NHKは、とても良質で見応えのある番組を作ることもあるし、番組制作に政治家の介入があったと内部告発して左遷され、退社に至ったディレクターもいるし、本当はもっと権力から離れ、真に受信料で成立する国民的な放送局になってほしい。が、それは、ないものねだりのようだ。
NHKは、『大麻の怖さ知っていますか?』という「教育」番組を制作し、そのなかで、大麻には『吸い続けるうちに、やめられなく依存症や、大麻精神病に陥る危険があります』と公共の電波を使って中高生を「教育」している。
また、この番組には2名の群馬ダルク入所者が登場し、「大麻の怖さ」について語っているが、この2名は大麻だけで依存症になったのではなく、そもそも同施設に入所している約30名のうち、大麻だけで依存症になって入所している人はいないことが、当方の施設長への取材で明らかになった。
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こちちは名前も住所も電話番号も明らかにして質問しているのに、受付も担当者名も名乗らないNHK『10min.ボックス「大麻の怖さ知っていますか?」』に、再質問書をファックスで送付した。
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NHKが6月に放送し、今も中高生向けの教材番組として動画が公開されている「大麻の怖さ知っていますか?」の内容について、10月20日に質問書をファックスで送付したが、その回答が11月2日付であった。
まるで、できるだけ答えたくないかのような回答を読むと、やはりNHKは大麻の医学的事実などまったく検証せず、初めから「ダメ。ゼッタイ。」という姿勢で都合のよい情報を集め、恣意的な編集を行って報道しているとしか思えない。
以下、回答を転記する。()内の部分は分かりやすくするため質問内容を当方で付記した。
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6月5日にNHKは「大麻の怖さ知っていますか?」という番組を放送した。これは「10min.ボックス」というシリーズのひとつで、中高生向けの教材として制作されている。全国の学校で利用できるようにということなのだろう、この「大麻の怖さ知っていますか?」は今もNHKのサイトで動画を見ることができる。
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6月にNHKで放送された『10min.ボックス 大麻の怖さ知っていますか?』という番組の内容があまりにひどいものだったので、何らかの抗議をしようと思いつつ、時間が過ぎてしまった。
NHKのサイトによると、『10min.ボックス』シリーズは、中高生向けの教材として制作されているようだ。『大麻の怖さ知っていますか?』と題された番組の冒頭でいきなり出てくるのは、大学生の自宅に家宅捜索に入った麻薬取締官が、『これからこの家を捜索する!』と宣告する場面だ。NHKは「大麻の怖さ」のまず第一として、大麻を栽培したり所持したりすると麻薬取締官が家宅捜索に来ることを取り上げている。なーるほど、そりゃコワイ。
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