵お年寄りか体の機能が弱っている人で、腎臓の機能も落ちていたりします。このような患者さんにさらなる治療薬を選択できることは、とても価値のあることだと思います。こういった研究が日本ではほとんど行われていないのは、いったいどうしてなのでしょうか!!

【THC編集部から小さな外科医さんに質問】
外科医の説明付き翻訳、ありがとうございます。ひとつ質問があるのですが、「マリファナの吸入で日和見感染が増える」というのは、大麻に何らかの病原体が潜んでいる可能性を危惧してのことなのでしょうか?海外ではエイズの人たちが大麻の吸引で食欲の増進を図ったりしているようですが、これも日和見感染の危険性に晒されるということになるのですか?もしそうだとすると、ベポライザーを使った場合はどうなのでしょうか?

【小さな外科医さんからの回答】
参考文献[2]では、その冒頭でマリファナの吸入で日和見感染が増えるという報告を引用していますが、さらに引用元を見てみると、マリファナやクラックスモーカーではマクロファージという外敵の侵入に対してまず働く免疫細胞の働きが悪くなるのだと述べています。ただしその続きに、実際に口腔内や皮膚の殺菌に大麻成分が有用であることが古くから知られていたとあり、一体どの成分が抗生物質として有用なのかを5種類の成分を抽出し評価したとのことです。すると、大麻成分の一部には、MRSA等に対し、既存の抗生物質よりも低い濃度でその菌の繁殖を抑制したとの結果が得られたということです。

ただし、この記事の趣旨は、大麻は新しい抗生物質の原料となる可能性があると述べてはいるものの、生の植物を吸引すると抗菌作用があるのか、ということには言及していません。
おそらく、天然の大麻成分の構造を参考にして、さらに抗菌作用の強い物質を合成するという方法が有用なのだと思います。したがって、AIDSなどの免疫抑制状態にある患者が自己治療目的で大麻を吸引することの根拠にはこの記事はなりません。

一つ一つ科学的な根拠として積み重ねていくとき、こういうところでわれわれも早合点してはいけないという注意も必要なのだと思われます。もっとも、ダメ絶対センターなどはこんな検証すらなされていないいい加減情報なのですが。

【THC編集部から重ねて質問】
ありがとうございます。すいません。もうひとつ教えて下さい。
日和見感染の件ですが、ベポライザーのような吸引道具を使っても防げないのでしょうか?
カビの生えた大麻は体に悪そうな気がしますが、農薬を使わずに栽培した健康な大麻をベポライザーで吸引すれば雑菌の心配もないのかな、と思ったのですが。

ご多忙のところ、小さな外科医さんから改めてお教えを頂けることになっています。

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