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質問と対話 > (財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターとの対話
Drug Education Kitとダメゼッタイとアルコールとタバコ(2)

(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターが「薬物乱用防止指導者読本」として翻訳して売っていたテキサスの教会支援団体の薬物標本の説明書原本には、大麻だけでなく多数の薬物が取り上げられており、アルコールとタバコについても書かれている。「読本」にもアルコールとタバコの項目はある。これも原本の説明書を訳しただけなのだろう。
「読本」に書かれていて、"「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ"(以下「ダメホームページ」と略称)に書かれていない薬物のひとつ、アルコールのページには次のように書かれている。

■アルコールはその性格上、体にとって問題の多い化学物質となっています。
(中略)

表面的な作用として、アルコールは攻撃的で不合理な行動に出たり、肉体的にも精神的にも緩慢な反応(原注:不鮮明な発音も含めて)を見せたり、筋肉の相互調整機能の低下やアンバランスを来たしたりしますが、これらはいずれもアルコールが持っている作用の、ほんの氷山の一角でしかありません。こうした酩酊状態の陰に、体内で発生したアルコールに起因する数多くの化学反応によってもたらされた、遥かに奥の深い破壊的で永久的な悪影響が潜んでいるのです。

(中略)

摂取するアルコールの量が増えますと、抑制効果も増加します。心拍数も血圧も低下し、筋肉は弛緩し、呼吸も遅くなり、血清尿酸塩の濃度が上昇し、やがて、血液の(原注:血液がドロドロした状態になること)が進むにつれて、体の主要な臓器の破壊も進行します。(後略)

脳の項目にはこのようにも書かれている。

脳の萎縮:常習的飲酒により組織の病変が進行して起こります。常に酸欠状態おかれた毛細血管組織の脆弱化が進み、更に溢血が発生する結果、再生不可能な脳の組織を損傷させてしまうのです。精神病院においてアルコール中毒の治療を受けている患者の約50%の者は、こうした再生不良の脳の障害をすでに持っているため、残りの人生は絶望的と言わざるを得ない状態です。

なぜダメホームページにはこのようなアルコールについての危険性が全く書かれていないのだろう。
アルコールやタバコは麻薬でも覚せい剤でもないからだろうか。そうだとすれば、なぜ「読本」には載せて売っていたのだろう。著作権はどうなっているのだろう。

大麻が麻薬かどうか、それは麻薬という言葉をどう定義するかの問題だが、違法でない麻薬・薬物・ドラッグについては危険性を伝えないという判断であるなら、結局のところ、違法だからダメゼッタイと言っているに過ぎない。
私たちが主張している大麻の個人使用の問題は、本質的には薬物行政のあり方を問うものだ。
アルコールやタバコの有害性は、テキサスの教会支援団体の14年以上前の薬物マニュアル通り、「読本」には訳出を掲載しつつ、ネットには出さない。科学的ではなく、政治的な情報。このような意図的な、恣意的な、作為的な情報操作は、この国の薬物行政の無能ぶりを表象しているように私には思われる。

「薬物乱用防止教育指導者読本」のアルコールに関する記述.

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