デトロイト: 大麻非罰化条例案についての住民投票の実施を巡って係争へ
2010年8月19日 - アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト
ミシガン州デトロイト: 少量の大麻を所持していた成人を刑事訴追する事を禁じる地方条例案の提議者らは、今年 11 月に予定されている住民投票の実施を阻止するとした市の選挙管理委員会の裁定に対し、これに不服を申し立てた。
"Coalition for a Safer Detroit (より安全なデトロイトのための同盟)" は、2010年に住民投票を行うべく 6,000名を越える登録有権者から署名を集めた。
デトロイト選挙管理委員会は六月にこの署名を受理したが、委員会は先週になってこの条例案を住民投票の対象から除外する事を賛成3票、反対0票で決定した。この条例が成立すれば州法と矛盾するとの批判からである。
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ワシントンDC: 医療大麻ディスペンザリーの開設は 2011 年半ばとなる見通し
2010年8月12日 - アメリカ合衆国ワシントンDC
ワシントンDC: メイヤー・アドリアン・フェンティー市長執務室が最近発表した施行指針案によれば、コロンビア特別区においては早くとも来年の夏までは許可を得た患者であっても医療大麻を合法的に取得、所持する事は出来ない見通しだ。
七月末に施行された条例の下では、登録された患者による大麻の栽培と配布を州保健局および D.C. Alcohol Beverage Control Board (アルコール飲料監理委員会) が監督する事になっている。だが市長執務室が発表した施行指針案によると、コロンビア特別区におけるディスペンザリーおよび栽培所に対しての規制の枠組は2011 年1月まで完成しないとのこと。実際にそれらの施設が稼働するのはそれから数ヶ月後になるであろう。
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ランド機関のレポートに関するメディアの報道が「リーファーマッドネス」を鼓舞している
ポール アルメンターノ(Paul Armentano)
[出典:Ventura County Star(訳注:新聞)]
2010年8月7日 カリフォルニア州
メディアで取り上げられた、ランド機関(訳注:シンクタンク)によるカリフォルニア州における大麻の規制管理についての最近のレポートの内容は以下のようなものだった:「大麻合法化により大麻の価格が下落し、大麻消費の増大を招く。」実際のランド機関による結論は、もっとニュースバリューのないようなものであったが。
ランド機関の調査を精読してみると、大麻の合法化により大麻の小売価格と消費量がどれほど大きく変動するのか、著者らもはっきりとわかっていない。11月に住民投票に掛けられる大麻に関する発議である、条例案19号の可決により生じる最も可能性の高い答えは、「それほど大きく変動しない」である。
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また大麻が癌を抑制することが示された。ではなぜわれわれは臨床研究をしないのだろう。
2010年8月4日. ポール・アルメンターノ(Paul Armentano)
オンラインジャーナル誌、『分子癌(Molecular Cancer)』の前臨床データによると、THCの投与が転移性乳癌の進行を遅らせ、悪性腫瘍治療のための新しい手段となる可能性がある。
マドリードのコンプルテンセ大学(Complutense University)での調査者は、ErbB2ポジティブの乳癌(非常に悪性の乳癌であり、通常の治療では対応できない)治療において 、THCとJWH-133(抗精神性のないCB2受容体選択性作用)には抗腫瘍の潜在性があると判断した。
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ラスムッセン世論調査: 大麻がアルコールよりも危険だと考えるアメリカ人は5人に1人もいない
2010年8月5日 - アメリカ合衆国ニュージャージー州アシュベリー・パーク
アシュベリー・パーク, ニュージャージー: 世論調査会社ラスムッセン・レポートが全国の1,000人の有権者を対象に電話での調査を行った結果、大麻の喫煙が飲酒よりも危険だと考えている者はアメリカには五人に一人も居なかった。
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カリフォルニア: 条例案 19 号に対する反対派の主張を法案分析事務所が否定
2010年7月29日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント
カリフォルニア州サクラメント: 条例改正案19号「2010年度・大麻の規制、コントロールおよび課税に関する計画」についてカリフォルニア州"Legislative Analyst's Office (LAO; 法案分析事務所)" が行った分析によれば、この条例案によって作業現場や幹線道路の安全基準が弱体化される事はなく、また恐らくは年間の歳入を「何億ドルも」生み出すという。
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首都ワシントンDCに医療大麻ディスペンサリーがやってくる
2010年7月24日
(編者注:この投稿は今週近日発行予定のNORM週刊メディア報告からの抜粋である。NORML週刊メディア報告を直接受け取りたい方は、ここからNORMLの無料メールマガジンに登録して欲しい。)
連邦議会議員らは、5月にワシントンDC議会を通過した、ワシントンDC管理下で医療大麻ディスペンサリーの設置を認める法案の却下を拒否した。
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カリフォルニア:オークランド市議会が国内で初めて大麻生産施設の設立基準を承認
2010年7月29日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州オークランド
カリフォルニア州オークランド:オークランド市議会は先週、民営による医療大麻の営利的な大規模生産を認可するような条例案を可決した。
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大麻に関する研究は20,000を超えている。研究者がまだ知らないことって何?
2010年7月1日 ポール・アルメンターノ(Paul Armentano)
USニュース&ワールドレポート(US News & World Report)は最近、大麻科学の主題を詳細に調査し、こことここの主題について一対の記事を発行した。
発行前、多岐にわたって私と話した著者は、研究者たちが現在アルツハイマー病や、いわゆるスーパーバグと呼ばれるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)を含めた、多くの病状に対する大麻使用の評価をしていることに注目しているが、いずれの報告にも特に新しい話題はない。
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ニュージャージー州:知事が医療大麻法の施行の延期を要求
米国ニュージャージー州トレントン 2010年6月24日
ニュージャージー州トレントン:共和党の知事クリス クリスティー(Chris Christie)は、前知事のジョン コーザイン(Jon Corzine)が1月に署名した「ニュージャージー州医薬例外的使用法」の成立を延期するよう議員に要求した。この法律は、医師の推薦を受けた患者に対し州の認可を受けた「代替療法センター(ディスペンサリーとしても知られる)」からの医療大麻の入手と所有を認めたもので、7月に発効する予定だった。
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カリフォルニア州:大麻違反法案が上院を通過
2010年6月17日 米国カリフォルニア州サクラメント
カリフォルニア州サクラメント:州内での大麻所持に対する刑罰を軽犯罪(criminal misdemeanor)から違反(infraction)へと引き下げる法案が下院を通過した。
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オレゴン州: 医療大麻ディスペンザリーに関する条例案についての11月の住民投票が承認される
2010年7月22日 - アメリカ合衆国オレゴン州サーレム
オレゴン州サーレム: 選挙管理当局は金曜、許可を受けた患者らが州の認可を得た施設から合法的に医療大麻の提供を受けることを可能にする条例案について、2010年11月の州全体での住民投票の実施を承認した事を明かした。
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メイン州やその他の州において医療大麻ディスペンザリーの開設が承認される
2010年7月16日 - アメリカ合衆国メイン州オーガスタ
メイン州オーガスタ: 州保健当局は、州の八区域のうち六区域で医療大麻ディスペンザリーの運営者を認定した。
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経験豊かな大麻喫煙者は認知機能に関して喫煙後に受ける影響が殆ど無いとの研究結果
2010年7月8日 - アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
ニューヨーク市: 経験豊かな大麻喫煙者は、認知機能に関して喫煙後に示される違いが僅かでしかない。ジャーナル "Pharmacology, Biochemistry, and Behavior (薬理学、生化学、行動)" に今週掲載された臨床試験データにより判った。
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