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海外情報 > NORML News
カリフォルニア州議会が明日大麻合法化について議論を行う予定
NORML News : 投稿者 : THC編集部 投稿日時: 2009-11-07

速報: カリフォルニア州議会議員らは明日、大麻の合法化についての議論を行う
2009年10月27日. NORML 副事務局長ポール・アルメンターノ

カリフォルニア州議会議員らは明日、大麻の商業生産および 21 歳以上の成人への販売についての課税と規制を支持しての証言を聞く事になっている。

[ポール・アルメンターノによる 10/29 日の追記: 公聴会全体の記録映像はここからオンラインで見られます。公聴会は三時間行われており、三つに分割して記録してあります。]

[ポール・アルメンターノによる追記: ちょっとした更新。今日の公聴会はメディアによって広く報道されています。Google Newsへ行って "Ammiano marijuana" と入力しましょう。100 件を遥かに越えるニュース項目があり、ニューヨーク・タイムズ、合同国際通信、ブルームバーグ、AP 通信など多岐に渡っています。公聴会はカリフォルニア・チャンネルで生放送されましたが、そのビデオはまだ公開されていません。(カリフォルニア・チャンネルの webサイトを明日か金曜にもう一度見て下さい。Youtubeには5分間のクリップがあります。)NORMLによる今日の証言はここここにあります。公聴会の後、私たちは公安委員会や衛生委員会で非常に多くの重要な議員およびそのスタッフと会い、この問題をより深く話し合いました。(私自身は 4 つの会合に出席しました。)

「今後はどうなる?」という事に関して。まずこれは情報の公聴会であって、今回は何の議決も行われていません。衛生委員会の前にもう一度公聴会が行われるようであり、その後に公安委員会が下院法案 390 号『大麻のコントロール、規制、教育に関する法案』についての公聴会を2010年1月に開く事と見込まれます。もしその時に私たちが委員会を通過するだけの票数を得られたら、議長(この法案の賛同者でもある)は来春のどこかで票決を求めるでしょう。委員会で票数を得られなければ、法案は委員会の中で勢いを失います。単純な話です。]

カリフォルニア州公安委員会は「大麻の合法化と規制についての財務および法律との関係性に関する調査」と題して公聴会を行った。この公聴会は、下院法案390号『大麻のコントロール、規制、教育に関する法案』の賛同者である下院議員トム・アミアーノ(民主党-サンフランシスコ)が司会を務める。午前10時から州議会議事堂の 126 号室にて開かれる。

記者会見は公聴会の前に午前9時から議事堂317号室で行われる。

カリフォルニアNORMLコーディネーターのデール・ギアリンガーは正午、委員会の前で証言を行う事になっている。[編集部註: デールの証言はここで読む事ができます。] NORML はまた事前に準備された宣誓書を提出しており、ここで公開している。

カリフォルニア警察署長協会、検事総長事務所や麻薬取締局を始めとする様々な法執行機関の代表者らは、法案に反対する立場から証言を行う予定となっている。

「大麻の刑事的な禁止措置は、合法的な市場のコントロールをせずに、法執行のみをもたらしている」と NORML 副事務局長ポール・アルメンターノは宣誓書の中で述べている。「このように州および地方政府によるコントロールが為されない状態にあっては、公衆の安全は改善されるよりも、むしろ危険に曝される。大麻の合法化と実際的な規制についての法律の制定のために行動するよう、私は委員会に要請する。」

明日の公聴会は、1913 年にカリフォルニア州議会が刑法上の禁止措置の廃止についての議論を行って以来の事になる。

もしあなたがカリフォルニア在住であれば、明日の歴史的な公聴会に先立って、ここから委員会のメンバーに連絡を取る事ができる。


Source: NORML News
BREAKING NEWS: California Lawmakers To Debate Marijuana Legalization Tomorrow
October 27th, 2009 By: Paul Armentano, NORML Deputy Director


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翻訳とコメント by PHO

カリフォルニアでは既に医療用途に限って合法化されているが、それに限らない合法化への道が模索されているようだ。カリフォルニアで合法になれば、他の州にも追随する所が出て来るだろう。とても楽しみだ。

日本の現在の政治体制においては、例えば「東京都に限って大麻を合法化」というのは実現できそうにない事であるが、昨今議論されている道州制にはこのように国家全体では一気に変えにくい法律を素早く試行できるメリットがあるのかも知れない。

[THC編集部推奨関連リンク/『弁護士小森榮の薬物問題ノート』より]
連邦法と州法のギャップは埋まるのか|アメリカの大麻合法化問題1
カリフォルニア州議会で公聴会|アメリカの大麻合法化問題2

※この翻訳記事は、11月3日に掲載したものの再掲です。編集部の手違いにより、同じ記事を複数の方に翻訳依頼してしまいました。翻訳して下さったとらさん、PHOさん、ごめんなさい。気を付けます。

 

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