９月１８日に送付した「大麻取締法に関する政党アンケート」の件で、民主党から１１月５日、ファックスでの回答を頂いた。


「遅くなり申し訳ございません」と手書きで書かれ、回答はワープロで書かれていた。

Ｑ１.ハームリダクション政策について、どうお考えですか？
　Ａ.非寛容政策のままで良い
　Ｂ.ハームリダクション政策を検討する必要がある
　Ｃ.分からない
　Ｄ.その他（自由にお書き下さい）

回答：Ｄ
薬物依存・中毒者への治療と自立支援、家族への相談支援を整備すべきだと考えています。省庁横断的な薬物取締体制を強化するとともに、外国の例を参考にしながら実効性のあるアプローチを検討すべきだと考えます。

Ｑ２．個人的に使う少量の大麻所持を懲役刑とすることについてどうお考えですか？
　Ａ.懲役刑のままでよい
　Ｂ.他の先進国程度に見直す必要がある
　Ｃ.分からない
　Ｄ.その他（ご自由にお書き下さい）

回答：Ｄ
今後検討していきます。

Ｑ３．医学的根拠も出典も不明な１５年以上前の米国製薬物標本の説明書を、我が国の公的薬物情報として国民に周知している現状について、どう思われますか？
　Ａ．現状のままで良い
　Ｂ．医学的事実に基づいた薬物情報に改める必要がある
　Ｃ．分からない
　Ｄ．その他（ご自由にお書き下さい）

回答：Ｄ
今後検討していきます。

Ｑ４．大麻を医療目的で使用することについてどうお考えですか？
　Ａ．現状のまま禁止でよい
　Ｂ．医療目的での大麻使用を認める必要がある
　Ｃ．分からない
　Ｄ．その他（ご自由にお書き下さい）

回答：Ｄ
今後検討していきます。

Ｑ５．精神活性物質濃度の低い大麻を産業用途で活用することについてどうお考えですか？
　Ａ．産業としてであれ大麻栽培は厳しく規制すべきである
　Ｂ．薬物として意味のない産業用途の大麻を厳しく規制する必要はない
　Ｃ．分からない
　Ｄ．その他（ご自由にお書き下さい）

回答：Ｄ
今後検討していきます。

以上、ご回答を頂きました。民主党としては、ハームリダクション政策や、大麻政策のあり方について、今後検討して頂けるとのことなので、現状の問題点や、私たちの意見など、具体的な内容について引き続きお伝えしてご理解を頂きたいと思う。

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