交通事故の後遺症でカウザルギーという激しい痛みを伴う疾病に向き合うはるくさんの手記、続編です。
by はるく
もう少し、私個人の症状等について記しておきます。どの様な方でも、聞いただけでは頭で理解した気になって現実的な事がわかりませんから。。。
今から述べる事が、もし、自分の身に起きたとしたら、貴方はどの位苦しむでしょうか??? 私をご自分だと思って読んでみてください。
私は交通事故から十五年余りが過ぎた今日現在まで、一日たりとも穏やかな日を過ごせた事がありません。例えて説明すれば、疼痛の為に毎日が地獄の拷問のような日々です。
何もない安静時においても、数時間正座をして足が痺れきっているような状態の処へ、中指を立てた拳骨か何かをグリグリと押し付けることで生じる様なビリビリ感が常にあり、その状態が普通の状態です。そして何もしていなくても、どの様な姿勢・状態であっても、毎日最低数十回は襲ってくる激しい疼痛。そして、酷い天気病み。また、それらから派生した他の疾病など。今、私が生きている事は疼痛との戦いであり、日々、謂われのない拷問を受けているかのような日々です。私がどれ程願っても、日常は疼痛と縁を切れません。
疼痛が連続して起きる時などは、あまりに激しい疼痛の為に思考が完全に中断されてしまいます。拠って、一貫した論理的な思考を組み立てる事すら非常に困難になっています。激しい疼痛で思考が中断されてしまう為に、詳細な説明や発言を論理的にする事すら、また、会話中であっても自分が何を何処まで話したかすら判らなくなる事などが頻繁にあり、疼痛がなければ何ら問題がないような事が非常に困難となっています。
その様な激しい疼痛には一般的な鎮痛剤では全く効果が無く、疼痛コントロールの為に麻酔科医が処方してくださる薬。法律で麻薬指定がされている薬をも常用し、連続して襲ってくる激しい疼痛時には、同じく麻薬指定がされている別の薬を頓服として服薬しています。その為に服薬中は正常な思考、認識、理解ができません。加えて、天気病みの時などは更に、集中力、思考力が無くなる等々、正常な思考、発言ができない事が常態となっています。
(この項つづく)
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