経験豊かな大麻喫煙者は認知機能に関して喫煙後に受ける影響が殆ど無いとの研究結果
2010年7月8日 - アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市
ニューヨーク市: 経験豊かな大麻喫煙者は、認知機能に関して喫煙後に示される違いが僅かでしかない。ジャーナル "Pharmacology, Biochemistry, and Behavior (薬理学、生化学、行動)" に今週掲載された臨床試験データにより判った。
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ワシントン州:大麻合法化条例案についての 2010 年の住民投票は不可能に
2010年7月8日-アメリカ合衆国ワシントン州シアトル
ワシントン州シアトル:州において18歳以上の者が大麻を所持、栽培、使用、売買する事に対する罰則を全廃するための条例案について、2010年11月に住民投票を行う資格を得ることは出来ないであろう。条例案の提議者らがAP通信社に明かした。
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カリフォルニア:大麻所持罪による逮捕者は黒人およびラテン系アメリカ人に偏っているとの調査結果 -NAACP カリフォルニア支部は大麻合法化条例案を支持
2010年7月1日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サクラメント
カリフォルニア州サクラメント: ニューヨーク市立大学クイーンズ・カレッジおよびヴァージニア州シェナンドア大学の研究者らが今週発表したレポートによれば、カリフォルニア州の中で面積の広い上位25の郡で、アフリカ系アメリカ人は白人よりも二倍以上の割合で大麻の所持により逮捕されている。
アフリカ系アメリカ人は白人よりも大麻の使用率が低いにもかかわらず、その所持のために警察に逮捕される割合は遥かに高いのである。そのように著者らは報告している。
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イギリスが医療品としてマリファナスプレーを認可
2010年6月24日 NORML副理事長 ポール・アルメンターノ(Paul Armentano)
イギリスの規制当局はサティベックス(Sativex)の販売・マーケティングを承認した。サティベックスとは、天然カンナビス抽出物で構成されている口腔へのスプレーであり(主に、CBTとしても知られている植物カンナビノイド、THCとカンナビジオールから成る)、多発性硬化症(MS)治療に用いられる。
2005年以来、カナダでは患者が合法的に入手することが可能となっているこのスプレーが、イギリスでも月曜日から登場したのだ(訳注:記事掲載は2010年6月24日)。この薬は、バイエル・コーポレーション(Bayer Corporation)によってイギリスで販売される予定である。サティベックスは、それぞれの患者につき、州運営の国立健康増進局(National Health Service)が、一日およそ11ユーロ(約16ドル)を負担することになるだろうと、当社は推測している。
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大麻に含まれる化合物が神経細胞の生成を促進するとの研究結果
2010年7月 1日 - ドイツ、ベルリン
ドイツ、ベルリン: ジャーナル "Cell Communication and Signaling (細胞間情報伝達)" で発表された前臨床試験データによると、精神活性作用を持たないカナビノイドであるカナビディオール (CBD) を実験動物に投与した結果、成体におけるニューロン新生が促進されたという。
ドイツ、スイス、メキシコの国際研究チームは、THCおよびCBDの持続的な投与がもたらす空間記憶能力とニューロン新生への影響を調べた。彼らは次のように報告した。「空間記憶能力および成体におけるニューロン新生については、THCとCBDは異なる作用を示した。CBDは空間記憶を阻害せずに、ニューロン新生を活発化した。一方でTHCは空間記憶を減衰させたが、ニューロン新生に影響は与えなかった。」
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大麻に含まれる化合物が口腔癌を抑制するとの研究結果
2010 年 6 月 24 日 - アメリカ合衆国ニューヨーク州シラキュース
ニューヨーク州シラキュース: ジャーナル "Pharmacology (薬理学)" の六月号に掲載された前臨床試験結果によると、カナビノイド delta-8-THC およびdelta-9-THC の投与により人体における口腔癌細胞の細胞呼吸および腫瘍増殖を抑制できる事が判った。
ニューヨーク州立大学群 (SUNY)、州北部シラキュース医科大学の研究者らは、人間の口腔癌細胞株であって従来の抗癌剤に対して高い耐性を持つTu183を用い、delta-8-THC および delta-9-THC の持つ抗癌作用を調べた。
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ミシガン州: デトロイトで合法化条例案が 11 月の住民投票に向けて承認される
2010年6月17日 - アメリカ合衆国ミシガン州デトロイト
ミシガン州デトロイト: デトロイト市民らは今年11月、少量の大麻を所持した事で成人を刑事訴追することを禁止するような地方条例案について住民投票を行う。
市議会の議員らは今週選出されたのだが、彼らには条例についての行動を起こすつもりは無く、その代わり今年の秋に結果を有権者らに決めさせることを選んだ。もし条例が成立したら、市議会はデトロイト市条例を改正し、21歳以上の者が私有地において 1オンス(訳注: 約28.3グラム)未満の大麻を使用または所持する事についての罰則規定を削除することになっている。
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サンフランシスコ: ハイタイムズ誌が今週末にメディカル・カナビス・カップを開催
2010年6月17日 - アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ
カリフォルニア州サンフランシスコ: 医療大麻の賛同者、患者、農家、そしてディスペンザリー運営者らが今週土曜と日曜にサンフランシスコに集結する。
第一回アメリカン・ハイタイムズ・メディカル・カナビス・カップに参加するためだ。
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ロサンゼルスの医療大麻管理条例が正式に発効
2010年6月9日 米国カリフォルニア州ロサンゼルス
カリフォルニア州ロサンゼルス:市内で合法的に営業できる医療大麻ディスペンサリー(大麻薬局)の総数、ディスペンサリーはどのように事業を行わなければならないのか、およびディスペンサリーを設置できる場所を定めている、市の条例が月曜に発効する。
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11月の投票は大麻禁止を終わらせるための奮闘のなかで歴史的に重要なものになりつつある
大麻禁止を終わらせるための奮闘にふさわしく、11月の投票は近年の歴史上最も重要なとこの一つになりつつある。
今年の秋、いくつかの州の有権者が州および地方政府の大麻法をきっちりと変革するため、住民投票法案を可決する機会を持つことになる。 今までのところ、 以下のような法案が、11月の投票へ至るまでに承認されてきたのだ。:
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大麻を使用していた統合失調症患者はより高い認知能力を持っているとの研究結果
2010年6月3日 - アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハセット
ニューヨーク州マンハセット: 大麻を喫煙していた統合失調症患者は、そうでない患者と比べて高い水準の認知能力を持っていることが、ジャーナル"Schizophrenia Research (統合失調症研究)" に発表された臨床試験データにより判った。
ファインシュタイン医学研究所、ニューヨークのズッカー・ヒルサイド病院、アルバート・アインシュタイン医科大学、そしてプリンストン大学の研究者らは175名の大麻喫煙経験のある統合失調症患者の持つ神経認知機能を、違法ドラッグの経験が全くない280名の患者と比較した。
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統合失調症の発症年齢は大麻使用と無関係との研究結果
2010年6月9日 米国ニューヨーク州グレンオークス
ニューヨーク州グレンオークス:「統合失調症研究(Schizophrenia Research)」ジャーナルにオンラインで発表された臨床試験データによると、大麻使用は、初めて統合失調症を発症した患者の精神疾患の発症と、単独では無関係である。
ロングアイランドのザッカーヒルサイド病院、ブロンクスレバノン病院、アルバートアインシュタイン医科大学、ファインスタイン医学研究所、イェール大学、米国国立精神保健研究所の研究者たちは、生涯の大麻使用が統合失調症患者の陽性症状の早期発症と関係があるかどうかの評価を行った。研究者たちは、統合失調症を初めて発症した大麻使用歴のある被験者49人を、統合失調症を初めて発症した非合法薬物の使用歴のない被験者51人と比較した。
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大麻の喫煙が自動車の運転に及ぼす影響は殆ど無いとの研究結果
2010年5月27日 - アメリカ合衆国コネティカット州ハートフォード
コネティカット州ハートフォード: 三月に "Journal of Psychoactive Drugs(向精神薬ジャーナル)" にて発表された臨床試験データによれば、自動車運転シミュレータを用いた一連の試験に先立って大麻を喫煙した被験者らは、その直後に喫煙した場合と事実上同等な精神運動機能を示した(訳注: 行動速度や反応時間などに関する機能のこと)。
コネティカット州ハートフォード病院およびアイオワ州カーバー大学医学部の研究者らは、85名のボランティアを対象に自動車運転シミュレーションに関する二重盲検プラセボ対照試験を行った。この試験では被験者らが自動車事故リスクに関する様々な事象に対して反応する様子が評価された。例えば交差点へ不正に侵入してきた車を避けたり、信号の変わり目で停止すべきか進行すべきかを判断したり、緊急車両の存在に反応したり、車道に入ってきた犬を避けたり、助手席に座る者の声に注意を逸らされる事なく安全運転を維持する事などである。被験者らはこれらのテストをまず大麻を摂取せずに受けた後、紙巻き大麻を一本喫煙し、30分経過してから再びテストを受けた。その紙巻き大麻には2.9%のTHC が含まれていたか、もしくは(プラセボとして)THCが全く含まれていなかった。
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ワシントンDC:提議されている医療大麻売上税の計画は40万ドルの税収を市にもたらし得る
2010年6月9日 米国、ワシントンDC
ワシントンDC:DC特別区議会の議員たちは、特別区の認可を受けた医療大麻ディスペンサリー(大麻薬局)で販売される大麻に対し6%の売上税を課す提議に、賛成票を投じる見込みである。
ワシントンDCの財務責任者は、新税が5年で40万ドル以上の歳入をもたらし得ると見積もっている。大麻の医療使用を特別区に登録する患者の数により、総税収は更にずっと大きな額になり得る。
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メイン州:州の新しい医療大麻法に関する一日シンポジウムが今週末に開催される
2010年6月3日 米国メイン州ポートランド
メイン州ポートランド:6月5日土曜日に公衆衛生担当者が、初のメイン州医療大麻会議に出席するため南メイン州大学に参集する。この一日シンポジウムは、認可を受けた患者の内密の登録簿を作成することと、医療大麻を生産・流通する施設の認可を保健局に委任することを盛り込んだ、新たに改正された州の医療大麻法に対する医師、患者、法執行官、公務員の理解を深めるためのものだ。
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