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ミック・ジャガー、マリファナ合法化案を唱える
ニュース速報 : 投稿者 : THC編集部 投稿日時: 2010-05-26

英国を代表するロックバンド『ローリング・ストーンズ』のボーカルのミック・ジャガー(66歳)が、マリファナを合法化するべきだと米のテレビ番組のインタビューに応えて、持論を語った。それによると、マリファナを禁止していても、陰で手を出す人間が増えるばかりだから、部分的に許可する必要があると主張している。彼は具体的に、英国のアイリッシュ海に浮かぶ島『マン島』限定で、合法化にすべきだと提案した。

ミックは、米国ニュース専門放送局CNNの生番組に出演し、司会者のラリー・キングとのトークで、この案を示した。「マリファナを合法化するのには、問題に満ちている。しかし、実際にどうなるのかは、試してみないと分からない。英国では新しい携帯電話が開発されると、まずマン島で試験運用されるんだ。同じように、ごく限られた場所で、合法化を試みてみるべきなんだ」と説明した。

ミック自身、1960年代に麻薬所持により有罪判決を受けている。バンドの元リーダーは、麻薬とアルコールの影響で死亡している。自らの体験を通じて、麻薬やマリファナの危険性についても十分承知した上での発言と考えられる。

「人間は何らかの形で、マリファナなどの薬物を経験したいと思っている。そういう傾向にある。特に若者は身体に悪影響があるのを承知で手を出してしまう。非合法であるにも関わらず、これらに手を出して、命を危険に晒す人たちのために(今のままで)何が出来る」

ミックの案によれば、仮にマン島が合法地帯になった場合、マリファナを摂取する人に対して、安全な場所を提供出来るというものだ。非合法であるがゆえに闇で取引され、マフィアなどが流通を牛耳っている。合法化で法が介入することによって、より安全にマリファナの流通をコントロール出来るのではないかと考えているようだ。また、暴力犯罪を抑制出来るとも説明している。

一見奇抜な案のように思えるが、麻薬常習経験があるだけに納得させられるものもある。果たして妙案として、イギリス政府が採用するのだろうか。今後もマリファナ合法化の議論が繰り広げられそうだ。

Screenshot from telegraph.co.uk. This image is used in accordance with copyright law number 32.

■参考リンク
telegraph.co.uk

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Source: ロケットニュース24(β)
ミック・ジャガー、マリファナ合法化案を唱える
2010年5月22日

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