2012年5月17日（木）
ワシントンDC ― 全米の有権者1,000人を対象にしたMason-Dixon社の世論調査によると、74％の米国民が、連邦政府は医療用大麻の限定的な使用を合法化した州への介入をやめるべきだとしている。



同調査によると、回答者（うち67％が自称共和党支持者）の74％が、オバマ政権は、医療大麻の使用と栽培、販売を合法にしている州の「医療大麻法を尊重」すべきだと考えているという。州の医療大麻法に「準拠していても、それに関与する個人の逮捕や起訴に連邦政府の資源」をこれまで通り投入することを支持すると答えたのは、わずか15％だった。

この数ヶ月間、オバマ政権は、州の医療大麻法に干渉するさまざまな措置を講じている。その内容としては、連邦法違反での起訴を掲げて州の公務員を脅迫したり、州認可の医療大麻ディスペンサリーの家主を標的にしたりするというもの。このような措置は、2008年の大統領選でオバマ氏が医療大麻法に関して述べた、「法務省の資源を使って州法に介入することは止める」という誓約に反している。

この調査は、1,000人の有権者を対象に、5月10日から14日までの間、Mason-Dixon Polling & Research社がおこなった。その許容誤差は、±3.1%となっている。

先週、米国下院議員らは262対163で、州法に準拠した医療大麻関連の行動に対して連邦政府が税金を投入しないようにする連邦の予算修正案を否決した。135名の民主党議員と28名の共和党議員がこの修正案に支持票を投じた。

この世論調査の全容は、http://www.mpp.org/assets/pdfs/download-materials/MPP-M-D-Poll-5-12.pdf をご覧ください。

Source: NORML News
Three Out Of Four Americans Believe Obama Administration Should "Respect" States' Medical Marijuana Laws
Thursday, 17 May 2012

翻訳とコメント：bongyo　これだけの国民の支持は無視するわけにはいかないでしょう。しかし今回の共和党の候補者ロムニー氏は、あからさまに医療大麻に反対してるようですが。。。

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