2011年7月21日
スペイン マドリード:「英国薬理学ジャーナル」にオンラインで発表されたレヴュー論文によると、大麻の有効成分は特定の神経変性疾患の進行を止めるのに有望であり、臨床試験により評価がなされるべきである。
スペインとイスラエルの研究者からなる国際チームが、従来の治療法に反応しないことの多い変性脳疾患である、ハンチントン病とパーキンソン病の2つの疾患をカンナビノイド(訳注:大麻に含まれる化学物質の総称)が抑制する可能性についての評価を行った。
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バリ島で大麻3.6グラムを地元の売人から買ったとして現行犯逮捕された14才のオーストラリア人少年がデンパサールから強制退去処分となりました。報道によりますと、9年生の少年は家族とインドネシアのクタで海外旅行中、売人から大麻を買ったところを御用となりました。少年はインドネシアの劣悪な刑務所で懲役6年の刑を回避し、懲役2ヶ月の判決がおり、未決拘留日数が加算されて、約2ヶ月後の釈放となりました。どうやらオーストラリア政府とインドネシア政府と家族との話し合いがあり、このような刑が確定した模様。
詳しい所は:http://www.theaustralian.com.au/news/nation/teen-lands-in-sydney-after-two-months-in-bali-detention-for-drugs-charges/story-e6frg6nf-1226214000313
こういうことがあるから、海外では最低限、地元の法律を知っておこう。この少年は、14才の未成年ということで、情状酌量の余地があるとして、運良く、危うきを凌いだ。オーストラリア政府や家族が少年側についていたことも釈放に大きく貢献していることだろう。たったの2ヶ月の拘留だが、14才の少年には大きなトラウマとして一生忘れない経験となることだろう。そういえば、現在、日本人女性がバリ島で(大麻所持で)懲役6ヶ月の服役中だよね。
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2011年7月21日
ワシントンDC ー 先週公表された連邦政府の2011年全国薬物規制戦略のデータによると、米国では14名の科学者だけが大麻吸引の影響について人体の評価研究の実施を法的に許可されている。
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2011年7月21日 木曜日
ニュージャージー州トレントン: クリス・クリスティー州知事は7月19日に行われた記者会見において、彼が中断させていた計画の延期を取り止め、州内での六ヶ所の医療大麻ディスペンザリーの開設を許可する用意がある旨を告げた。
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2011年7月14日木曜日
ペンシルベニア州フィラデルフィア: 地方検事セス・ウィリアムズが先週フィラデルフィア・デイリー・ニューズ紙に語ったところによると、軽微な大麻犯罪による起訴を取り止める事で、フィラデルフィア市は昨年度に推定200万ドルの経費を削減したという。
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2011年7月21日
ワシントン州タコマ ー タコマ市の有権者らは今年11月、大麻関連の捜査を『最劣後(最も後回し)』にすることを求める市民発案を決定する。支持者らは、法案を投票にかけるため、4,000を超える登録有権者の有効な署名を提出していた。
法案(タコマ発議 1 )は、大麻の所持に関する違法行為を、『タコマ市の最も後回しの捜査対象』にすることを求めるものだ。
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2011年7月14日
ワシントンD.C. ー 米国の連邦麻薬取締局(DEA)は金曜日、現在規制薬物分類Iに指定されている大麻について、聴聞会を開始し分類を再検討することを求めている9年前の請願書を正式に拒否した。規制薬物分類Iは、疾病の治療において、一般的に認められた医療的効用がない薬物が指定される 。
NORMLやカリフォルニアNORMLなどの公益組織連盟は、2002年9月、包括的な分類見直しの請願書をDEAに提出していた。同連盟は今年5月、コロンビア特別区控訴裁判所で訴訟を起こし、オバマ政権に、連邦法下で分類を見直すよう求める請願書への回答を強制した形だ。
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2011年7月7日 (木曜日)
モンタナ州ヘレナ: モンタナ州地方裁判所は木曜、州の医療大麻法に関して新たに制定された幾つかの規制の発動を禁ずる仮差し止め命令を出した。
今年5月、民主党のブライアン・シュヴァイツァー知事は、署名無しに上院法案423号の成立を承認した。この新しい法律は、州の許可を得ている既存の患者の数を大幅に減少させる事を目的として議会が制定したものであり、7月1日から施行されていた。
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アメリカのミズーリ州で、2012年に向けて大麻合法化のための署名運動がはじまりました。2012年に新法案が通過すると、ミズーリ州が全米でもっとも大麻の取り締まりのゆるい州となりそうな気配です。新法案は成人の大麻使用を許可するばかりでなく、大麻1ポンド(約454グラム)につき$100の課税義務が生じます。また、薬用大麻も合法化に向けて準備が整い、本法案が立法された場合、現在服役中の大麻事犯(非暴力犯に限り)をすべて釈放する予定でいます。本法案を住民投票にかけ、立法させるには全住民の5%の署名を集めなければなりません。
詳しい所は:http://www.pitch.com/plog/archives/2011/11/08/missouri-ballot-push-to-legalize-marijuana-begins
保守的な土壌のミズーリ州でさえも、大麻の合法化に向けて活動をしているグループがいることは非常に頼もしい限りである。2012年にミズーリ州が新しいアムステルダムになれば素晴らしいのだが・・・。
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2011年7月14日
インディアナ州インディアナポリス: 特別総会委員会は今夏、医療目的および嗜好目的での大麻所持に関して、州議会が刑事罰を大きく緩和すべきかどうかについて証人喚問を行う予定である。
刑法および量刑政策に関する暫定研究委員会のメンバーが、この議題について再検討し、政策提言を行う予定である。委員会の第一回目の会合は7月下旬に予定されている。
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2011年7月7日
ワシントンD.C. ー 米司法省は先週、連邦検事らに対し、認可を受けた患者の医療大麻の使用と販売を許可した法律を施行している州における連邦の資力投入についての政権の立場を見直す内容の覚書を発行した。オバマ政権がそのような覚書を発行するのは、今回で2度目だ。
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オランダ南部でコーヒーショップからの観光客の追放がついに法律で明文化されました。1月1日からはじまるツーリストの排除の対象となるのはリンバーグ、ノース・ブラバントとジーランドで、これからは会員制の18歳以上のオランダ人2000人を対象とした小規模なカナビスクラブとして運営していく方針。なお、2013年の1月にはオランダ全土で観光客を排除することになりました。
詳しい所は:http://www.montrealgazette.com/life/Tourists+banned+from+Dutch+cannabis+cafes/5675070/story.html
なんと!2013年からはオランダ全土でコーヒーショップに観光客が入れなくなる。オランダの観光産業にとって大きなダメージとなることだろう。結局、大麻を制度的に管理することが出来なくなり、大麻を供給する立場の人間が地下にもぐり、マフィア化する可能性も大。オランダの世界に君臨するマリファナムーヴメントの先駆けとしての役割は終わりに近づいているのだろうか。それとも大きな転換期に来ているのだろうか。どちらにしても、オランダにはもうチョット頑張って貰いたかった。アムスに行くなら今のうちだね!
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オーストラリアのワームブールで71個の荷物が小川で発見され、中身を警察が確認したところ、それが大麻であることが判明しました。包みの中身全部を併せると合計100キロに及ぶ大麻が捨てられていたものの、そのマリファナはとうに賞味期限を過ぎており、とてもではないけれど吸えるようなシロモノではないということが判りました。当局は小川にガンジャを捨てた犯人の行方を追っています。
詳しい所は:http://www.news.com.au/breaking-news/cannabis-parcels-dumped-in-creek/story-e6frfku0-1226189629115
誰だ!こんな勿体ないことをした奴は・・・。少々古い大麻でもハシシくらいは生産できるのに。それとも、ガンジャが既にカビていたのか。それにしても、荷物ごとガンジャを小川に捨てて環境を破壊することはないのにね。
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テキサス州で今月、3人の少年が脱法ドラッグ、K2を使用した後に、病院に搬送され、心臓麻痺を起こしていたことが判明しました。テキサス当局とDEAはこのような「合法ハーブ」と銘打った脱法ケミカル系ドラッグに対して警鐘を鳴らしています。
詳しい所は:http://www.foxnews.com/health/2011/11/08/texas-teens-had-heart-attacks-after-smoking-k2/
動機が激しくなり、パニック症候群や急性精神分裂症を引き起こすと言われている脱法ケミも、とうとう心臓が止まる、という現象を引き起こすことが明らかになりました。開発者が止めた方がいい、大麻は本物に限るとコメントしているだけに、このような商品には要注意。なにより怖いのは成分がわからないことである。
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シカゴで合法ハーブを吸った末に悲惨な最期を遂げた19歳の少年の母親が、「iAROMA」という種類の合成マリファナを少年に販売したとして、その販売店を告訴しました。同商品はポプリと銘打ってあったものの、使用法については一切ふれらておらず、袋にはただ煙の絵が描かれていました。
少年は合法ハーブを喫煙した後、パニック症候群のような状態に陥り、兄に「合ドラをやった」と電話で通報。それから家から急に飛び出し、車に乗り込んで標識などを乗り越え、一方通行を逆送した後、時速100マイル(約161キロ)で民家に突入しました。エンジンは危うくそこにいた幼児にぶつかる所でした。少年はその場で死亡が確認されました。
鑑定の結果、合法ハーブの成分はJWH-210だということが判明致しました。
詳しい所は:http://beaconnews.suntimes.com/8570948-417/mom-sues-store-that-sold-synthetic-marijuana-to-her-son.html
ひどい事件があったものだ。合法ハーブには要注意。急性の精神分裂症に陥る可能性があるからね。これまで何人の犠牲者が出ただろうか。もう数えきれないよ。
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