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質問と対話 > 政党・政治家との対話
政治家のパーティーに出席しました
政党・政治家との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2010-12-08

大麻草検証委員会代表の森山さんのご厚意で、6日に開かれた、衆議院議員・藤田のりひこ氏の政治資金パーティーに出席する機会を得た。
せっかく国会議員と話せる機会なので、大麻取締法の諸問題ついて、いろいろと伝えたいと思ったが、多くの支持者が集まるこのようなパーティーで、あまり込み入った話はできないだろうから、要望書をお渡しし、1点だけ教えて頂ければと考えた。
その1点とは、どうしたら国会の厚生労働委員会で大麻の科学的事実を検証してもらえるか、そのような場を設定するにはどのような手順が必要なのか、それを確かめることだった。要望書の内容も、国会で大麻の科学的事実を検証し、そのうえで、大麻の「正しい知識」に基づいた政策を再構築して頂きたいというものだ。
以下が藤田議員に直接お渡しした要望書で、同じ文面の要望書を「国会議員各位」と宛名書きだけ変えて用意しておいたので、来賓として見えていた馬淵澄夫国土交通大臣、蓮舫行政刷新担当大臣、鈴木寛文部科学副大臣、石井一民主党副代表にも、「大麻報道センターニュースvol.1」と一緒にお渡しした。




衆議院議員 藤田のりひこ様

2010年12月6日

大麻報道センター
http://asayake.jp/
主宰 白坂和彦
住所・電話番号

国会における大麻の科学的検証についての要望書


我が国の公的大麻情報の再検証について、下記の通り要望します。

1.日本の公的大麻情報
 我が国では厚生労働省所管の天下り財団法人麻薬覚せい剤乱用防止センター(以下「ダメセン」と略)が、「ダメ。ゼッタイ。」として、大麻の有害性を国民に周知しています。  しかし、「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの大麻情報は、ダメセンが米国の民間団体から16年ほど前まで輸入していた薬物標本見本の説明書を翻訳しただけのものであることが、大麻報道センターの情報公開請求で明らかになっています。
 「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに書かれている大麻の有害性について、医学的論拠を示せないことは、ダメセンの前専務理事や、厚労省監視指導麻薬対策課の情報係長(当時)、海外の薬物情報を収集する同課の担当者も認めています。

2.海外の大麻研究報告例
・米国科学アカデミー医学研究所(IOM)報告
 1997年に連邦政府が100万ドルを拠出して過去の大麻研究を総合的に再検証し、大麻の医療効果を調査しました。1999年に発表された報告書では、大麻は比較的無害であり、痛みの緩和や嘔吐の抑制や食欲増進などの医療効果があるとしています。

・イギリス科学技術委員会によるドラッグ分類
 2006年7月、イギリス下院科学技術特別委員会がまとめたドラッグの新分類では、最も害のあるA分類に、ヘロイン、コカイン、エクスタシー、マジック・マッシュルームが含まれ、B分類には、覚醒剤、アルコール、タバコ、バルビツール酸系睡眠薬が含まれ、大麻や一部の精神安定剤はC分類とされました。

3.大麻所持に対する海外の罰則
 麻薬単一条約によって大麻は規制薬物に指定されていますが、個人使用目的の大麻所持に刑事罰を科すことが求められているわけではありません。
 我が国では、一般に、米国が大麻に寛容だと思われていますが、米国こそが大麻禁止政策の輸出国であり、欧州ではスェーデンなど一部の国を除き、個人使用目的の大麻所持や、国によっては栽培や譲渡も容認されています。

4.医療大麻
 大麻は古来から世界各国で医療的に使われており、日本でも敗戦までは薬局方に「印度大麻」「印度大麻エキス」「印度大麻チンキ」が収載されていました。
 米国では、連邦法によって大麻の医療使用は禁じられていますが、15州が州法で医療大麻を合法化しており、オバマ大統領は、州法に従って医療大麻を使用する患者を連邦法で検挙することはないと明言しています。

 一方、我が国では、大麻取締法第4条によって、大麻を医療目的で施用することも、施用を受けることも、懲役刑という重罰で禁止されており、国内で医療大麻を使用している患者は、自らの疾病を癒す行為によって、日々逮捕の恐怖に怯えています。

5.国会で大麻の科学的事実を検証するよう要望します
 薬物乱用防止政策と、薬物乱用防止教育は、何よりもまず、当該薬物の「正しい知識」に基づかなければ、無意味であるどころか有害ですらあります。
 上述した通り、我が国の公的大麻情報は、厚労省と天下り法人の怠慢と無責任によって、担当者たちすら医学的根拠も示せない内容のまま放置されています。

 我が国の大麻政策は、海外の科学的知見と乖離した、医学的根拠も示せない大麻有害説に依拠する現状のままで良いのでしょうか。
 国民の代表である国会議員は、国会の場で、政治の責任において、内外の専門家を招き、大麻に関する現在の医学的・社会学的知見を再検証し、その上で、「正しい知識」に基づく政策を再構築すべきではないでしょうか。

 国会議員諸賢に対し、衆参の厚生労働委員会において、大麻の科学的事実を検証するよう強く要望すると同時に、ご対応についての回答をお願い申し上げます。

以上


国会に大麻の科学的事実を検証する場を設定するにはどうしたらいいのか。藤田議員をはじめ、複数の方にお話を聞くことができた。なるほど、そーゆーことなのね、よくわかりました。大収穫だった。政治家向けのプレゼン資料を年内に作り、来年からは与野党を問わず、政治に対するアプローチを本格化し、大麻取締法問題を国会マターに持ち込みたい。

貴重な機会を与えて頂き、大麻草検証委員会代表の森山さんにこころから感謝申し上げます。ありがとうございました。パワフルで、行動力・実行力のある森山さんの活躍に期待すると同時に、今後とも、力を合わせ、大麻の可能性を活かせる日本を実現したいと思っています。

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