ロシア出身の元力士二名の尿から大麻の陽性反応が出たとして解雇された問題で、東京地裁は解雇取り消しを求める二人の訴えを棄却した。
地裁、元露鵬らの大麻使用を認定 相撲協会の解雇「相当」
大麻の陽性反応が出て日本相撲協会を解雇されたロシア出身の元露鵬、元白露山の兄弟が、「薬物検査や解雇の手続きに問題があった」として協会に力士の地位確認などを求めた訴訟の判決で東京地裁は19日、「陽性反応を示した尿はいずれも本人のもの」と認定、兄弟側の請求を棄却した。★ ランキングとツイートにご協力ください ★
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3名のロシア人力士が大麻で解雇された件、露鵬と白露山については、故意に大麻を摂取した証拠は何もないので、裁判での争点も有利に設定しやすいと思う。暴行事件を起こした力士や親方すら解雇になっていないのであれば、尚更だ。
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ロシア人力士二名の尿検査で大麻の陽性反応が出た問題で、検査を担当した日本相撲協会アンチ・ドーピング委員会専門委員の大西祥平慶大教授に電話取材しました。
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昨日、たまたま観たテレビで、相撲協会を解雇された露鵬の弁護士、塩谷安男氏が出演しており、露鵬の大麻陽性反応について弁護論を語っていました。その番組コーナーを全て観たわけではないのですが、塩谷弁護士は、6月に行われた大相撲のロス巡業の際、露鵬が大麻の副流煙を吸った可能性について触れ、力士は代謝が悪いので、その反応が今回の検査で出たのかもしれないと語っていました。しかし、大麻の尿検査で、2ヶ月前に吸った副流煙の反応が出るとは考えにくく、コメンテーターの反論に言葉が詰まっていました。
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日本では厚生労働省の官僚が天下り先としている財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センター(以下「ダメセン」と略)が、「ダメ。ゼッタイ。」として大麻をこわ~い薬物だと国民に周知し、教育し、マスゴミも無批判に追従する報道(プロパガンダ)を繰り返している。だが、その大麻情報はダメセンが15年前まで輸入販売していた薬物標本の説明書を翻訳しただけの内容で、医学的根拠はない。それがいかに医学的に誤ったものであるかは、腫瘍内科の医師であるフロッガーさんが検証し、厚労省にもダメセンにも論証を提出している。
厚労省の担当者も、ダメセンの天下り専務理事も、大麻情報に根拠がなく、古く、見直しの必要があることを認めている。
初めて当サイトにアクセスして下さる方も多いようなので、天下り専務理事が一昨年10月に、大麻情報を見直すと明言した際の電話録音の書き起こしをご参照頂きたい。
麻薬対策課藤原係長の約束を糸井専務理事に確認(06/10/24)
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ロシア出身の力士2名の尿から大麻の陽性反応が出た件で、関連キーワードによる当サイトへのアクセスが多い状況が続いている。
外国人力士の増加に伴う相撲協会の在り方の問題、あるいは弟子に対する暴力事件などと、大麻に関わる問題については、冷静に区別して考えて頂きたいと思う。
ロシアでは個人使用の大麻は非犯罪化されており、尿検査で陽性反応が出た2名のロシア人力士が、どのような経緯で大麻を摂取するに至ったのかは不明だが、このような大騒ぎになるとは想像もできなかった可能性が高い。そもそも、力士に対する薬物検査の結果として、大麻の陽性反応がでた場合、どのような措置を講じるのか予め検討をしていなかったらしい相撲協会の対応は批判を免れないと思う。相撲協会の方針が明確でなかったことが、使用罪のない大麻の陽性反応を理由に、警察の家宅捜索という権力乱用を助長してしまった側面もある。また、大麻がなぜ取り締まりの対象になっているのか、大麻の薬学的事実には全く触れず、ただ魔女狩りのように相撲協会とロシア人力士を袋叩きにするマスゴミのいかれた報道にも暗澹たる思いがする。しばらく前に、国土交通省の職員が官舎で大麻を栽培して逮捕された事件があったが、ロシア人力士の親方の責任を問うなら、国土交通省の職員の上司の責任も問われるべきである。
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昨日は当サイトを開設してから最もアクセスの多い日となりました。4,761のユニークユーザーが、43,316ページを閲覧しています。ロシア人力士の大麻使用に関するマスゴミのバカ騒ぎで、大麻関連のキーワード検索から来ているケースが多かったようです。最高裁のIPから「大麻 ロシア 罰則」というGoogle検索でのアクセスもあり、101ページが読まれています。最高裁もお勉強になったでしょうか。報道機関からのアクセスも多数ありました。ざっと拾ってみると、朝日放送、毎日放送、TBS、朝日新聞、読売新聞、日刊スポーツ新聞、東奥日報、テレビ東京、讀賣テレビ、東京メトロポリタンテレビジョン、NHK、日本テレビ、中日新聞、日本経済新聞、時事通信などです。
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相撲協会が行った全力士に対する抜き打ちの薬物検査で、ロシア出身の2名から大麻の陽性反応が出たとニュースが伝えている。そのせいか、当サイトへのアクセスが急増している。この事件の関係でアクセスして頂いた方には、若ノ鵬が逮捕された際に掲載した記事をお読み頂きたい。
ロシアでは個人使用目的の少量の大麻所持など刑事罰の対象ではない。国際条約との関係で大麻を規制薬物として指定している国は多いが、大麻にはアルコールやタバコほどの害はないことが海外の多数の研究機関で医学的に明らかにされており、G8に名を連ねる先進国で、たかが大麻でバカ騒ぎするのは日本だけである。大麻の事実をご存知ない方は意外な印象を持つかもしれないが、日本の薬物政策、特に大麻に関しては、医学的事実に基づかない魔女狩りであり、禁酒法のようなものなのである。若ノ鵬も、今回の検査で大麻の陽性反応が出た2名のロシア人力士も、たかが大麻でこれほどの騒ぎになるとは思ってもいなかった可能性があり、日本の大麻弾圧がこれほど厳しいとは知らなかった可能性もある。この事件を報じるマスコミは冷静さも理性も失っている。そのことのほうが問題だと私は思う。
参照
・大麻事件報道でアクセスされたみなさんへ
・ロシアでの大麻所持の罰則について
・フランスの通信社AFPが配信した若ノ鵬の大麻所持事件
・AFPからの取材メール
・たかが大麻で目くじら立てて/毎日新聞1977年9月14日「記者の目」
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