フェルナンダ・ガーデン 1

スパニシュ・カナビス・グロワー

ここに紹介するスペインのカナビス栽培者フェルナンダは30年以上に渡ってカナビスとともに歩んできた活動家でもあり、スペイン・カナビス界のファースト・レディだ。 これまでも何回か刈り入れ直前のカナビスの盗難にあっているので、この写真の公表は収穫後に行う約束で彼女のカナビス・ガーデンを数週間おきに見学させてもらった。

訪れた彼女のガーデンは、周囲から見えないように工夫され、柵でガードされていた。植物は直に地面に種を蒔き育てられていた。残念ながら、すべて種子の種類については正確には彼女にも分からなかったが、だからといって素晴らしさが損なわれるようなことは全くなかった。

ご覧の通り植物は大きい。私も15リッターの鉢に育てているがそれに比較すると巨大だ。種は5月初旬に蒔かれた。土壌には微生物肥料のみが使われ完全な有機栽培で育てられていた。彼女によるとこの年の生育状況は良好で、種をつくるための雄株を5本残し、あとの30本余りはここに見られるようにどれも雌株だった。

やっと思い出してもらったのだが、マルスカの後ろの巨大な植物はスコット・ブレイク社の種から育てたものでとてもよく成長していた。

いろいろな種類の植物がある中で、葉とバッズの形、大きさ、色が他と違うこのカナビスにしばらく釘付けになってしまった・・・

これはスコット・ブレイクの大きく成長したバッズ。たぶんもう少し時間が経てば品種がはっきりする。最後まで生育するとどうなるか見ものだ。

側枝のバッズもメインに劣らず大きい。葉を刈り込んむと見事な組みバッズになるに違いない。

上の写真の1つをクローズアップしたもの。白い毛が伸びつつあるがさらに伸びそうだ。この植物の収穫後の重量については忘れずに確かめてみるつもりだ。

この植物はインド産のとてもエレガントなサティバ種で小葉が少なくバッズがたくさんある。この種はガーデンの他の種よりも成長までに数週間多くかかり、収穫も長く続く。日がな一日、ストレスもなく周囲の成長の早さにも惑わされずにゆったりと育っていた。

このインド産サティバの枝は小型で樹脂に富むバッズをたくさん付けている。このために、見ても明らかなようにバッズには目立つ葉はあまりない。是非この植物を私も自分で栽培し育ててみたいくなってしまった。種を分けてくれないか頼んでみるつもりだ。

この写真の種類は不明。上の写真とは全く異なりバッズにはたくさんの葉が生えている。

これはとてもよく成長した葉巻型バッズを持つサティバ種。この生育状況を写真に記録するために2週間後にも見学に来ることになっているが、その時は小型のツェッペリン号のようになってくれているはずだ。

葉とバッズを見分けやすいように逆光で撮影してみた。よだれが出そうになってしまった。私の栽培しているものと収穫後に一部を交換してくれることになった。

2週間後の撮影が待ちどおしいノル・ファン・シャイク。
すべての人に自由の大地を!!


http://www.hempcity.net/travelreports/gardenofaspanishcannabisgrower/index.html