2010年11月15日にバリ島のングラライ空港で大麻樹脂約5キロの所持により逮捕され、懲役１９年の刑を受けてクロボカン刑務所に囚われているマナリ亭茶楽助さんが、2003年にインドで逮捕された時のお話を写真付きで再掲載します。

初めてインドでもって逮捕された時の事

2003年8月24日

「エンジョイ！ジェイルライフ!!」

そう最後に言い残して俺をインドのヒマーチャルプラデーシュ州(以下HP州)のマンディディストリクト(マンディ地区)内にあるオートポリスステーションから護送してきたお巡りは笑って去って行った。
俺の人生で初めての刑務所の「サブジェイルマンディ」に俺を引き渡して・・・。

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ー逮捕ー
インドのHP州にあるクルディストリクト(クル地区)にある、マナリシティという場所はとにかく内外に対してチャラスが有名な場所、という事になっている。

実際の産地はマナリ周辺の村やマナリバレーの隣の谷、パールバティバレーの方がたくさんあるしモノも良く、その筋の方には常識である。獲れたチャラスはこの辺では主要地点であるマナリに集められ買い取られるのを待つ。その筋の方々は産地に直に買いに行く様であるが…。マナリはチャラスのマーケットと言う事だ。HP州で最高の品質のモノといえば、パールバティバレーにある「マラーナ村」で獲れる「マラーナクリーム」だ。とにかくオイリーでベタベタする。(マナリクリーム、などの謳い文句のモノがあると聞くがそれは間違いだ。マナリにはクリームと呼べる品質のモノは無い)

マナリ市内にあるオールドマナリ村やバシシュト村には昔から外国人旅行者に有名で長期滞在者も少なくない。彼らの目的はタダ一つ。

俺もそんな旅行者の一人であり2001年ごろから特にオールドマナリが気に入って通うようになっていた。

（オールドマナリ、茶楽助の家 +クリックで拡大）

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