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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-04-12
白坂の雑記帳

ちょっとサイトを整理編集しました。右側の目次の一番上に「現在アクセスしてる人」を付けてみました。これはこのサイトにアクセスしている人数をリアルタイムに表示します。つながっている人がいる感じがして良くない?
「現在アクセスしてる人」のすぐ下に「人気ブログランキング」を差し上げます。お願いね。

昨日、アクセス解析を見たところ、毎月20万ページ以上が閲覧されています。大麻と大麻取締法に関する情報、その課題に取り組む活動状況を発信するサイトとして、一定の役割を果たせているかな。どうかな。まだまだだけど。
「活動履歴」と「外部リンクTOPICS」も更新しました。
新着リンクも適時更新しています。

これから取り組むべき具体的な課題や、すぐにでもやったほうがいいことが山積みで、たくさん溜まっていますが、何か?

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-04-11
白坂の雑記帳

規制薬物を3段階に分類し、そのランクに対応した罰則を適用しているイギリスでは、2004年に大麻はBからCに引き下げられ、事実上、非犯罪化が現実のものとなった。その後、この規制をBに戻そうとする反動的な動きもあったが、諮問委員会の科学者たちの良心に守られて、現在までCのまま据え置かれている。

この大麻規制のランクを再びBに戻そうとして、昨年首相に就いたブラウンおじさんは、科学者が構成する諮問委員会に諮った。その結果、諮問委員会は、大麻規制をBに戻す科学的根拠はないと答申することを決めたという。

参照:イギリス政府諮問委員会(ACMD)答申/カナビスはC分類に据え置くべき

しかし、最終的に決定するのはブラウンおじさんだそうである。政府の最終決定は5月初旬とのこと。

さて、ブラウン首相は諮問委員会の科学者たちの見解を尊重するだろうか。それとも、人気凋落の起死回生策として、大麻の規制を元に戻すだろうか。現在のイギリスはマスコミを含めてリーファー・マッドネス状態なのだそうだ。日本と同じらしい。あちらは非犯罪化が為された上での話だが。

それではここで問題です。
これまで、諮問委員会の答申が尊重されなかったことはないそうですが、今回、ブラウンおじさんは、科学者たちの答申を無視してBに戻すか、それともCに据え置くか、どっちを選ぶでしょう?
次のなかから選んで下さい。

(1)どうせ落ち目だしヤケクソでBに戻す。
(2)諮問委員会の意味がなくなるので戻せない
(3)実はおじさんも大麻を吸ったことがある(但し吸い込まなかった)

正解した方の中から抽選で1名様に、私の執行猶予残り1年半をプレゼント!どしどしご応募下さい。
正解と当選者の発表は5月初旬。チャンネルはそのままで。

↓↓↓↓↓ご応募はこちらから↓↓↓↓↓↓

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-04-02
白坂の雑記帳

アメリカで大麻法の改革に取り組むNORMLに、THCの「提言」をメールで送りました。丁寧で嬉しい返信を頂いたので、やりとりを紹介します。
-------------

野中さんの原稿をネイティブの人に確認してもらって送ったメール。

Hello.

We are a small (Japanese NGO) citizen's group which is pursuing a course of action to establish the right of cultivation and possession of cannabis for personal use in Japan.

We know about NORML through articles translated by a Japanese volunteer and feel deep respect for your cause and efforts.

We submitted 'A Proposal for Reforming Cannabis Control under the International Treaties' to Japanese Government and the UN Commission on Narcotic Drugs.

Our intent is to illustrate the negative impact of the current Japanese cannabis laws under the zero-tolerance policy mandated by prohibitive international treaties. We hope that collectively with other organizations worldwide that our actions will compel the international body to objectively review subject international treaties and revise the regulation of cannabis consistent with the facts presented during such a review.

The following proposal document is provided for your information and was recently submitted to the 51st session of the UN Commission on Narcotic Drugs.
(以下提言は略)
-------------

NORMLからの返信。

Thanks for contacting NORML!

I am glad that our releases and articles make it to you in Japan, and I am pleased that it may have played some small part in your reform efforts.

We also feel deep respect for your efforts, particularly to influence UN policy. If our many voices join around the world, soon we will be listened to.

Please be in touch if we can do anything to support your efforts.

Sincerely,j

Ron Fisher
National Outreach Coordinator
norml@norml.org
202-483-5500

-------------
やりとりをTHCで紹介して良いか、こちらから確認のメール。英文はチェックしてもらっていないので、間違いとか言い回しが変だと思うけど、出してみた。

Hello,

Thank you for your reply.
In Japan, the movement to reform the law will not be widely accepted.
In a state of affairs like this, your releases and articles show us the way to go.

To tell the truth, I feel a language barrier. But I believe in the truth of cannabis cross the border.

May I place your reply in our web?
The reply from you will make us energetic.

Sincerely,

-------------

そしたらまたすぐに「頑張ろう」と返信を頂いた。

Hello again.

All social movements take time and patience.

You may certainly place our reply on your site. You may place anything from www.norml.org or blog.norml.org there as well, if you feel it will be good.

I feel happy that we have corresponded.

Ganbaro! :D

Sincerely,

Ron Fisher
National Outreach Coordinator
norml@norml.org
202-483-5500

-------------

日本の宗主国アメリカでは、NORMLのような団体が多数あって、それぞれが活発に取り組みを進め、大きな成果を上げている。それに比べて、日本は・・・

Ganbaro! :D

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-04-01
白坂の雑記帳

ミリオン出版のサブカル誌「実話ナックルズX」に連載中の「大麻取締法はダメ。ゼッタイ。」がノーベル文学賞を受賞しました。
以下はその第3回目の原稿です。

今年の3月、国際的な薬物規制について協議する国連麻薬委員会が開催される。1998年、国連は、この先10年で世界から違法薬物の取引を根絶するという壮大な目標を掲げた。3月の会議では「反省と熟慮の年」として、この10年の取り組みが検証される。日本国内でも、内閣府に設置された薬物乱用対策推進本部の新5ヵ年戦略が7月に期限を迎える。

この節目に、私たちは国連と日本政府に対し、大麻規制のあり方を見直すよう提言を出す。厚生労働省の「厄人(やくにん)」は無意味な大麻弾圧を続けている。先進国の中でも日本の大麻規制は異常に厳しい。厚労省が未だにGHQの指令を守り通しているからだ。

私たちの提言に協賛者として、大麻堂の前田耕一氏、大麻問題の専門家である丸井英弘弁護士、元祖フリークスのポンさんこと山田塊也氏、中部大学の武田邦彦教授も名を連ねて頂くことになった。

厚労省大麻情報の根拠は、15年以上前のアメリカ製薬物標本の説明書だ。医学的根拠などなく、その説明書の原本すら残っておらず、厚労省はコピーを持っているだけだ。私達の情報公開請求に対し、厚労省はその情報を隠蔽しようとした。そこで私たちは内閣府の情報公開・個人情報保護審査会に異議申立を行った。審査会は私たちの主張を全面的に認め、厚労省に情報公開をやり直すよう答申した。厚労省のデタラメを内閣府設置の審査会が認めた意義は大きい。

麻薬取締官の本部である厚労省麻薬対策課の厄人を批判しているせいか、どうもしばらく前から内偵されている気配を感じる。5年前、私は嗜好目的で大麻栽培免許を申請し、免許のないまま栽培し、それらをネットで公言し、近畿の麻薬Gメンに捕まった。最高裁まで闘ったが、懲役3年執行猶予5年で終わり、今も私は執行猶予中だ。今回、私たちの情報公開請求に対応したのは、うちにガサに来た麻薬Gメンだった。

だが、断言しよう。勝つのは私たちだ。大麻の真実が勝つ日はそう遠くない。


この原稿を書くしばらく前、昨年の秋から今年の初めにかけて、なんだか鬱陶しい気配を感じていました。THCのような活動をしているので、まあマークはされているだろうし、何か逆恨みしている者がガセネタでチクることも考えられるな、と思っていました。内偵されていたのかどうか事実は分かりませんが、もしされていたなら、何も違法な行為を見つけられずに撤収したのかな、と思っています。が、分かりません。いずれにしても、私は逮捕されての戦いを再び行うつもりはないので、また、THCの代表を名乗っている以上、会員に責任もあるので、法に違反する行為を行うつもりはありません。戦いの道具は現物ではなく、言葉だと思っています。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-03-26
白坂の雑記帳

アートの独り占めは後ろめたいので。


烈火を纏う大麻
「烈火を纏う大麻」を纏っている女の左内股

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-03-26
白坂の雑記帳

カナビス・スタディハウスの情報が、「大麻」というキーワード検索でヒットしないのは大変にもったいないので、「カナビス」という単語を「大麻」に置き換え、「大麻学習館」を建設中です、た。
本家カナビス・スタディハウスのダウさんご自身が、アッという間に作ってしまった。

大麻スタディハウス
http://www.taima-studyhouse.com/

大麻が効く病名や、海外の地名などなどなど、多くのジャンルの多くのキーワードと、「大麻」というキーワードの組み合わせ検索でも、ヒットするようになるでしょう。楽しみです。

ダウさんには、感謝を込めて、「ある若い女の左太腿の内側の写真」をお送りしました。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-03-25
白坂の雑記帳

自分をガキだと言っている、ある若い女から、左太腿の内側の写真をメール添付でもらった。こーゆーのを、役得というのだろうか。どうせなら、ナマで見たいぞ。

「烈火を纏う麻」のタトゥー。
おお、いいじゃん!ということで、デスクトップの画像として並べてみた。
おお、いいじゃん!ということで、自慢してみる。



某SNSで本人がこの写真を公開しているので、THCでの公開もOKと了解をもらったが、もったいないので元画像は掲載しない。(^^y-~
大麻学習館の建設とか手伝ってくれる人にはあげる。(^^y-~

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-03-18
白坂の雑記帳

大麻の所持を取締当局に自ら告げ、逮捕されることによって司法を潰したいと宣言していた山崎さんのブログが、消された。サービス提供元のYahooが規約違反で消したのか、山崎さんが大麻所持を伝えた検察がYahooに通告したのか、はたまた2ちゃんねらーがYahooに連絡したのか、それは分からない。
また消去される可能性が高いけど、アメブロに移したようだ。

やまのブログ

2ちゃんにも関連スレッドがある。

大麻裁判そして裁判官の職権濫用

山崎さん、勝ち目はないと思うよ。
ただ大麻を所持していたというだけで、既に5年の服役を経験したというのに、あるいは、既に5年の刑務所暮らしを経験したからこそ、かもしれないけど、もう、捕まるような戦い方はやめてほしい。なんだか悲しいよ。山崎さん自身が、「気が滅入る」と書いていたけど、だったら、別の方法を考えよう。気が滅入るような方法ではなく、前向きになれるような、展望を持てるような、気持ちが明るくなるような、違う手段を探そう。

私はそう思う。だから、思い直してほしいけど。
いずれにしても、その魂に、心からの声援を贈ります。

山崎さんが好きだと書いていた中島みゆきの「ファイト!」、俺の好きな吉田拓郎が歌ってました。


頑張れ!山崎!


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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-03-15
白坂の雑記帳

卒業旅行で海外に出かけ、帰国した際に税関で危うい目に遭ったという若者からメールをもらった。




初めまして。
実は昨日まで、卒業旅行でタイとネパールに行きました。タイ2日、ネパール2週間でした。乗り継ぎを4回ほど繰り返し、くたくたで福岡国際空港に到着したときでした。犬がウヨウヨ嗅ぎまわっている状況に、何か嫌な予感を感じつつも税関へ、

「荷物だけみさせてもらってもいいですか?」
「どうぞ。」
「後ろも人が多くなってきましたので、別室へどうぞ」

と言われGO。
荷物をひっくり返され、お土産のパイプやボングを怪しまれる。
普通にしまってあった種はノータッチで、1度タイで使用したパイプに犬が反応したと思われ、欠片を鑑定され、大麻反応が出ました。
彼女と2人だったのですが、近くの病院へ体内のレントゲン撮影を頼まれ、時間がないから、任意だからという理由で断りつづけたのですが、起訴するだの、協力してもらう他ないなど言われ、しぶしぶサインしました。

病院の待ち時間で、彼女は疲れと体調不良から泣き出してしまい、私はサインを後悔し、検察官を怒鳴りました。

「彼女は妊娠の可能性もあり、体調も疲労のピークである。私たちは午後から用事があり、家族に遅れる連絡をしていないため、心配されている。これは人権の侵害ではないか?」

しかし、「理解してもらう他ない、すぐに終わりますから」の1点張り。

相当ごねた結果、私から診察へ。彼女も其のあとしぶしぶ撮影へ。
結果は、両方「シロ」。

その後、賠償などはなしの、家まで送ってもらい、タクシー代は浮いたものの、何だか腑に落ちない、不安な気持ちです。

使用した武器を持って帰った私が悪いのですが、今後、名前や記録をマークされていないかなどが心配です。
あと、聞きましたが、肛門の中を検査され、シロだったら金1プンは嘘だそうです。
今は、体内撮影が主流ということで、海外からの持込は大変リスクが大きいようです。
トイレも自由にさせてもらえず、監視がいて、流すことも無理です。
この情報で、用心と最新情報の一貫になれば、幸いです。
ちなみに、成田は唯一、空港内に撮影できる施設があるそうで、すぐに結果がでるそうです。
関西国際は、噂どうり、厳しいということです。

情報提供ということで、文を終えます。




パイプから大麻反応が出たのは危なかったね。当局に目を付けられたと思っておいたほうがいいかもよ。家まで送ってもらってタクシー代は浮いたかもしれないけど、自分で家を案内したってことでもあるし、土産のボングは常習性を疑われそうだし、そのうち狙い撃ちで職質されるかもよ。
「肛門の中を検査され、シロだったら金1プンは嘘」って、そんな肛門の中の話、最初からクサイでしょう。
円高だし、これから卒業旅行で海外に出かける人も多いかと思いますが、持ち込んで発覚すると内定も取消しになりかねません。服に染み付いた匂いにすら犬は反応すると聞いたことがあります。だから、プロは必ず着替えて帰国するって。

お大事に。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-02-23
白坂の雑記帳

山崎さんという方のブログ、初めて知りました。

大麻裁判そして裁判官の職権濫用

このブログの目的

はじめまして
私は留置場、拘置所、そして刑務所と合わせて5年ほど塀の中にいた者です。理由は大麻取締法違反です。しかし私は自身の大麻所持を悪いこととはまるで思っておらず、ために捕まった当初より争い続けています。最初に捕まったのは1998年で、そのときは懲役2年6月執行猶予4年の判決でした。

その判決に納得できなくてね
もう一度裁判をしようと故意に大麻で捕まったんですよ。結果は懲役い年4月の実刑でした。一応、論理武装はしていったんですけどね、実際。内容的には私の方が勝っていたと今も思ってるんですが、、、法律知識と現実認識がまるで欠けていたようです。バカデスネー

実刑が確定して刑務所に移ってからも争い続けてました。再審請求を3回やってます。そして23組延べ79人の裁判官と1人の検察官を告訴して、それぞれ付審判請求をしました。おかげで少しは法律知識と裁判官という人種に対する現実認識も進歩したかな。チョットハ、カシコニ、ナッタカナー

私の手元に裁判記録がいっぱいたまっています。それを見てもらいたいと思ってこのブログをはじめたんです。あなたはどう思うだろう?どう感じるだろう?裁判官変じゃない?それとも私が変なのかな


敢えて逮捕されるような戦い方をして、実刑になり、そしてまた山崎さんは敢えて逮捕される戦いを始めようとしているそうです。


動機(目的)の供述

認めることができないんだ ぼくは悪いことをしているつもりはない
法律が禁じているのは知ってる でも だから何なのだ?

ぼくは子供じゃないぞ していいことと悪いことの違いぐらいわかるぞ
法律が禁じているのは知ってる でもそのどこが悪いんだ?

大麻についていい加減なことを言う人たちがいる
言っちゃ何だけど 大麻についてならぼくのほうがよっぽどわかってる

だけど裁判官はぼくの言葉に耳を貸さない ぼくの言葉に答えようとしない
ぼくの言葉に答えない(答えられない?)ままにへんちくりんな判決を書く

冗談じゃないぞ ぼくは悪いことをしてるなんてこれっぽっちも思ってない
大麻を使うぼくのどこが悪いというんだ? しっかり答えてもらいたい そのために

そのために ぼくはわざと捕まることにしたんだ 答えてください
ぼくが大麻を使う そのどこがいけないんだ? 答えてもらいましょう 裁判官殿
そのために ぼくはわざと捕まることにしたんです


私はもう二度と逮捕されるような戦い方はしたくないと思っていますが、山崎さんは5年という長期の服役を経て、さらにまた同じような戦い方をしようとしています。タフというか、すごいというか、圧倒される思いです。
でも、勝算はあるのだろうか。またしても実刑を覚悟のうえなのだろうか。山崎さんの戦い方が間違っているなどというつもりは毛頭ないけど、勝てないのではないだろうか。思いの正しさは、法廷では通用しないから。
個人的な感想としては、できれば逮捕などされないでほしい。実刑になどならないでほしい。逮捕されないような戦い方を模索してほしい。これだけのものすごいパワーがあるのだから。
そう感じました。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-02-12
白坂の雑記帳

大麻取締法被害者センターでは、スタッフの打ち合わせ用に、非公開の「チームTHC掲示板」を使っています。私が過日投稿したものを編集し、公開サイトのここでもお伝えしておこうと思います。




最近感じること

ここに書くことも含めて、取締当局に捕捉されているだろうな。そう思っています。
かなり前から、なんだか内偵が入っているのを感じます。
思い過ごしかもしれませんが、こういう時は、そうかもしれないと思っていたほうが良いでしょう。

談話室を荒らして俺に出入り禁止にされた者が、逆恨みして事実無根の垂れ込みをしている可能性もあります。そのような書き込みもあり、私は即削除したので、目にしていない人もいるかと思いますが。

私は、現在、大麻の栽培や所持など、表向きではなく、絶っています。
私は大麻はとってもいいものだと思っているので、そりゃもちろん栽培したいです。ですが、逮捕されるようなことになると、個人的にももちろんものすごく困ります。なんせ、執行猶予中ですから。

俺が逮捕されたりすると、大麻取締法に反対するグループの代表が執行猶予中に大麻栽培や所持で捕まったということで、マスコミは面白がって袋叩きにしてくるでしょう。産経など大喜びして書きたてるだろうね。
関東学院大ラグビー部の例のように、大麻弾圧を進める無能当局のプロパガンダに利用され、大麻の個人利用を許容する日本社会を実現するうえでも、ダメージが大きいだろうと思います。

私が逮捕されることによって、スタッフやボランティアとしてここに参加してくれている人たち、登録してくれた会員たちにも、私の関連先という因縁を付けられ、ガサなどの大迷惑が及ぶことも考えられます。
だから、表向きではなく、今は私は栽培も所持も使用もしていません。いつから栽培も所持も使用もしていないかについては黙秘します。
(*´ω`)y-~

白坂は危ない。そう思っている人もけっこういるようです。
嗜好目的大麻免許申請記」とかやって、栽培していることを公言し、逮捕されることを選択するような戦い方をしたのだから、こんな危ない奴とは付き合えないと思っている人がいるのは当然だろうと思います。俺だってそんなアホとは付き合いたくありません。(^^y-~

あの時と今は、もう全く状況が異なります。私個人のことだけではなく。
私は間違っても逮捕されてはならない。間違っても、私の関連先などとして、ここで力を貸してくれている人たちや会員たちに大迷惑が及ぶようなことがあってはならない。それは、THCをNPO/NGOとして位置付け、自ら代表に就いた者の責任でもあるのだろうと思います。
もっとも、THCのスタッフは居住地もバラバラで、一緒にぞろぞろパーティーに出かけて吸ったりすることもないし、栽培や所持をしている人がいるのかどうか詮索するつもりもないし、知りませんが。
「現物」ではなく、「思い」でつながっていることが、チームTHCの強みだと思っています。

大麻取扱者免許を取れれば話しは別ですが、私は、少なくとも、THC代表を名乗っている間は、みだりに、大麻の栽培も所持もしません。誓います。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-02-06
白坂の雑記帳

1月のある晩、出先から帰ると、寒空の下、玄関の前に若い男が立っていた。
「大麻被害者センターのシラサカさんですか?」と言う。
「大麻被害者じゃなくて、大麻取締法被害者だけど。」
そう答えると、若者は「すいません」とちょっと頭を下げ、「相談したいことがあって来たんですけど」とのこと。遠路はるばる、九州の某県から電車を乗り継いで来たという。当局の人間ではないようだ。ある方法で私の住所を調べたのだそうだ。用件の想像はついたので、お引き取り願おうとも思ったが、本当に九州からならかわいそうな気もしたので、とりあえず家の中に入れた。
居間でコーヒーを飲みながら話を聞くと、父親が癌で、大麻を試させたいのだという。若者本人も大麻の経験はあり、THCのサイトなどを読んで、大麻が癌にも効果があることを知り、分けてもらいたいと思って訪ねてきたとのこと。

前もって連絡もなしに突然このように訪ねて来られたのは、THCを始めてからこれで3人目だ。
その若者が名乗った名前が本名なのか、本当に九州から来たのか、本当に父親が癌なのか、私には確認する術もない。はっきり言って、あまりにも非常識だろう。私の長男とさほど年齢も変わらないだろう若者に、私の言葉は説教じみていたと思う。そもそも私は今は大麻を持っていない。「少しでいいので」と言われても、ないものはないし、仮に父親の病のためだとはいえ、持っていそうな者を紹介したり仲介したりすれば、発覚したとき、それだけで幇助の罪が問われる。私はまだ執行猶予中でもある。
なぜ前もってメールで連絡をくれるなりしないのだろう。メール1本くれればお互いに時間を無駄にせずに済むことなのに。そう言うと、若者は、
「メールとかするの、ヤバイかと思って」
とのこと。話が逆立ちしてないだろうか。

相談対応でも感じることだが、自分の事情しか考えていない者が多いように思う。「仕事もあるので逮捕されるのは困る」とか。逮捕されて困らない者はいないだろう。何度ものメールの往復で急場を凌ぐ対応などをアドバイスしたまま、それきり連絡がなくなり、その後どうなったのか報告もくれない相談者が多い。

若者は、お金の持ち合わせもあまりなく、泊まるところもないと言う。夕飯を食わせ、地酒を振る舞い、一晩の寝床を提供し、翌朝、最寄の駅まで送ってやった。

その後、若者からは礼のメールすらない。これを読んではいるのだろうか。
クリックくらいしろよな。↓

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-02-03
白坂の雑記帳

アメリカ民主党の大統領候補オバマ氏は、大麻の非犯罪化を支持しているそうだ。カナビス・スタディハウスに掲載されたNORMLの記事で知った。オバマ氏自身が2004年にノースウエスタン大学で語っている様子がワシントン・タイムズでビデオ公開されている。
オバマ氏は大麻の非犯罪化を支持する一方、全面的な合法化については否定的だそうだ。
大麻の社会的な扱いを論じるとき、「非犯罪化」とか「合法化」などの言葉が用いられる。大麻を肯定する立場の人からも「オランダは大麻が合法化されている」といった言い方を聞くことがあるが、オランダでも大麻は規制薬物であり、一定の条件下で個人使用目的の所持や販売が犯罪とされずに認められているといった状況のようだ。「合法化」ではなく「非犯罪化」だ。

「非犯罪化」と「合法化」。なかなか分かりにくい話だと思う。オランダではコーヒーショップで一回5グラムまでの大麻売買が容認されているが、売るための栽培は禁止されているというからますます分かりにくい。
このような状況は、現在の国際条約の規制から生じている問題ではないだろうか。薬物政策研究者のTakuさんの論稿では次のように触れられている。

1961年の単一条約については逐条コメンタリー(Commentary on the Single Convention on Narcotic Drugs 1961)が出されている。4条「一般的責務」(General Obligations)に対するコメンタリー23では、

「政府は、法的権限なしに個人使用のため薬物を所持した場合、禁固刑を科することを控える(refrain)ことがありうることを疑う余地はない。それに対し、そのような権限なしに配布を目的とする所持に対しては、禁固刑や他の自由の剥奪(deprivation of liberty)を伴う罰により処罰されなければならない」
United Nations(1973), Commentary on the Single Convention on Narcotic Drugs 1961 .

と述べている。つまり単一条約の趣旨として、個人使用目的での所持と配布目的での所持を区別すると同時に、前者に対しては禁固刑を控える権限を各国政府が持っていることがコメンタリーとして付されているのである。

非犯罪化とは、規制対象とされた薬物であっても、個人使用目的の所持の場合は刑罰の対象としないということのようだ。しかし、個人使用目的の所持を非犯罪化しても、その個人に配布する行為は犯罪のままだ。需要を認めながら供給を認めないような話だ。オランダのコーヒーショップは、非犯罪化された需要に対応する、非犯罪化された供給のシステムと言えるのではないだろうか。もちろんその前提には、大麻がソフトドラッグであり、危険度の高い薬物ではないという認識があってのことだ。オランダ政府も自国内にアヘン窟を作るつもりはないだろう。中国にアヘン窟を作ったイギリスの場合、個人使用目的の大麻を非犯罪化しながら、供給の非犯罪化がなされていないので、却って問題が複雑になってしまった側面があるようだ。

2004年1月のダウングレードに伴う非犯罪化によって、リクレーショナル用途にカナビスを使う人たちはそれなりの恩恵を受けたが、そのかわり栽培や供給の罰則が強化され、医療カナビスを栽培したり供給したりしていた人に対する刑罰は逆に重くなってしまった。また、それまでは医療カナビス患者に同情的だった一般ユーザーたちは自分が逮捕されなくなったことで医療カナビスに興味を示さなくなった。

一方、供給源を確保しない中途半端な非犯罪化は、カナビスをますます犯罪組織に頼らざるをえない状況を生んだ。それに伴い供給源が大型化し、警察の集中取締りも頻繁に行われるようになった。しかし、そのことが原因になってカナビスが品薄になり、残った犯罪組織は一獲千金のチャンスとばかり、危険な混入物を混ぜて重量を増やして利益獲得に走った。

異物混入バッズは、一般の人たちの健康を脅かすばかりではなく、THC4MSの逮捕で医療カナビス供給源を断たれた医療カナビス患者たちもそうした危険なカナビスに頼らざるをえなくなり、健康への懸念をさらに倍加する結果となってしまった。このように、中途半端な非犯罪化のしわ寄せは、最も弱い医療カナビス患者に集中して重くのしかかることになった。

オランダの場合も、完全な合法化ではなく非犯罪化ではあるが、ユーザーの供給源としてコーヒーショップが認められ、さらに国による医療カナビスの供給も行われており、イギリスのような醜い混乱状態は起こっていない。オランダの非犯罪化政策もいろいろな問題を抱えているとは言え、イギリスとの違いは非常に大きい。最も弱い者を置き去りするどころか、さらに深刻な状況に追い込んでしまったイギリスの非犯罪化政策は、それ自体がひとつの不正義と言える。

引用元:もう失うものは何もない 逮捕など恐れない カナビスで痛みに耐えるミュージシャン/カナビス・スタディハウス

大麻がさまざまな疾病に治療効果があることは、数多くの研究からも明らかになっており、嗜好目的で使用してもアルコールやタバコほどの害はないことも明らかだ。この問題の根本的な解決は、国際条約での大麻規制のあり方を見直すことから始まるのではないだろうか。個人的な大麻使用の容認は、そのための供給までを視野に入れて考える必要がある。生産・流通・供給までを制度的に管理し、その過程から犯罪組織を排除すれば国際条約の目的は果たせるだろう。制度的な管理とは、合法化に他ならない。

オバマ氏は大麻の「全面的な合法化」は支持しないと語ったそうだ。なぜ「全面的な合法化」を支持しないのか、オバマ氏の言う「全面的な合法化」とはどのような意味を指しているのかよく分からないが、少なくとも我が国の宗主国であるアメリカ様の大統領候補が、個人使用目的の大麻所持を犯罪とはしないと表明していることは、とても意味のあることだと思う。
選挙権はないので一票を投じることはできないが、ぜひバラク・オバマ氏に大統領に当選してほしい。そして、日本の厚生労働省に大麻を見直すよう命令してほしい。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-01-26
白坂の雑記帳

12月25日に発売された実話ナックルズX vol.3に書いた原稿です。この原稿を書いた時点では、一緒に吸った学生12名は送検されていませんでした。が、その後送検され、不起訴処分となり、裁判にはなりませんでした。一緒に吸ったことがあるというだけでは罪など問えないことを知りながら、取締当局はみせしめとして送検したのだろうと思います。アメリカ連邦政府の猿真似、ハームプロダクション政策とでも申しましょうか。




関東学院大学ラグビー部の部員が、合宿所の押し入れで大麻栽培にトライして逮捕された。英国遠征で買ってきた大麻もあったらしい。守りの甘いラガーマンだとは思うが、どこかの大学のレイプ事件のような意味での被害者はいない。今回の事件で最も被害を受けたのは大学ラグビーではないだろうか。大麻取締法違反の被害は、逮捕によって起きる。

マスコミは当局発表を垂れ流して大騒ぎしている。学生に大麻の種を売った店にも捜索が入った。一緒に吸っていた部員が十数名いて、大麻には使用罪がないので、警察は「譲り受け」や「共同所持」で書類送検を検討しているという。
現在は規制対象外の「種」や「使用」を弾圧するための当局の大宣伝に、マスコミがえらやっちゃよいよいと踊っているのである。

取締当局はどうしても大麻を弾圧したいらしいが、弾圧は悪循環しか招かない。店で種を買っていた者はネットで海外から買うだろうし、自分で栽培していた者をブラックマーケットに追いやるだろう。それは覚せい剤などのホントにヤバイ薬物との接点をわざわざ当局が提供するようなものだ。海外からの種の流入を止めることなどできるわけがない。

必要なのは、弾圧ではなく、正しい知識の普及と教育であり、理に適った管理であり、それを具体化する政策である。日本の薬物政策は、米国の共和党政権による麻薬撲滅政策の猿真似に過ぎない。ナンシー・レーガンがノリノリだったという「Just Say No」を「ダメゼッタイ」と翻訳しただけだ。莫大なコストがかかるだけで、米国の薬物弾圧政策は破綻している。

オランダでは、薬物使用による個人と社会へのダメージをできるだけ小さくするための害削減政策が採られ、欧州の薬物政策はその流れにある。
米国民主党の大統領候補は全員が医療大麻を支持している。政権が変われば米国の大麻政策にも変化が現れるだろう。政権を変えて政策を変える。日本にも必要なことだろうと思う。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2008-01-07
白坂の雑記帳

大麻吸引、12部員を不起訴…従属的な立場考慮か
関東学院大ラグビー部員の大麻事件で、横浜地検は28日、大麻取締法違反(共同所持)の疑いで書類送検された2~4年生の部員12人(19~22歳)全員を不起訴にしたと発表した。処分は20日付。

いずれも、元部員の梅埜桂嗣(21)、中村大樹(21)両被告(大麻取締法違反の罪で起訴、退学処分)に誘われて大麻を吸ったと認めており、従属的な立場だったことなどが考慮されたとみられる。

神奈川県警の調べによると、12人は7~8月、ラグビー部の寮として使っていた横浜市内のマンションや合宿先のホテルで、乾燥大麻を共同で所持した疑いが持たれていた。
(2007年12月28日19時36分 読売新聞)

読売新聞

この事件は、輸入モノの大麻の種が国内に出回り、大麻を栽培する者が増加していることに対する、取締当局の格好の弾圧材料として使われた。関東学院大学ラグビー部という広く知られた名前は、取締当局にとって格好の餌食だった。

私たちTHCには数多くの相談が寄せられるが、その多くが親しい人が逮捕されたというものだ。逮捕された夫や彼氏が大麻愛好者であること知らなかったという女性からの、いたたまれないような話も多い。大麻がどうのこうのよりも、人間関係が壊れてしまうことも多い。大麻取締法違憲論裁判どころではない。
関東学院大学の事件でも、きっと多くの人たちが、途方もなく、今もとても辛い思いをしているに違いない。気の毒なことだ。好奇心旺盛な若者たちが、ちょっと調子に乗って部活仲間と大麻を育てて吸っただけだ。
大麻には覚せい剤のように意識を錯乱させる心配などない。アルコールの酔いよりよほど穏やかだ。だから、彼らは現にどこにも被害や危害どころか迷惑すらかけていない。全ての災難やダメージは逮捕によって引き起こされたのだ。彼らのチームや大学だけでなく、大学ラグビー自体も大きな痛手を蒙った。ラグビーに打ち込むような、血気盛んな若造たちに負わせる罪として、あまりにも過剰でやり過ぎではないか。かわいそうに。まるで大犯罪だ。たかが大麻で目くじら立てて。

私たちに寄せられた相談の中に、関東学院大の事件と同じような例があった。その学生は、友人に誘われて一緒に何度か吸ったことがあるだけで、所持も栽培もしていなかった。友人が逮捕され、学生の自宅にも家宅捜索が入ったが、大麻もパイプも出なかった。学生は任意で警察に同行し、調書を取られて帰宅した。後日、改めて呼び出され、再び調書を取られたが、送検はされず、学生に対する調べは終わった。大麻には吸引や使用に関する罰則はないのだから、送検したところで起訴できる内容ではないからだ。同じような事例は他にも何度かあった。
今回の関東学院大学の件は、そもそも「共同所持」などとして送検したこと自体がみせしめであり、起訴できないであろうことは神奈川県警も最初から分かっていたのだろう。
今回の一連の出来事は、「種」や「使用」を抑え込みたい当局の大プロパガンダであり、印象操作だった。その効果はさっそく出ているようだ。聞くところによると、これまで種を売っていた店に、取り扱い中止が広がっているそうだ。当局の狙った成果だろう。

しかし、何か解決するだろうか。同じ者たちや別の者たちが、別の店や別の方法で販売を続けるだろう。しかも、きっともっと巧妙に。ネットで海外からも買える時代だ。何も解決しないのである。残ったのは、大麻は厳しく罰せられるという印象だけだ。種の販売も取り締まるという当局の姿勢を見せつけ、一緒に吸っただけでも「共同所持」とかでヤバイことになるという強い印象を国民に植え付けた。
大麻に手を出すととんでもないことになるぞ、という印象操作。今回の事件はただそれだけが残った。それが当局の目的でもあっただろう。

昨年、トンボ鉛筆の元会長が覚せい剤や大麻で逮捕された事件の初公判、検察は冒頭陳述で、「大麻について、被告人は、以前覚醒剤を購入した際におまけでもらったと供述している。」と述べたそうだ。
参照:産経新聞「留学中からマリファナ、コカイン…トンボ鉛筆元会長初公判」

大麻は覚せい剤のおまけだそうだ。ハームリダクション用かな?
種の販売を弾圧し、自分で育てることができなくなったユーザーたちが、大麻を入手する目的で、このようなブラックマーケットに接触し、おまけの大麻だけでなく、結果的に覚せい剤に手を出す危険性が増した。
ブラックマーケットの住人たちは喜ぶことだろう。神奈川県警さまさまである。まさか裏で神奈川県警とブラックマーケットがつながっているのではあるまいな。ありそうで怖い。
大麻取締法には栽培について免許制がある。厚労省は非科学的な戯言を言って、陶酔成分のほとんどない、誰も吸わねーよみたいな産業用の大麻栽培すら抑圧している。ばかばかしく、情けない話だ。こんな官僚たちに、大麻の可能性を活かせる日本など実現できるわけがない。
麻薬単一条約は、大麻産業はもとより、個人的な栽培を刑罰を以って禁じることなど要請していない。カナダ大使館のサイトでは同国での大麻産業について誇らしげに書かれている。
参照:カナダ大使館「カナダの麻(ヘンプ)栽培」

個人使用目的の大麻について、少量の栽培を認めている国や、事実上容認している国もある。

日本でも栽培免許制を活用し、二十歳以上とか、本数の制限など、一定の条件を決め、要件を満たしていれば個人にも栽培免許を交付すればいい。税収にもなるし、種の流通も管理できる。他の薬物との接点も切れる。
現状は、仕事もしており、家庭もあり、何の問題もなく暮らしている者を、ただ大麻を所持していたというだけで逮捕し、勾留し、仕事を失わせ、家庭を崩壊させている。そのようなことが莫大な税金を使って行われているのだ。なんと馬鹿げたことだろう。

大麻のリスクについても、嘘を並べて「ダメ!ゼッタイ!」と脅かすだけでは逆効果でしかない。大麻にはアルコールやタバコほど害はなく、それほどキケンなものではないし、むしろ薬にもなるし、予防医学的な意味からもいいものである可能性を、既に多くの者が知っている。

レスター・グリンスプーン博士は、「大麻はやがて21世紀のペニシリンと言われるようになるだろう」と言っている。

無意味で非生産的な大麻弾圧は、不幸な悪循環と、税金の無駄使いしか生まない。

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