サル・パラダイス
DAYS JAPAN 1月号
2012年 予測される未来
青少年に蔓延する麻薬汚染
この小森 榮 弁護士による1ページの記事、昨年のドラッグ状況よくあらわしているとは思います。
日本の現状において、覚せい剤は1996年には2万人ほどの検挙者数があったが、ここ近年は毎年1万2千人ほどへと減少している。そしてMDMA等の検挙者数も減少傾向、大麻だけが増えており、若者比重が高い。(といっても全体で3,000人ほどだが)
依って、これからの脅威は大麻であると。
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麻生しげる(米国カリフォルニア州在住・THC英語版編集長)
[※編集部注:写真は米国在住の麻生しげるさんが合法的に栽培している薬用大麻です。
(つづく)
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12月22日に保釈が通った中山康直氏が、「御礼と御報告」と題してメッセージを書いています。マスコミの報道ばかり追いかけるのもフェアではないので、ご紹介いたします。
詳しいところは:http://tenkataihei.xxxblog.jp/archives/51780937.html
さて、中山氏はどんな裁判展開をするだろうか?不謹慎かもしれないが、非常に楽しみでもある。中山氏には官憲に屈しない姿を見せて欲しいものである。
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サル・パラダイス
最近、THCのホームページ見てなくて、昨日知りました。この事実。(編集部注:この原稿12/2に頂きました。この事実。掲載遅くてごめんなさい。)
長吉さんが、なんとTVブロスに連載しているんですねえ。
かつて、独身のひと時、新聞もとれないような時代、TVブロスは私の唯一買ってた雑誌だったのですが、とんとご無沙汰しておりましたわい。
すごいです。なかなか画期的な雑誌と思っておりましたが、いまさらですが、こんな連載してくださるとは。
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覚醒剤密輸事件の取り調べ中に大阪府警の警察官が容疑者の男に暴行した事件で、逮捕前に関西空港で入国検査を行った大阪税関の職員も男に暴言を吐き、X線検査への同意を強要していたことが20日、関係者への取材で分かった。弁護人は「税関の検査は違法だった」と主張している。
暴言を受けたのは、覚醒剤を飲み込み密輸したとして、覚せい剤取締法違反罪などで逮捕・起訴されたウガンダ人の男性(38)。
関係者によると、男は今年5月1日、アラブ首長国連邦から関空に入国。その後の入国検査時に、様子を怪しんだ大阪税関関西空港支署の職員から別室でのX線検査の同意書への署名を求められた。その際、職員から「はよ書け、おら」「書けへんのか。答えろ」などと大声で怒鳴られた。
男は通訳として同席していた職員を通じ、弁護士を呼ぶよう求めたが、署名を求めた職員は「呼んだるから書け」と言いながら弁護士を呼ばなかったという。
男はその後、同意書に署名し、検査に応じた。しかし、男の公判前整理手続きで、税関側が記録していた音声データが検察側から弁護側に開示され、暴言の内容が判明した。
男に対しては、取り調べ中に足を蹴ったり胸を殴ったりしたとして、府警関西空港署の元巡査部長(40)=依願退職=が特別公務員暴行陵虐罪で11月に執行猶予付きの有罪判決を受け、確定している。
大阪税関関空支署は産経新聞の取材に「職員の処分の有無など個別の案件についてはコメントできない」としている。
詳しい所は:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111221/trl11122101300000-n1.htm
取調べ中に足を蹴られたり胸を殴られたこの男性、実はX線検査の段階で既に適正手続きに問題があったらしい。これは官吏による露骨な差別主義が生んだ事件であると断定せざるを得ない。税関の検査が違法だった以上、本件は無罪とせねばなるまい。
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乾燥させた植物片に幻覚作用などがある薬物を混ぜた「脱法ハーブ」の販売が横行している問題で、福岡県警中央署は15日、違法な薬物が混ざった疑いが強いハーブを店内に陳列したとして、薬事法違反(広告の制限)容疑で福岡市中央区舞鶴の雑貨店を捜索した。
捜査関係者によると、同店は、国が医療などの目的以外の販売・広告を禁じる指定薬物が混入された疑いがあるハーブを、不特定多数が訪れる店内に陳列、値段を示すなどして広告した疑いが持たれている。
県警は押収したハーブの成分を鑑定するなどし、同法違反(指定薬物の販売)容疑の適用も視野に調べる。
脱法ハーブは、「合法」と称して販売され、使用者が意識混濁状態になり、救急搬送されるケースが各地で相次いでいる。たばこのように紙で巻くなどして煙を吸引し、福岡県内では今年に入り、11人が吸引後に意識が混濁するなどし、救急搬送された。
詳しいところは:http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111216-OYS1T00176.htm
福岡県内だけでも今年に入り11人が病院へ搬送されたとのこと。日本全国に雨後の竹の子のごとく現れた「脱法ハーブ」、若しくは「正体不明ケミカル」には要注意。合法だからといって、安全だとは限らないよ。逆もまた真なり。これは正に現代版「アヘン戦争」だよね。
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妊娠中に覚醒剤を使用したとして、京都府警東山署が、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、京都市南区東九条南松ノ木町の無職の容疑者(26)を逮捕していたことが14日、分かった。生まれた乳児の尿から覚醒剤の陽性反応が出たことから発覚。乳児の尿反応から母親の覚醒剤使用を立件したのは全国でも珍しいという。
同署によると、容疑者は容疑を認め、「陣痛に耐えきれず、出産日にも覚醒剤を注射で打った」と供述しているという。
容疑者は9月下旬、同市東山区の病院で男児を出産。男児が仮死状態だったことから医師が尿検査をしたところ、覚醒剤の陽性反応が出たという。
病院から通報を受けた同署が、容疑者が摂取した覚醒剤の成分が胎盤などを通じて胎児に吸収されたと判断。妊娠中の9月中旬ごろ、市内周辺で覚醒剤を使用したとして10月20日に逮捕した。翌日、尿検査で陽性反応が出たという。
さらに同じ病院内で10月、覚醒剤(約2.5グラム)と大麻(約0.2グラム)を営利目的で所持したとして、同法違反(営利目的所持)と大麻取締法違反(同)の両容疑で再逮捕し、いずれも11~12月に京都地検が起訴。同署は14日、同じ病院で別の大麻(約0.5グラム)を営利目的で所持したとして大麻取締法違反(同)容疑で追送検した。
同署によると、男児は現在、意識が回復しているという。
詳しいところは:http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111214/crm11121421240019-n1.htm
悲惨な事件である。子供は現在意識が回復している、というのが唯一の救いだ。当たり前のことだが、妊娠中にはあらゆるドラッグを絶つことが望ましい。
しかしながら、なぜに大麻0.5グラムと0.2グラムの病院内の所持で営利目的がつくのかが不思議である。この女性は他の妊婦に大麻でも売りさばいていたのか?まさかね。
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薬物乱用防止を呼びかけようと、柏レイソルとジェフユナイテッド市原・千葉の選手を起用したポスターを千葉県警が作製した。県警は「柏のJ1初優勝などで話題のサッカー選手にあやかり、ポスターも若い人に注目してもらいたい」と期待する。
県内では最近、若者の大麻乱用が目立つ。
「初めは友だちに誘われて吸った。買うと高いから、自分で栽培して使い続けた」。今年、大麻取締法違反容疑で逮捕された20代の男は、県警の取り調べにこう供述した。
男は通っていたクラブの顔見知りに誘われたのがきっかけで大麻を吸引。何度目かに買った大麻の中に紛れていた種子を鉢に植え、自宅で栽培して乱用していたという。
薬物銃器対策課によると、県内で今年1~10月、大麻取締法違反(所持)容疑で摘発されたのは45人。このうち30歳未満の若者は18人で4割を占めた。また、昨年までの5年間でみると、同容疑で摘発された249人のうち30歳未満は158人で、全体の6割以上を占めていた。
同課は若者の間で大麻が広まる理由を「栽培して仲間同士で分けるなど、手軽に安く入手できるから」と分析。「誘われても断る勇気を持ってほしい。『手を出したら、レッドカード!』です」と注意を呼びかけている。ポスターは計5200枚作製し、県内の全小中学校や、路線バスなどで掲示される予定。
詳しいところは:http://www.asahi.com/sports/fb/TKY201112130135.html
まずは、大麻と覚せい剤を同列に扱うことから誤解は生じる。大麻は覚せい剤とは別物であることを警察はもとよりマスコミの皆さんにはぜひ、ご承知願いたい。って、もう知ってるよね?このポスターに描かれている「覚せい剤や大麻の誘惑に絶対負けない」といったスローガンは明らかに嘘なのでむしろ逆効果。若者の間で大麻が広がる理由はただひとつ、それがいいものだからにつきるのではないか。大麻をシャブと比較するくらいなら、社会的に許容され、遥かに害のあるアルコールやタバコと比較してみろ!馬鹿マスコミめ、レッドカードはお前らだ!
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自宅で大麻草を育てていたとして、天草署は13日、大麻取締法違反(栽培)の疑いで、天草市佐伊津町、容疑者A(39)と、苓北町上津深江、容疑者B(40)を逮捕した。
2人の逮捕容疑は、共謀して今年8月ごろから、A容疑者の自宅2階で大麻草9本を栽培していた疑い。
同署は「2人が薬物を使っている」との情報から、今月2日に大麻所持容疑で2人を現行犯逮捕。13日までに自宅などを家宅捜索し、プランター74鉢分の大麻草と温度調節機能を備えた照明器具などを押収した。
署によると、自宅居間(6畳)と仏間(8畳)にビニールシートを敷き、窓を目張りするなどして外部から見えないようにしていた。種から「親木」を育て、その新芽を次々と株分け。「育成日誌」も記録し、発見時、大麻草は0・6~2メートルに育っていたという。
2人は高校の先輩と後輩。「インターネットで種を仕入れ、販売するために育てていた」と容疑を認めているという。
詳しいところは:http://kumanichi.com/news/local/main/20111213005.shtml
本格的にガンジャを室内栽培しようと思えば、「育成日記」くらいはつけるのが当然。どうやら種からおこしたマザープラントをばんばんクローンにして栽培を継続していた模様。それにしても、このくらいの量で営利目的を認める供述をしている二人は、裁判で不利な戦いとなることであろう。いずれにせよ74株とは日本での室内栽培としては中小規模ではあるが、写真を見る限りにおいてはなかなかよさそうなモノだ。チクったのは誰?
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山口県警光署は11日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、同県柳井市新庄の配管業、容疑者A(44)を、公務執行妨害の疑いで妻の容疑者B(39)をそれぞれ逮捕した。A容疑者の逮捕容疑は10日、覚せい剤を使用した疑い。B容疑者の逮捕容疑は同日午前2時ごろ、光市光井の路上で光署員の顔を殴るなどした疑い。
光署によると、A容疑者が運転する乗用車が、同署が実施していた飲酒取り締まりの検問で止められた。A容疑者の呼気から酒のにおいがしたため、男性署員2人が任意同行を求めると、助手席からB容疑者が降りてきて署員の大腿部を蹴り、さらに顔面を1発殴打したという。B容疑者はその場で現行犯逮捕された。
その後、A容疑者は同署で受けた尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たため逮捕された。乗用車内などに覚せい剤は所持していなかったという。
詳しい所は:http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/12/12/kiji/K20111212002226740.html
よくある警察発表そのまんまの記事ではないか。「同署で受けた尿検査で覚せい剤の陽性反応が出たため逮捕された」とあるが、この尿検査は任意だったのであろうか、強制だったのであろうか?任意ならば、なぜこの容疑者は尿検査に応じたのであろうか?強制だったのならば、警察はその法的根拠を示さなければなるまい。
それと、スゴイのは妻のB容疑者の暴れん坊ぶりだが、これも警察発表なのでアテにはならない。もしかしたら、警察が大げさに発表しているのかも。
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諏訪署と県警組織犯罪対策課は5日、大麻取締法違反(所持・栽培)の疑いで、下諏訪町、会社員(27)と諏訪市湖南、自動車販売業(27)の両容疑者を逮捕、送検した、と発表した。
逮捕容疑では、2人は10月19日、A容疑者が管理する下諏訪町内の倉庫で乾燥大麻3・4キログラムを所持していたとされる。その後の調べで、今年6月上旬から11月上旬にかけ伊那市内の休耕田で大麻を栽培していたことが判明、A容疑者の軽車両からも2キログラムの乾燥大麻が押収された。2人は容疑を認めており、自身で使用するつもりだったという。
乾燥大麻押収量計5・4キログラムは県内で今年最大。末端価格は約3200万円。
詳しい所は:http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20111206/CK2011120602000120.html
前にも言ったけど、土地所有者に無断で休耕田に大麻を植えちゃあいけないよ。所持量からすると、営利目的が付きそうな気配だよね。たかが5キロの大麻でさ。この二人はやはりガサ入れで捕まった様子。てっきり車からガンジャが出てきて捕まったパターンだと思っていたのだけど。
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海上自衛隊横須賀地方総監部は7日、今年9月に大麻取締法違反(所持)の疑いで海自隊警務隊に逮捕された後、横浜地検横須賀支部が不起訴処分とした掃海業務支援隊所属の海士長(27)について、同日付で懲戒免職にしたと発表した。
総監部は、不起訴処分の上で、懲戒免職にした理由について「本人が認めているため」としている。
詳しい所は:http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20111208ddlk14040285000c.html
この事件の発端は、抜き打ちのドラッグ検査だと聞いている。ドラッグ検査で陽性反応が出た海士長は、ガサ入れを受け、微量の乾燥大麻が押収されたという。所持量が極めて少なかった為、不起訴処分となったようである。ドラッグ検査はアメリカ型社会の追随であり、基本的人権の重大なる侵害である。
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この度、大麻で逮捕され、大麻言論界やマスコミに大きな衝撃を与えた中山康直氏側の反論です・・・。
http://ameblo.jp/syamonno0358/entry-11100790050.html
この事件はマスコミによって段々と歪曲化されていく一方なので、中山氏サイドの反論を掲載しました。たかが大麻での逮捕拘留。それを無批判に、しかも悪意ある報道しかしないマスコミ。本当に狂っているのは誰だ?
ニュー・エイジ・サイエンスや新興宗教じみた発言を奇異に思われる方もおられるだろうが、それは中山氏のグループの勝手だ。この人たちは(私の知る限り)誰一人に迷惑をかけたわけではない。信仰・思想の自由は日本国憲法で保障されているのだ。それに、民族衣装を着て踊ることを批判するマスコミって一体なんなのだろうか?記者たちは盆踊りや阿波踊りすら知らないのか?踊らされているのは奴等だ!
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長野県警諏訪署と県警組織犯罪対策課は5日、大麻取締法違反(所持)で起訴された下諏訪町、会社員(27)と諏訪市湖南、自動車販売業(27)両被告を、同法違反(所持、栽培)容疑で長野地検諏訪支部に追送検したと発表した。
発表によると、両被告は10月24日、第一被告の乗用車内に乾燥大麻約2キロ・グラム(末端価格約1200万円)を所持していたほか、6月上旬から11月上旬、伊那市の山中にある休耕田の一角で、大麻草18本を栽培した疑い。両被告とも「2人で吸うために栽培した」と容疑を認めているという。
両被告は下諏訪町に借りた倉庫で乾燥大麻約3・4キロ・グラム(同約2040万円)を所持したとして、逮捕・起訴されていた。
両被告は休耕田を所有者に無断で使い、収穫した大麻は倉庫内で乾燥させて使用していたという。
(2011年12月6日07時27分 読売新聞)
詳しい所は:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111206-OYT1T00024.htm
これはやはりまずいだろう。いくらなんでも無断で人の土地で大麻を栽培するというのはあまりに身勝手すぎる。でも、気持ちはよくわかる。これは検問か職質で捕まり、その後ガサ入れされる、というパターンでパクられたのではないかと推測される。それとも、土地の所有者か近所の者が怪しんで通報したのではないか。
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