「国連麻薬委員会と日本政府への提言」協賛者に、大麻問題の専門家としてご活躍されている丸井英弘弁護士がお名前を連ねて下さることになりました。
丸井弁護士に感謝申し上げます。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
今年3月、ウイーンで国連麻薬委員会が開かれます。2008年は、1998年から始まった薬物撲滅世界大作戦のおしまいの年です。
1998年の「国際薬物統制に関する国連特別総会」では、現外務大臣の高村正彦氏が政務次官として演説しています。(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センター(以下「ダメセン」と表記)のサイトで「日本代表(高村正彦事務次官)演説」として掲載されていますが、「事務次官」ではなく「政務次官」の誤りです。
1998年から始まった薬物撲滅世界大作戦について、カナビス・スタディハウスにも多くの記事が掲載されています。相変わらず不正確な天下り財団ダメセンより遥かに勉強になります。読むならこちらをお勧めします。
ドラッグフリー世界は実現したか? 国連ドラッグ犯罪事務所の詭弁
国連は、1998年、総会の特別部会で、「ドラッグフリー世界は実現できる」 (A Drug-Free World: We Can Do It.) というスローガンの下に、アメリカのクリントン大統領をはじめ各国の要人たちが結集した。報道もその様子を大々的に伝えている。
この集まりの目的は、その後の10年間の世界におけるドラッグ戦争を導くための政治宣言を作ることにあった。最初の草稿はアメリカが主体となって書かれたが、そこには、2008年までに違法ドラッグの取引を 「根絶」 するという野心的な目標が掲げられていた。
禁止法は期限切れ? フレデリック・ポーラック、インタービュー
いずれにしても、国連でも2008年は 「反省と熟慮の年」 にすると言っていますから、それぞれの考え方や従来の禁止法について比較検討する議論が行われることになります。従って、2009年には新しいドラッグ政策が誕生することになると思います
今こそドラッグを合法化すべきとき レトリックだけのドラッグ戦争は破綻している
ドラッグ禁止法は破綻している。禁酒法も含めれば2度目のことになる。・・・世界中の政治家たちは、違法ドラッグの需要を市場で扱うようにはせず、あるいは中毒者を患者として扱うことを拒むのと引き換えに、ドラッグ・マフィアに巨大な利益を与えて国家の支配まで許してしまった。その勢力は、アル・カポネが生きていたら間違いなく恐れをなすほどだ。
こうした惨状を目のあたりにして、レトリックによる「ドラッグ戦争」ではなく、現実を重視した体制を築いて賢くドラッグをコントロールすべきだという考え方が広がってきている。
3月に開かれる国連麻薬委員会には、日本政府も出席するそうです。窓口は外務省で、昨年の第50会期にも出席した外務省の担当官に電話インタビューしたところ、現在関係各省庁に対応を打診しているところで、出席者はまだ決まっていないとのこと。
この外務省の担当の方に、昨年の麻薬委員会で日本がアメリカと共にハームリダクション(害を減らす政策)に強く反対したとHIV関係のNGOがレポートしている件、聞いてみましたが、ハームリダクションに反対したかどうかという点について把握されていないそうです。大きな会議で多くの部会があり、外務省の担当官氏は別の会議に参加していたのだそうです。
担当官氏は、ハームリダクションが全ての国にとって適切な政策というわけではないし、日本はゼロ・トレランスですから、と説明されました。ゼロ・トレランスとは、薬物と薬物使用者の根絶を目指す政策です。「不寛容」政策と訳されることが多いようですが、私は「無慈悲」政策と訳したい。誰にも迷惑すらかけていない行為で刑務所にぶち込む政策。逮捕が怖くて覚せい剤中毒者が治療を受けられず、錯乱した意識で刃物を振り回すまでに追い込む政策。それは政策的無慈悲であり、ハームプロダクションでしょう。
日本では「薬物乱用対策本部」が内閣府に設置され、総理大臣を本部長として、関係省庁の閣僚が本部員として名を連ねています。
2003(平成15)年から取り組みが始まった「薬物乱用防止新五か年戦略」は今年の7月が期限で、日本国内の薬物政策も「反省と熟慮の年」を迎えています。
そこで、THCでは、国連麻薬委員会と日本政府に対し、提言を行うことにしました。
近年の大麻についての医学的研究にはめざましいものがあり、多種多様な疾病に効果があることも知られてきています。アルコールやタバコほどの害がないことも公知の事実です。
そのような大麻を、現状のような厳しい規制で取り締まる根拠は消滅しています。麻薬単一条約での大麻の位置づけを見直す時が来ています。そのような認識を前提として、国連麻薬委員会と日本政府に対し、働きかけを行っていきたいと思います。
野中さん起草の提言をフォーラムに掲載してします。
日本政府向けバージョン
国連麻薬委員会向けバージョン
国連麻薬委員会と日本政府に提言を提出するにあたり、この提言に賛同し、協賛者として名前を連ねて頂ける方を募集します。
現在のところ、THC関係者以外では、麻枝光一こと(株)ニューエイジトレーディング代表取締役の前田耕一氏にご賛同を頂きました。
協賛者の募集を17日までとし、その後、国連麻薬委員会や関係各省庁、海外のNGOなどに、日本のNGOとして発信したいと考えています。
みなさまのご協力をよろしくお願い致します。↓
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
今日、お問い合わせフォームから近親者の逮捕関係でご相談を送信された、メールアドレスの最初の文字が「g」の方へ。
ご相談内容は確認できましたが、返信がエラーで戻ってきてしまいます。
もう一度入力されたメールアドレスをお確かめの上、お問い合わせフォームから再度送信くださるか、infothcjapan@yahoo.co.jp まで直接ご連絡ください。
お待ちしています。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
アクセス数の増加に伴い、ここのところサーバーのエラーが頻発しているようです。エラーログを見てビックリです。
サーバーがエラーになる関係で、ブログランキングへの更新通知機能もおかしくなっています。サーバーが落ちたりすると、何かあったのでは、と心配する人がいるようなので、単にサーバー負荷の問題だよん、と、お伝えしておきます。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
昨年9月にTHCをNPOとして位置付けて再起動し、10月にサポーター専用サイトで臨時総会を開きながら、そのままになっていました。すいません。
各議題についてなどの報告を書きましたので、サポーター登録して頂いた方はアクセスしてみて下さい。
THCのサイトはXOOPSというプログラムを使って構築していますが、大麻とは全く関係ない知人にボランティアで作ってもらったものの、いまいち使い方が分からず、英語版や「検証:ダメゼッタイ」などの関連サイトを含めて統合したいと思いながらそのままになっています。
今後、英語版などを通して海外のNGOなどとの交流や情報交換、意見交換なども行いたいと思っています。
また、紙媒体の資料なども書き起こしの人手がなく、公開できないままになっているものなどもあります。
サポーター登録は気が引けるけど、何か手伝えることがあれば手伝ってもいいよ、という方、いらっしゃいませんか?
ウェブ系の作業(XOOPS,MT,Wordpress等)、英訳、書き起こしなど、力を貸して頂ける方がいらっしゃいましたらぜひご連絡下さい。
よろしくお願い致します。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
[深志神社御札(長野県松本市)]
謹賀新年
力を合わせて良い年にしましょう。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
大麻取締法被害者センター政界進出!
応援してくれるみなさんの力で、人気ブログランキング「法律・法学」カテゴリーの1位になることができました。ありがとうございます。
「法律・法学」カテゴリーに登録されているのは、弁護士、司法書士、社労士など、ほとんどが士業を営む方たちのブログです。当方のサイトをここに登録してから、ついでと言っては何ですが、ランキングを確認するときに、更新を楽しみに読ませて頂いているサイトもいくつかあります。
来年は、いろいろな意味で政策が問われることになるだろうと思います。大麻に限らず。
アメリカでは民主党の大統領候補全員が医療大麻を支持しているそうだし、国連でも薬物政策が議論になるでしょう。
日本の取締当局は、大麻の広がりを抑えようと、今は規制されていない「種」や「使用」の取り締まりを強化すべく、懸命に悪あがきしていますが、医学的・社会学的な根拠に支えられた大麻見直しの世界的な流れに、先進国であるはずの日本が逆らい続けることなどできないでしょう。でも、私利私欲と保身にしか関心がない厚労省の厄人は弾圧を続けようとするでしょう。
政策を変えないとダメなのだと思います。取り締まる現場の人たちは、決められたモノを取り締まっているだけで、取り締まらないことに政策変更する決定などできません。
私利私欲まみれの強欲官僚が代議士を通じて支配する政治から、国民の代表である政治家が方針を決める政治へ。そのような流れを作ることができるかどうか、日本の民主主義は試練の時を迎えているのだろうと思われます。
明日から登録カテゴリーを「政治」に移します。1ページ目ぎりぎりの50番弱に登場という感じかと思います。紹介文を40文字追記できる25番以内を目標に頑張りたいと思います。どうぞ引き続きよろしくお願いします。
「法律・法学」ランキングのみなさまのご健勝をお祈りします。これまでは拝読してもランキングのクリックは「裁判員制度 世論の力で「冤罪」をなくそう」以外ではしませんでしたが、カテゴリーを移したら1ポイント入れます。
(^^;y-~
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
人気ブログランキングの紹介文を更新しました。クリックして読んでね。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
クリックにご協力していただいている方、どうもありがとうございます!
法律・法学ブログランキングで一位になることは、それだけ多くの人がこの問題に関心を持っていることを示すと同時に、より多くの人に関心を持ってもらえる機会になると思います。
これからも継続的に、クリックのほど、よろしくお願いします。
皆さんのカチカチが世論を動かす力となります。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
祐美さん自身が書いた控訴趣意書の書き起こしを手伝って下さる方はいないでしょうか? とても長文(便箋90枚分)なので、複数の方に手伝って頂けると助かります。
手伝って頂ける方は、お問い合わせのフォームからご連絡をお願いします。よろしくお願い致します。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
法律のカテゴリーに登録している人気ブログランキング、26位以下はサイト紹介の文字数20文字以内、25位以内に入るとプラス40文字まで書けます。クリックの絶対数が低いけど、2位をキープしているといったところです。法律関係の仕事をしている人には挑発的かな、と思いつつ、紹介文も時々更新しています。なんて書いたかは下のリンクをクリックして見て下さいませ。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
大麻取締法被害者センターの規約(目的)を一部改定しました。
これまでの「目的」は「被害者」という言葉に引きずられ、大麻取締法による被害の内容について触れていましたが、私たちの目的は、あくまでも大麻取締法の改正です。「個人的に利用する大麻で逮捕するな」という主張です。
そこで、下記のように「目的」を改めます。
--------
第1条(目的)
本会は、個人的に利用する大麻の栽培と所持について、条件を定めて制度化することを求め、その実現を目的として活動する。
また、現行の異常に厳しい大麻取締法の罰則規定とその運用を直ちに改めるよう求める。
本会は、大麻取締法で逮捕された者や家族近親者に対し、科学的・医学的事実に基づいた大麻情報と、逮捕という緊急事態に対処するための実践的な情報を提供し、相談に対応する。
また、相談者が裁判で大麻取締法の違憲性を主張する場合、弁護士への情報提供など、必要な支援活動を行う。
本会は、上記の目的を実現するため、広報、教育、研究活動を行うと同時に、関係省庁や機関に対して働きかけを行う。
本会の活動は営利を目的としない。
--------
*11月16日現在、サポーター登録は21名、ボランティア2名、事務局スタッフ9名の、計32名がユーザー登録しています。黙っていては何も変わらない。あなたも参加しませんか?
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
明日15日、大麻堂の前田さんがビッダーズを訴えた裁判の期日です。「ビッダーズの悪辣さを法廷で暴露します」と前田さんは宣言しています。
この裁判は、ビッダーズ運営の通販サイトに、前田さんの大麻堂が出店した際の契約を巡るものです。ビッダーズが一方的に大麻堂の商品を通販サイトから削除したことに端を発しています。
ビッダーズの支離滅裂な対応は前田さんのサイトに詳しく書かれています。
麻枝光一的大麻生活:ビッダーズ裁判
前田さんとビッダーズの契約の話は横(法廷)に置くとして、いずれにしても、ビッダーズは大麻関連グッズを排除したわけです。
パイプもDVDも書籍も、楽天やYahooの通販サイトでは何ら問題なく売られている合法的な商品です。
契約の当初から、ビッダーズはパイプやハーブは売らないでくれと言っていたとのこと。もちろんそれ自体はビッダーズのポリシーとして何ら咎められることではないでしょう。
大麻関連グッズを排除するような、権力に迎合的なビッダーズを利用するのはやめましょう。
(これはTHCスタッフと合議のうえで呼びかけているのではありません。白坂個人の責任で大麻支持者に呼びかけます。)
ビッダーズ裁判:11月15日(木) 午後1時15分
東京地裁(地図)6階619号法廷
私はちょっと遠くて行けませんが、都合のつく方はぜひ応援の傍聴に行って下さい。
「あっというまに終わるので、傍聴者は遅刻しないように。」とのことです。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
大麻取締法被害者センターを任意団体としてのNPOと位置づけ、サポーターを募集して以来、19名の方に登録して頂いていますが、ほとんどの方が、ユーザー名とパスワードでログインしてもサポーター専用のコンテンツにアクセスできない状態になっていました。まことにまことに申し訳ありませんでした。ボランティア2名とスタッフ9名はアクセスできる設定になっていますが、登録して下さったサポーター用の設定にミスがありました。ごめんなさい。
な~んでせっかく登録してくれたのにアクセスしてないのだろうと、解析を見て不思議に思っていましたが、そういうことでした。
現在は設定を修正したのでログインすれば専用コンテンツにアクセスできると思います。
今後は注意して設定の確認をします。穴があったら入ります。
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート
隔月刊誌「実話ナックルズ X vol.3」(10月25日発売)に、「大麻取締法は『ダメ。ゼッタイ。』」というタイトルで短いコラムを書きました。目次にも出ていない巻末のほうにある短文ですが、連載させて頂けるとのことなので、ウェブとは異なる読者層の目に少しでも触れればと期待しています。
この号にはポンさんこと山田隗也氏の「日本最初のマリファナアウトローは俺たちだ!」という文章があり、また別の特集として「アイヌとして生きる誇り」があり、「警察の犯罪、こいつらどこまでワルなのか?」があり、「徹底ルポ、合法シャブを巡る大騒動、リタリン・パニック!」があり、巻頭には「ロックンロールをなめんなよ」という、ロック界の大御所・内田裕也氏インタビューがあり、その次の2ページ目には「リア・ディゾン(21)”ハメ撮り映像”流出秒読みか」があって、いやあ、飽きないというか、硬軟混在で、全体の記事のボリュームにも圧倒されます。不思議な雑誌。
書店やコンビニや下記で買えます。
ミリオン出版「実話ナックルズX vol3
★ ランキングとツイートにご協力ください ★
ツイート