12月14日、社会民主党から「衆院選2012 大麻取締法に関する政党アンケート」の回答を頂きました。回答内容は以下の通りです。
◇ 薬物政策について
Q1.ハームリダクション政策について、どうお考えですか?
B.ハームリダクション政策を検討する必要がある
◇ 個人利用の大麻について
Q2.個人的に使う少量の大麻所持を懲役刑とすることについてどうお考えですか?
A.懲役刑のままでよい
◇ 公的大麻情報について
Q3.医学的根拠も出典も不明な15年以上前の米国製薬物標本の説明書を、我が国の公的薬物情報として国民に周知している現状について、どう思われますか?
B.医学的事実に基づいた薬物情報に改める必要がある
◇ 医療大麻の研究について
Q4.医療大麻の研究すら禁じている現状をどうお考えですか?
D.その他(将来的に医療目的の大麻を認める必要は理解できる)
◇ 産業大麻について
Q5.精神活性物質濃度の低い大麻を産業用途で活用することについてどうお考えですか?
D.その他(安全性を検証した上で厳格な栽培体制の下で認めることは、将来的な検討課題と考える)
※単純な取り締まりの厳格化や厳罰政策には限界があると考えているが、これを転換することが薬物を許容するという誤ったメッセージにならないような注意が必要。感染予防策、代替薬物治療、カウンセリング態勢などの整備なども前提。健康被害や社会への害を最小化することを目的として、将来的には薬物対策を全体を見直す必要があると考える。
社会民主党政策審議会(担当:野崎)
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