厚労省監視指導麻薬対策課への申し入れ(3)
午前10時25分、厚労省の秋篠氏から携帯に電話を頂いた。
先日お願いした件の回答だった。
予定では、今日の夕方にこちらから電話するはずだったのだが。
「この前のときに調べてこちらから連絡するのが随分遅くなってしまったので申し訳なかったと思って。」
と、耳を疑うような、何かの罠じゃねーだろうなと疑うような、俺ンちにガサに来た人の言葉とは思えないような、とても丁寧なことを言ってくれる。
私は仕事中だったので、秋篠氏と話すために用意してあったメモも手元になく、録音もできなかった。
以下、速記。
秋篠氏「このあいだの蓬を燃やしたような、という箇所の件ですけど、検討しましたが、やはり、元が訳注でもあるし、適切ではないだろうということで、修正することになりました。」
私「それは良かった。具体的にはいつ頃ホームページの記述を変えて頂けるのですか?」
秋篠氏「早ければ一週間以内にできると思います。」
私「一週間?カッコの部分を削除するだけならすぐできるでしょ?俺、やっといてあげようか?そのくらいならできるし。」
秋篠氏「いや、いいですよ、どこにリンク張られるか分らない。他にも見直しが必要な箇所があるかもしれないので、検討することになってます。検討して、見直す必要があるかもしれないし、ないかもしれないし。やるなら一気にやることになると思います。」
私「秋篠さんはこの前の電話で現在出している情報を信じてるって言ってたけど、出典不明の10年以上前の情報だからねえ。今更出典を調べたりするよりも、全体的に見直して頂けるならそのほうがいいですよ。糸井さんは情報が古いってお認めになってましたよ。」
秋篠氏「ああ、そうですか。」
私「大麻についての記述を全面的に見直すとして、秋篠さんはマリファナの科学は読みました?」
秋篠氏「え?いやあ、ちょっと、どうだったか。」
私「IOM報告くらいは読んでるんでしょ?」
秋篠氏「え、そういろいろ並べられても、チェックはしてますけど、どれがどうだったかすぐには。」
私「いまどき、アメリカの国立麻薬管理局のサイトにだって幻覚だとか幻聴だとか大麻精神病なんて書いてありませんよ。もともとアメリカの情報を参考にして作ったのだから、せめて現在のアメリカの情報程度には修正して下さいよ。アメリカの国立麻薬管理局のサイト、読んだことあります?」
秋篠氏「いやあ、どうだったかな、すぐには思い出せないけど。」
私「見直して欲しい箇所、こちらでもリスト化してるところなんですよ。全体は一度には見直せないという糸井専務理事のお話だったので、優先的に修正して欲しい箇所とか、参考文献とか。メールで送りますから捨てアドでもいいので教えてくれませんか?」
秋篠氏「いや、そういうことは禁止されてるんですよ。」
私「ウイルス送ったりしないからさ。」
秋篠氏「いや、できないんですよ、できないようになってるんです。省全体の受付アドレスだったらあるかな。そちらに送ってくれれば、大麻の関係なら自動的にこちらに回ってきますから。」
私「秋篠さん、うちのサイト見てくれてるでしょ?」
秋篠氏「・・・・・・・・・・・・・」
私「修正して欲しい箇所とか、参考文献とか、うちのサイトにアップしますから、それを見て下さいよ。紙で送るとリンク先を入力するのも面倒だろうし。」
秋篠氏「そうですね、そのほうが早いのかな。」
私「じゃ、ちゃんと見て頂ける内容になったらまた連絡します。蓬を燃やしたようなクサイの件は、他の全体の修正とは関係ないのだから、早急に削除して下さいよ。作業は誰がするんですか?」
秋篠氏「どのように修正するかまだこれから文章を考えなきゃいけないので、できるだけ早くはしますけど。作業はセンターのパソコンをオペレーションしている人がやります。」
秋篠さん、真摯に対応して下さってありがとうございます。感謝します。
私たちの国では大麻について次のような見解を示しています、と、胸を張って外国の人たちに伝えられるような、適切な内容に改編して頂きたく、お願い致します。
お役所や関連機関の担当の方には、米国ばかり見ず、日本人としての誇りを持って公務に励んで頂きたいと熱望します。
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