ワシントンD.C.で1998年の医療大麻法実施を国が認可
2009年12月9日
by ラス・ベルビル
議会と上院での2010年適正法案の話し合いが完結した。これは最大規模の連邦予算案である。ワシントンDCが連邦特別区であることから、その支出の管理は国により管理されている。
1998年にDCで圧倒的支持を得て通過した医療大麻法案だが、ジョージア州の共和党議員ボブ・バーにより導かれた、議会のドラッグ戦士たちによる懸念によって、連邦の資金を開票に投入することはできなかった(これは本当で、民主党政府でも、我々のリーダー達は合法的な投票で市民が票を集めるのを阻止したのである)。それが違憲だとされ、票の集計のために資金を注ぎ込んだ結果、DCの69%が医療大麻を支持していたのである。だからバー氏は”バー修正案”を作ったのであるが、それはDCの住人が票を入れた医療大麻プログラムの実施をDCにおいて阻むものなのである。
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ペンシルバニアでの歴史的な一日
2009年12月2日
今日はハリスバーグにあるペンシルバニア州議事堂において歴史的な日となった。というのも大麻の医療的効用について、この要の州において、立法者による全く初めての議論が行われたのである。
ペンシルバニア(philly)NORMLとその賛同者、民主党の州下院議員マーク・コーエンと共に、2009年バリーブッシュ法、医療大麻の温情的使用法案(house bill 1393)を提出し、本日のヒアリングの実現のために働いてきた仲間たちに栄誉が舞い込んだ。
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大麻の抽出物は難治性の癌の痛みをTHCより効果的に軽減するとの研究結果
2009年12月2日 - プリマス、英国
プリマス、英国: ジャーナル "Pain Management (疼痛管理)" に掲載された臨床試験結果によれば、天然の大麻抽出物(主にTHCおよびカナビディオール、別名 CBD)からなる経口噴霧剤である "サティベックス(Sativex)" の投与によって、プラセボ(擬似薬)や純粋なTHCと比べて癌の痛みを有意に軽減する事ができる。
英国、ベルギー、ルーマニアから集まった国際的な研究チームが、難治性の癌疼痛を持つ患者に対するサティベックス(Sativex)の鎮痛剤としての効用を評価した。177人の被験者が二重盲検法で無作為化されたプラセボ比較試験に参加した。患者らはサティベックス(Sativex)、THC抽出物、プラセボのいずれかを受け取った。
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今週木曜:米上院にて薬物戦争の再評価をすべく議論の予定!
2009年11月30日
新情報!木曜日に開かれる上院での歴史的な司法公聴会の模様をWEBCASTで観ることができる。
[編集者ノート:以下の立法に関する警告がNORMLのe-zine sbscribersにメールで報告された。連邦及び州の詳細な報告を確認するにはこちら。それからNORMLのtake action centerで最新の法的進展を確認することもお忘れなく。]
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マリファナは脳内の新たな細胞を成長させるかもしれない
New Scientist
マリファナに含まれる薬に似た合成物質がネズミの脳内において新たな細胞を成長させた。さらに、この新たな細胞成長はネズミにとって不安や抑圧の減少に関係しているようだ。この結果は実にマリファナ及びその誘導体が脳の健康に良いということを語っている。★ ランキングとツイートにご協力ください ★
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大麻の使用は双極性障害の患者に「神経認知機能の向上」をもたらすとの研究結果
2009年11月25日 - ノルウェー、オスロ
ノルウェー、オスロ: 雑誌『向精神薬』に掲載された臨床試験データによると、大麻の使用は、双極性障害(躁鬱病)と診断された患者に「神経認知機能の向上」をもたらすという。
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コロラド州司法長官が大麻の処罰と医療大麻販売への課税を支持
2009年11月25日、アメリカ合衆国コロラド州デンバー
コロラド州デンバー: 州司法長官ジョン・サザーズは、大麻の個人的使用のための所持に対する州の罰則を大幅に軽減せよとする、コロラド州刑事・少年司法委員会の勧告を受諾した。
サザーズはデンバー・ポスト紙に対し、「議員らは委員会の勧告を受けて『前進』すべきだと信じている」と語った。その勧告とは、4オンス(約114グラム)までの大麻の所持を微罪と分類するように州法を改正するものである。
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アメリカの患者が大麻の消費量で世界記録を獲得
2009年11月21日、NORML 事務局長アレン・セント・ピエール
2009年11月20日、フロリダの株式仲買人アーヴィン・ローゼンフェルトは大麻たばこの消費量で世界記録を獲得した。
アメリカ連邦政府はローゼンフェルトおよび他の三人のアメリカ人に対し、数十年間にわたって医薬品としての喫煙用の大麻を提供してきた。アーヴィン・ローゼンフェルトは27年間この医薬品の提供を受けており、最も長く医療大麻を使用している患者として知られている。
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大麻関連法の改正は政治的な好機であり、重荷ではない
2009年11月20日、NORML 副事務局長ポール・アルメンターノ
今年の一月に、私は "The Hill's Congress blog" で次のように宣言した。
「大麻関連法の改正はもはや政治上の重荷ではない。これは政治的な好機である」と。十ヶ月が経った今では、州で選ばれた公職員のうち前例のない人数がこのメッセージに注意を払っている。これは一つの例に過ぎない。
コロラド州: 先週、"Commission on Criminal and Juvenile Justice (刑事・少年司法委員会)" は議員らに対し、大麻による処罰を大幅に減らして、4オンス(約114グラム)までの所持を微罪に分類するように求めた。また、より多くの大麻の所持(16オンス、約454グラムまで)については、これを軽犯罪とするように勧告した。州司法長官ジョン・サザーズは、デンヴァー・ポスト紙に対して次のように語っている。「私は委員会の勧告を支持する。もしこれが成立すれば、コロラド州における大麻所持法は国中で最も寛大なものになるであろう。」
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フィラデルフィアは大麻での逮捕をやめれば年間300万ドルを節約できるだろう
2009年11月19日、NORML支援活動担当ルース・ベルヴィレ
(PhillyNORML: クリス・ゴールドシュタインとデレク・ローゼンツヴァイク)フィラデルフィアは、大麻の喫煙者らを犯罪者として写真に撮るのをやめれば、年間300万ドル以上も節約する事ができるだろう。
フィラデルフィアでは少量の大麻の所持によっても必ず逮捕・拘留を受ける。これはペンシルヴァニア州の他の郡とは異なった手続きとなっており、そのために市は年間に何百万ドルもの費用を費している。市における逮捕者の中で大麻の所持によるものは84%と大きく偏っており、不吉な様相を呈している。
PhillyNORML が今年行った調査により、市に深刻な問題が起きている事を示すこれら二つの不穏な兆候が明らかになった。ただし問題に対する態度が実用的な方向へ変化して行く予兆は見えており、市の職員らはこれらの懸念事項に積極的に取り組むために、法改正の提唱者らと継続的に対話の場を設けている。★ ランキングとツイートにご協力ください ★
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カリフォルニア医師会は「大麻の禁止は公衆衛生政策として失敗だ」と語る
2009年11月19日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント
カリフォルニア州サクラメント: カリフォルニア医師会(CMA)の代表者会議は、大麻の刑事的な禁止政策は「失敗した公衆衛生政策である」とする決議文を承認した。
成立した決議文704a-09『大麻の犯罪化』では次のように述べている。「CMAは、大麻の犯罪化は失敗した公衆衛生政策であると考える。健康の見地から、大麻の使用についての現在の政策を変更する事を議論し、教育を行う事を奨励する。」
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禁止論者は新聞を読んでない
2009年11月9日
NORML 副事務局長ポール・アルメンターノ
何はともあれ禁止派というものは首尾一貫している。結果如何にかかわらず彼らは自分たちの主張に固執し、その要求が疑わしかろうがお構いなしだ。
典型的な例だが、ネット版CBS新聞上で行われた、最近リタイアしたオレンジ郡監督委員でカルフォルニア州裁判官ジム・グレイ(多くの人は最近、公衆衛生についての特別委員会で彼が証言しているのを見ているだろう)と禁止派の暴利商人デービッド・エバンス(彼はニュージャージーにおける医療用マリファナの法的改善についてNORMLのクリス・ゴールドステインとの議論の中で嘘をついたと言われている)の議論がある。
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グラスリーさん、薬物政策について合理的な議論をしましょう
by マルニー・ステッドハム
アイオワ
我々の刑事裁判システムは至急変える必要がある。アメリカの人口は世界の5%であるが、25%の犯罪者を抱えている。連邦の犯罪者の半分、州の犯罪者の21%である薬物犯罪者が、合衆国の刑事裁判システムを形作る主な要因である。
その大半が軽度の犯罪者で暴行歴などは無い。2008年の米調査会ゾグビーの調査によると、4人に3人が薬物に対する闘いは失敗していると答えている。
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タバコ関連医療費:800ドル、アルコール関連医療費:165ドル、大麻関連医療費:20ドル-何か質問は?
2009年11月17日 NORML副理事ポール・アルメンターノ
[編者注:この投稿は今週発行予定のNORMLの週刊メディア報告から引用したものだ。NORMLのメディア報告をEメールで受け取るには、ここからNORMLのフリーe-zineに登録すれば良い。]
「ブリティッシュコロンビア州(訳注:カナダの州)精神衛生・依存症ジャーナル」によると、ユーザー一人当たりの医療費は、飲酒者で大麻ユーザーの8倍高く、タバコユーザーでは40倍以上も高い。
記事によると「ユーザー一人当たりの医療費では、タバコ関連の医療費が800ドル以上、アルコール関連がずっと低い165ドル、そして大麻関連が最も低い20ドルである。」
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米国医師会が大麻の禁止薬物指定についての科学的な再調査を要請
2009年11月12日 - アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン
テキサス州ヒューストン: 米国医師会 (AMA) は今週、連邦政府が大麻をスケジュール1の禁止薬物に指定している事についての科学的な再調査を要請した。
火曜、AMAの代表団は次のように決議した。「大麻をベースにした医薬品の臨床的な研究および開発を助ける事を目的として、連邦政府が大麻をスケジュール1の禁止薬物に指定している事についての再調査を行う事を強く求める。」
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