フェルナンダ・ガーデン 2
スパニシュ・カナビス・グロワー
お目当ての植物とバッズの生育状況を見るためにフェルナンダ・ガーデンを再び訪れた。状況はさらに進展しバッズが芽吹き始めていた。
植物がいかに巨大かは、写真に写っている人間と比較してもらえばわかるだろう。
ガーデンはポット好きにはまさに天国だ。いろいろな形や大きさのバッズがあふれている。
それらの愛おしい雌株の美しさの間を歩き回り始めると植物の発散する香りに圧倒されてしまった。
出所不明のこの植物は、大きく長い葉巻型のバッズに成長していた。
バッズの王家。頂上のバッズは2つに分かれ、同じようなサイズのバッズがたくさん下に従っていた。この植物からは相当な重量のバッズが出来るだろう。
このガーデンの人ではないが、シャツには「オレは育てている。あんたは?」と明確な意志がプリントされている。
彼は私の友人のジョセ。やはり鼻をクンクンさせていた。
ガーデンに最大の危険をもたらすのが毛虫だ。連中は葉の部分は避けて最上のバッズだけを食い荒らす。植物にとってはいいことは少しもないが、幸いなことにそれ以上の深刻な病気をもたらすわけではなく、荒らしたところは茶色に変色するのですぐに見つけることができる。毛虫たちはTHCが溢れているはずだから、次に来たときにはつぶしてウォッカの瓶に入れてやるぞ!
ただ太いバッズ・ベイビーを見比べているだけで大満足。
この植物はゆうに4メートルはある。てっぺんはフェンスの天井まで数センチしかない。
この植物はチャンティバーバの一種らしいが、ガーデンの正確な播種マップが残っていないために正確な種名は分からない。
ガーデンの外に育っているこの植物はスポンタニアと呼ばれていた。フェルナンダによると、ジョイントを巻いているときに捨てた種が自然と発芽したらしい。驚くべきバッズだ。
これがメイン・バッズ。毛が色づいていないのでまだまだ大きくなりそうだ。
正確な名前が分かれば書きたいのだが、それまでとりあえずグレイト・ファット・バッズと言っておこう。
よだれもの、もうワンショット。
これはインド産のサティバでたくさんのバッズを持った見事な枝ぶりをしている。ほかの種類に比べて収穫にはさらに時間がかかりそうだが、栽培者には都合がいい。いろいろな種類を栽培することの利点は成熟時期がずれるからだ。少しずつ順に刈り入れて処理していける。
ロング・トール・サティバ。
別のサティバ種。優雅な形の葉は独特だ。
このバッズは昨年このガーデンでとれたもの。収穫後1ヶ月乾燥した時点では70グラムだった。そしてカンに封印してほぼ1年経過。今どのくらいになっているか再計量してみるとたった33.2グラムになっていた。50%以上軽くなっていた。昨年収穫して残っていたこのバッズは、私には味も効力も最高だった。
もしかしたら撮影が終わった後でいただいて飲んだカナビス溶液のせいかもしれないが。いずれにしても、効きすぎて家まで運転したかどうかも憶えていない。ダウンして完全燃焼してしまった。次に撮影に伺うときにまだ残っていればいいのだが・・・。私も自分のバッズを同じように保存してみて、次の年に同じようにダウンするか試してみるつもりだ。
次回の訪問にはカメラと一緒にリズラ・ペイパーも持って行くぞ!
ひたすら感嘆のノル・ファン・シャイク。
http://www.hempcity.net/travelreports/gardenofaspanishcannabisgrower/2/index.html
|