2012年8月30日 木曜日
カルフォルニア州・サクラメント： カリフォルニア州最高裁判所は先週、医療大麻の生産と販売を地方自治体が許可するのは連邦の規制薬物法（Controlled Substances Act）により禁止されているとした上訴裁判所の決定を棄却した。

先週の水曜日、最高裁判所は、再審理することなくこのパック判決（Pack et al. v. Long Beach）を棄却した。州内各市から選出されたカリフォルニア州議会の議員らはこの数ヶ月間、上訴裁のパック判決が原因で、医療大麻供給者にライセンスを与えるための地方規制を前に進められないでいると述べていた。

訴訟を棄却するという今回の最高裁判所の決定について、薬物政策同盟（the Drug Policy Alliance）の顧問弁護士であるテイマー・トッド（Tamar Todd）は、「今や、カリフォルニア州政府や地方自治体が医療大麻の栽培と販売のための規制を進展させるのに法的な障害はない。」と語った。

また、上訴裁判所による別の判決（City of Riverside v. Inland Empire Patients' Health and Wellness Center, Inc）については、最高裁判所の判決待ちだ。この件について上訴裁判所は、カリフォルニア州法では、州内各市が制限的な用途地域の規制を制定することで大麻薬局を禁止することはできないと判決している。

さらに最近７月に出された州上訴裁判所（Los Angeles v Alternative Cannabis Collective, et al.）の決定では、州の医療大麻法と矛盾することから、ロサンゼルス郡における大麻薬局の禁止令は無効とされている。

詳しい情報は、以下、カリフォルニアNORMLのウェブサイトをご覧下さい。
http://www.canorml.org.

Source: NORML News
California: State Supreme Court Dismisses Appellate Court Decision Banning Cannabis Dispensaries
Thursday, 30 August 2012

翻訳 by 愛の大麻戦士ごぶりん

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