厚労省麻薬対策課情報係長藤原氏との対話
午後2時半過ぎ。
麻薬対策課の課長と話をすべく厚労省に電話。大代表に麻薬対策課を告げ、転送されて男性が出る。
名乗ってから、秋篠さんの件で課長に話があるので、課長につないで頂きたい、昨日も課長をお願いしたのに秋篠さんにつなげられてしまったけど、私は秋篠さんには用はないので、課長をお願いしたいと伝える。が、不在とのこと。特に会議とかではないのですぐ戻るそうだ。
午後3時過ぎ。
再び電話。男性が出て、私は課長をお願いする。しばらく待たされて、
「はい、代わりました」と男性の声。
「課長ですか?」
「いえ」
「・・・課長をお願いしたんですけど。私は大麻取締法被害者センターの白坂といいますが、あなた、お名前は?」
「藤原です」
「藤原さん?ご担当は?」
「情報係です」
「藤原さんって、桂川さんちにガサに来た人じゃありませんか?」
「ええ、そうだったかな。」
「俺が乗り込んで行ったときに怒鳴りつけてきた人でしょ?」
「どうだったかな、よく覚えていませんけど」
「じゃ、秋篠さんと同じで大阪から異動で?」
「ええ、そうです」
全く、大麻の縁というのはどこまで奇遇なのだろう。うちにガサに来たマトリの次は、桂川さんちにガサに来た人が出てきた。
私は6月に初めて麻薬対策課に電話して秋篠さんと話したときのことから説き起こし、今日現在に至るまで約束が守られないことを全て自供した。
私の話にウソがあるかどうかは、秋篠さんに聞いてもらえば分かる。
私の話は長かった。だが、藤原さんは、話の腰を折ることも全くなく、静かに、確かに聞いて、的確にメモを取っているようだった。
私が迫ったのでもなく、本人が1週間で修正できると言い、私は2週間待って問い合わせたのに、秋篠は「これだけをやっているのではない」という開き直った態度を取る。藤原さんはどう思いますか?
「それはまあ、そういうことがあったとすれば、いい態度だとは言えないでしょうねえ。秋篠は今席を外していますが、秋篠にも聞いて事実関係を確認してみなければいけませんけれども。」
「でしょ~?おかしいでしょ~?良かった。藤原さん、話が通じて。だから課長に伝えて下さい。Fさんがちゃんと取り継いで下さるなら、別に課長と話さなくてもいいです。今後の大麻の記述を全体的に見直すに当たって、担当が秋篠さんだけだとすれば、仕事のできない秋篠さんだけではどっちみちできるはずもないし、複数のスタッフで情報の収集や分析を行って草稿を作る必要があるでしょう。そちらの部署には薬剤師の免許をお持ちの、知的に高いスタッフも多数いらっしゃるでしょうから、ぜひそのような薬学の専門知識を持った人も担当に加えてほしいし、情報係として対応して頂けるのなら、ぜひFさんにも担当として参加して頂きたい。秋篠は酷すぎます。あれでは仕事になりません。」
「そうすると、ご要望としては、」
と、藤原さんはゆっくりとした口調で確認してくれた。
今日、改めて麻薬対策課情報係の藤原さんに検討をお願いしたこと。
1.「蓬を燃やしたようなクサイ」の件。「蓬」を消して「クサイ」を残したようだが不適切。訳者の感想を原文に紛れ込ませていることに変わりはないし、そもそも「クサイ」なんて入れるのが不適切。カッコ内は丸ごと削除して頂きたい。
2.情報が古くて見直しの必要があることを既に認めている、大麻の記述全体の見直しについて、見通しを示して欲しい。
情報の収集や分析、草稿の作成など、簡単な仕事ではなく、他の仕事との兼ね合いもあろうが、これはあなたたちの仕事なのだから、薬学の知識のあるスタッフなども担当として加え、現在の科学的知見として確認できる内容に改めて頂きたい。見直す必要がある情報を、具体的に見直して欲しい。スケジュールを設定し、示して欲しい。
3.これは今日初めてお願いすることですが、秋篠氏が調べてくれているという、大麻の記述に関する根拠が明確になるまでは、大麻に関するページを全て閉鎖して頂きたい。全体の見直しをするにしても、現状の記述の根拠が確認できるまでは閉鎖して頂きたい。
以上3点、ご検討頂くことになった。
来週中に藤原さんからご連絡頂けるとのこと。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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