産経新聞のインターネット版 Sankei Webに、10月26日、東京朝刊からの記事、【「大麻」は消して!ネット有害情報削除に指針 総務省】が掲載された。
書き出しは次の通り。
わいせつ情報や麻薬などインターネット上に氾濫(はんらん)する違法・有害情報の削除方法を検討していた総務省は25日、ウェブサイトの管理者が削除しなければならない情報の具体例を列挙し、どの法律に抵触するかなどを明示したガイドラインを作成した。今後、業界などから意見募集を行い、11月末をめどにガイドラインを公表する。
この記述は極めて不正確です。
総務省の担当に確認したところ、ガイドラインは総務省が策定するのではなく、電気通信事業者4団体(社団法人電気通信事業者協会、社団法人テレコムサービス協会、社団法人日本インターネットプロバイダー協会及び社団法人日本ケーブルテレビ連盟)が策定するもので、総務省は現行法に照らした判断基準を指針案として例示したに過ぎません。産経の記事タイトルにあるような、「大麻は消して!」などといった個別的な単語にまで総務省が規制をかけるようなことはあり得ません。総務省の担当も、「そうだとすれば薬物乱用の防止を広報するホームページもダメだということになってしまいますし」とのこと。
産経の記事に、「今後、業界などから意見募集を行い、11月末をめどにガイドラインを策定する」とありますが、この一文には主語がありません。文章の流れからすると、総務省が業界などから意見募集を行いガイドラインを策定するかのように読めますが、実際は、意見募集を行う主体は業界4団体であり、策定するのも業界4団体であり、それは総務省発表の報道資料にも明記されています。
インターネット上の違法・有害情報へのプロバイダ等の自主的対応を支援する取組
今般4団体は、インターネット上に掲載された情報の違法性の判断基準及び送信防止措置等の手続を定めた「インターネット上の違法情報への対応に関するガイドライン」(以下「ガイドライン」といいます。)並びにプロバイダ等が違法・有害情報に対して契約約款に基づく自主的な対応を行うための「違法・有害情報への対応等に関する契約約款モデル条項」(以下「モデル条項」といいます。)を策定することになりました。
つきましては、ガイドライン案及びモデル条項案について、4団体による意見募集が、本日から本年11月15日(水)まで行われることとなりましたのでお知らせします。
総務省としては、これらの取組を通じて、プロバイダ等によるインターネット上の違法・有害情報への適切かつ迅速な対応が促進されることを期待しています。
上記の通りです。
「総務省としては、これらの取組を通じて、プロバイダ等によるインターネット上の違法・有害情報への適切かつ迅速な対応が促進されることを期待して」いるとあります。
それを、産経は、まるで総務省が「大麻」など規制薬物の個別的な表現そのものの規制に乗り出すかのような記事にでっちあげています。
これが言論機関のすることだろうか。
大問題ではないのか?
記事のタイトルにわざわざ「大麻は消して!」と書くダメゼッタイ的メンタリティーは、権力より先回りして言論弾圧のお先棒を担ぐ御用新聞にふさわしいのかもしれないが。
総務省の担当者さえ「この記事は不正確」であり「どうしてこういう記事になってしまったのかは分りません」と言っている(録音もある)。
このデタラメ記事を修正するよう産経新聞読者サービスに電話したが、まあ電話に出て対応した男の態度も実に横柄だった。明らかな誤りを報じているのに訂正する気がないという。
産経新聞は言論弾圧のお先棒を担ぐデタラメ記事を平然と書き、指摘されても横柄な態度で修正もしない。
言論の自由に無自覚な産経新聞及び同社の出版物の不買を、大麻の規制緩和を求める人たちだけにではなく、言論の自由を大切に思う全ての人に訴えたい。
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【「大麻」は消して!ネット有害情報削除に指針 総務省】はデタラメ記事。
サンケイウェブに掲載された記事によると、規制薬物の名称を書いただけでガイドラインの指針に違反するかのようなので、こんな規制をするとはどういうことなのか、規制の法的根拠を聞くため総務省に電話した。同省のサイトに報道資料のページがあり、担当直通の電話番号が書かれていたのでかけてみた。担当の方と話すことができた。
担当の方は、産経新聞の紙の記事は見たが、ネットの記事は見ていないとのこと。紙媒体の同じ記事には「大麻は消して」と書いてないそうだ。で、アドレスを伝え、見て頂いた。
ご担当の説明によると、このガイドラインは業界団体が策定するもので、総務省が指針を示す性質のものではないそうだ。(実質的にはお役所が先導しながら業界団体が自主的に作ったように取り繕う指針などはゴマンとある。07/12/11追記)
担当の方の説明。
「この記事を読む限りでは総務省が指針を出したように読めてしまいますけれども、そのようなことはありません。総務省も参画はさせて頂いていますけれども、あくまでもガイドラインをまとめる主体はISPさんなどの団体ですので、総務省が出すのではありません。ガイドラインを読んで頂ければお分かり頂けますが、あくまでも現行法から見た場合に、それが削除の対象になるかどうかというガイドラインが書かれているだけです。個別の表現を規制するとか、そういうことではありません。」
しかし、サンケイの記事を読む限りでは総務省が指針を示して、「大麻」という表現そのもを消せと言っているように読めるが。
「これを読む限りではそのようになっていますけど、これは記事が不正確ですね。記事にする段階でそのようなことになってしまったのだと思われますが、総務省として個別の表現に規制をかけるなどということではないです。どうしてこういう記事になってしまったのか分りませんけど・・・」
「だったら、総務省からこのデタラメ記事について訂正するようサンケイに言って下さい」
「いえ、それは、私はお約束はできないんですけれども」
「では上司に必ずそう伝えて下さい。総務省が指針を出したのでもなければ、個別の表現を規制するわけでもない。そのことには間違いありませんね?」
「そのような意図はございません。確かにこれはちょっと不正確な記事ですね」
同デタラメ記事のフッターにフリーダイヤルがあったので電話したが、有料の読者サービスにかけ直せとのことで(03-3275-8864)に電話し、塩見と名乗った担当に内容を告げ、少なくとも「大麻は消して」は消してと抗議した。
総務省に確認したうえで、記事が不正確であり、事実とも異なることを確認したと伝えた。が、この読者サービス塩見担当は、「担当に伝えます」とブッキラボーに返事をした。担当に伝えて返事はくれるのか重ねて聞くと、またもブッキラボーに「はい返事は差し上げますよ」と答えた。いつ頃返事をくれるのか聞くと、「わかりません」と投げやりだった。
電話はすぐにかかってきた。あの横柄な読者サービス塩見担当からだった。
「担当から連絡がありまして消さないそうですからそう伝えてくれとのことです」
早口に言って塩見担当は電話を切った。
私は、自分が逮捕されたとき、サンケイの内海記者に本名を書かれ、「組織的栽培・販売組織」の一員として報道された。そんな組織などなかったことは、取り調べの調書や公判記録を見ても明白だが、デッチあげ記事の訂正と謝罪を求める私の電話に、記事を書いた内海記者は別の仕事の書き物をしながら不誠実な対応をし、マトリの発表以外にも、私が組織犯罪の一員だった証拠を持っているとぬかしやがった。だったらその証拠を見せろと言うと、取材源を守る立場があるから言えないときた。
「大麻は消して」どころか、総務省が指針を出したのですらない。
他社に記事がないのも当たり前だ。
まあ相変わらずデタラメな3K新聞。キケンなキベンがキナクサイ。
消えてほしいのは産経新聞である。
こんなデタラメ新聞を買うのは皆さんもやめましょう。
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15時過ぎ、防止センターの糸井専務理事に電話。金曜日の藤原さんの約束が守られているかどうか、改竄箇所を再改竄したけどやっぱり削除することになった件、尋ねた。
「金曜日に麻薬対策課の藤原さんとお話をして、月曜日に必ず削除の指示を出すとお約束頂いたんですけど、センターのほうでは把握しているでしょうか?藤原さんはご存知ですよね?」
「藤原さんですか?」
「情報係の藤原さんです」
「ああ、情報係、係長ですね」
「係長なんですか?それは知りませんでした。修正の指示は来てます?その確認もさせて頂くということでお話したんですけど」
「いえ、私は昨日は休んでいたものですからまだ確認していません」
「もしそのような連絡が来ていた場合、実際に修正するのにどのくらいの時間がかかるんですか?」
「内容にもよりますけど、大きな修正じゃなければ1日か2日でできるかと思いますけれども」
「表現についての最終責任はどこにあるんです?麻薬対策課ですか、センターですか?」
「まあ最終的な責任ということになれば、ホームページを管理しているのは私どものほうですから、センターにあるとも言えるわけですけれども、役所のほうとは一心同体と申しましょうか、連絡をとって進めているというようなところでございますけれども」
「WEBを担当しているのは素人の人ですか?先に修正したときに見出しの画像が、ページの見出しもフッターの画像も、サイズの指定ミスで崩れたままで、すぐ治るだろうと思ってたんですけど、さっき電話する前に見たらまだ変なままだし。普通、こんなミスそのままにするなんてあり得ないし、作業者が自分で気が付くはずのことなんですけど」
「え?いえ、私が確認したときは特に変なところはありませんでしたけど、どこですか、今ちょっと見てみます。」
「大麻の症状のページです」
「はい、・・・・いえ、見てますけど、特に崩れてるとか、変なところはありませんけど」
「え?それはおかしいな。ページ見出しのサイズと、ページの一番下の画像が小さな正方形になってしまってませんか?他のページを見て下さい。身体的影響のページを見てみましょうか」
「はい、えっと、はい、見てます」
「ページの上部に身体的影響っていう見出しの画像があるでしょ?で、一番下に戻るの画像がありますね?」
「あ、ホントだ、大きさが違いますね、これは気が付きませんでした」
「これ、WEB担当の人、もうちょっと勉強しないと」
「これは私が自分でやってるんですよ」
「え~?なんだ、糸井さんがご自身でやってるんですか?」
「ええ」
「だったら最初から言ってくれればいいのに、担当者だとかオペレーターだとか言って、もう」
「いえ、私は文章だけで、画像とかは専門の人がいますのでやってもらうんですけど」
「だったら、糸井さん、このままついでにチャチャっと例のクサイ箇所、消しちゃいましょうよ」
「いえ、それはまた確認して」
「ホームページにメールアドレスが書かれていませんけど、なぜです?」
「メールアドレスを付けるべきだということですか?」
「いえ、一般的には受付窓口としてのメールアドレスが書いてあるか、お問い合わせのフォームがありますよね?なんでメールアドレスもフォームもないのかと思って、その理由が知りたいだけです。私は電話しますから別にメールアドレスを付けてくれなくてもいいです。何かあったらお気軽に電話でお問い合わせ下さいってことですよね?」
「いやあ、お気軽にって、エヘヘヘ」
「仲間たちにもそう伝えておきますよ、メールアドレスは書いてないけど、お気軽にどんどんお電話下さいって」
「いやあ、メールアドレスについては、あるんですけどね、なんで公開してないんだか、私が来たときには既にそうなっていたものですから、そのままになっていたんですけれども、検討してみます」
「いや、別に私はいいですよ、お気軽に電話しますから。それと、センターのことについて教えて頂きたいのですが、役員のページに書いてある評議員というのはどんな仕事をされているのですか?」
「関係規定というページがありますね?そこに書かれていますように(後略)」
「この評議員の方たちの報酬というのは?」
「報酬はありません。会議の時などに来て頂いたときは、1日いくらの謝金というかたちでのものはありますけど」
「よくある諮問会議みたいなものですか?」
「まあそうですね。それは役員の方たちも同じです」
「え?理事の方たちも報酬はないのですか?」
「ええ、ありません。評議員の方たちと同じようなかたちです」
「糸井さんは?」
「私は常勤ですから」
「そりゃそうですよねえ、報酬もないのに常勤なんか受けられませんよねえ」
「いやあ、ヘヘヘ・・・」
「糸井さんご自身は前は厚労省で大臣官房付で退職されてセンターのほうへ?」
「そうです」
「何年目になるんですか?」
「5年目です」
「ご本人に失礼な表現かもしれませんけど、俗に言う天下りですよね?」
「まあ、天下りといえばそうですけども、そんな、とてもとても、思われてるほど優雅なものではないですよ。厳しい赤字の状況ですから」
「センターで唯一の常勤の専務理事ということは、責任者みたいなものですよね?」
「まそうですね、常勤ということでいえば私しかおりませんし」
「そうすると、厚労省と一心同体だとしても、センターが管理している情報については責任があると思うんですけど、前に糸井さんが情報が古くて見直しの必要があるとお認めになっていた大麻に関する情報については、今後どうされるお考えですか?」
「確かに情報が古くて見直しの必要があると申し上げました。これについては、チョコチョコやってもあれですので、他の薬物の記述もありますし、簡単にはできませんので、予算的な措置をしてできるだけ早く着手したいと考えておるところでございます」
「予算的な措置?」
「ええ、全面的に見直すとなると、ある程度の時間もかけて、専門の方にもお願いしてということになりますので、予算的な措置をして見直したいと考えております。確かに情報としては古いもんでございますから」
「予算的な措置というと、今年度はできないけど、来年度は予算を付けて見直すということですか?」
「ええ、そのように考えております」
「全面的に見直そうと思ったけど、やっぱり予算がないからやめちゃった、なんてことになるんじゃないですか?」
「いえ、ですから、、そういうことのないように、今から調査をして、これから3月末までには検討したいと考えておるところでございます」
「それは具体的な検討だと理解していいですか?センターの責任者として」
「役所のほうとも相談しなければなりませんけれども、そのように考えております」
「来年度の全面見直しを予算化して頂くとして、実際には来年のいつごろ修正版を公開されるお考えですか?」
「10月には第一弾としての分を出せればと考えております」
「では、センターとしては、これから来年3月までに予備調査をして、他の薬物や、大麻情報の全面的な見直しをするための予算を来年度に組むと考えていいですか?」
「はい、結構でございます」
「でも、やっぱり予算がないとかってことになりません?」
「いえ、ですから、そうならないように、今から準備をして、進めておるところでございます」
「本当ですね?来年度、大麻情報の全面的な見直しを予算化するということで間違いありませんね?」
「はい。そのように考えております」
以上のようなお話を糸井専務理事とした。
厚労省側の責任者がどう考えているのか確認する必要がある。
大麻情報の見直しを、来年度、予算を付けて行うと、糸井専務理事はしつこい確認のうえで明言した。
だが、問題は中身だろう。御用学者の似非論文を出すような、改竄に改竄を重ねるようなことをするかもしれない。
いずれにしても、要望を伝えることと、ちゃんと仕事をするかどうか監視する必要は消えないだろう。
糸井専務理事、ご多忙のところ、40分に及ぶインタビューにご丁寧な対応をして頂き、ありがとうございました。
(そのうち約10分は画像修正パソコン講習をしてあげた分ですけど.(^^y-~ )
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昨日、18時直前、麻薬対策課の藤原さんから電話がありました。多忙モードに突入してしまったので簡単に報告します(私もこればかりやっているのではない。が、麻薬対策課は仕事でやっているのに、課長以下その自覚と認識が足りない)。
1.訳注をあたかも原文にある文章のように改竄し、ただでさえ出典も分らない情報をさらに歪曲し、それを指摘したら更に改竄の手を加えた件。
【回答】
確かに不適切なので、来週月曜日に(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターにカッコ内全て削除の指示を出す。「それは必ずやります」とのこと。
但し、その後、実際に修正されるまでの作業はセンターが担当するので、麻薬対策課としては修正日の約束はできない。
・THC補足
麻薬対策課はこれまで何度もウソをついているので信用できない。月曜日に当方からもセンターに指示を確認し、修正までの所要日数を確認させて頂く。
2.全体的な見直しの必要を認めた大麻情報の記述変更をスケジュール化する件.
【回答】
大麻の研究について、どのような新しい情報が出ているのか分らないし、現在公開している情報が全て間違っているというわけでもない。スケジュール化は難しい。
・THC補足
大麻の最新の研究について勉強していないのは麻薬対策課の怠慢である。大麻について知らず、何を取り締っているのか自覚もないまま、誰にも危害や被害どころか迷惑すらかけていない多くの人を逮捕し、刑務所にぶち込み、その家族たちの暮らしをぶち壊していることを自覚されよ。
大麻について近年の研究などを知らないとのこと。秋篠氏とも話したことだが、権威ある機関が行った多数の研究報告などを当サイトで教えてあげるので、必読されよ。
3.大麻に関するページの閉鎖について
【回答】
全部の記述が間違っているわけではないので閉鎖は考えていない。
以上、簡略ながら回答の内容です。
藤原さんはもう少しマトモな対応をしてくれるのかと思っていたら、これまでの秋篠氏と当方とのやりとりを把握しておらず、のらりくらりと言を左右し、こちらに言質を与えないようにしながら話をうやむやにしようとする巧みな話術はさすがベテランです。取り調べをしている気分になりました。
「センターの糸井さんも、秋篠さんも課内の会議のうえで見直しの必要があると認めた内容について、どのように具体的に見直しを進めるのか明確にして下さいとお願いしてるんですよ」
「見直しといっても、全部が全部間違っているというわけではないと私は思うんですよ」
「だから、間違っていないのなら、せめて出典を示して下さいよ、根拠はあるんですか?」
「いや、まあ、確かに根拠があるのかと言われたら、ないと思うんですよ」
「根拠もないのに、どうして間違っていないと言えるんですか?」
「他にも研究はあるわけですし」
「だったら、その、他の研究というのを出したらいいじゃないですか、なぜ根拠もない情報をわざわざ出しているんです?」
「ホームページのほうには特に出典とか、書いてないと思うんですよ」
「・・・・・・は?」
「出典が書いてないわけですから、別に書き変えても改竄とは言えないと思うんですよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あのさあ、あのね、Fさん、元の論文の出典も示さずに勝手に書き換えることを改竄というんですよ。その辺に薬剤師の免許持ってる人、論文を読んだり書いたりしたことのある人、いませんか?改竄ってなーにって聞いてみて下さい」
「それは立場も違うでしょうし」
「改竄か改竄ではないか、立場の問題ではないでしょう?」
「書いてあることが全部間違いだとは私は思わないんですよ」
「藤原さんがどう思うかを聞いているんじゃないんです。話を一番初めまで戻さないといけないことになっちゃうけど、それが藤原さんの目的かもしれないけど、そもそも、根拠はコピーだけが残っている英語の論文だって秋篠さんは言ってたんですよ。それを訳して掲載したものだと。それはセンターの糸井さんもそう言ってるんです。でもその論文とやらの出典は分らないと。でね、その論文が根拠だって言っておいて、翻訳したものに訳者の感想を紛れ込ませて。読本の通り、訳注と明記してあればいいですよ。でも、訳者の個人的な感想をそれと明記もせず、むしろそれを誤魔化すように書き換えることを、改竄というんですよ。それなら、ホームページの記述も訳注とキチンと書いて下さい。そしたら質問を変えますよ。これを訳した人はどこの誰で、いつ、どこで、どんなセットとセッティングで吸ったら蓬みたいでクサイと感じたのか、マトリのくせに日本国内で吸ったからバッドになっただけではないのですかって。記述の全部が間違っているのではないと言うなら、その間違っていない箇所がどこだか示して根拠も示して下さいよ。せめて、出典が分れば、その内容がどうあれ、閉鎖しろとは言いませんよ。出典も分らないようなデータは出さないでくれって言ってるんです」
「まあ、根拠はないんでしょうね」
「・・・・根拠はないんでしょうねって、ハハ、もう、なんか、やんなってきたな。Fさん、俺は取り調べをしてる気分ですよ。俺をマトリで雇ってくれませんか?みんな逃がしちゃうけどね」
「いやあ、ハハハ」
「藤原さん、ガサの時は俺のこと怒鳴りつけて威勢良かったけど、同じようにテキパキ仕事してくれなきゃ」
18時直前から、ほぼ1時間話しました。これまでの流れを把握もしておらず、最初から全てを説明させられるハメになりました。論点も理解しておらず、こちらに喋らせるだけ喋らせておいて、消耗するのを待っているのだか、そのうち電話を切るとでも思っているのだか、こちらの問いかけにも言い逃れて誤魔化そうとするので難儀しました。さすが年季の入ったマトリは違います。
大麻情報にしても、最近の研究についてはよく知らないと言いながら山本論文など持ち出してくるし、あまりにいい加減な対応に腹が立ち、マトリの親方さまを怒鳴りつけてしまいました。
「あんたに逮捕されて刑務所にぶち込まれた桂川さんの控訴審で山本論文が反証されたのも知らないのか?あんなものが論文といえるか。ネズミだかラットだか、とんでもない量のTHCを投与したらおかしくなったとか、アホか、おかしいのはそいつのアタマだろう。御用学者の研究ばかり持ち出さないで少しはマトモに知ろうとしろよ、これはあんたたちが税金使ってやってる仕事だぜ、人の人生ぶち壊して、税金で飯を食ってる意味を少しは考えろ!」
失礼なことを言ったとは微塵も思わない。本当のことを言っただけだ。
「藤原さん、のらりくらりと、どういうつもりだか。課長に代わってもらうことにしますか?どうしても電話を代わらないというなら、会いに行きますよ。行くと言ったら行きますよ。会うと言ったら会いますよ。会わないと言っても必ず会いますよ。お宅の課長は何様だい?殿様?キング?欧米か?実は高貴なお方なの?税金で飯食ってる役人だろ?藤原さん、こっちはあんた達にパクられて大事な人間を何人も刑務所にぶち込まれて、自分は執行猶予だったからハイおしまいって、そいういうわけにはいかねんだ。胆キめて、人生賭けてやってんだ。あまりナメた対応してもらうと困りますよ」
麻薬対策課では、最新の大麻研究の情報など、収集も把握もしていないようです。
公的に発信している情報の管理方法も決まっていないのです。デタラメもいいところ。
秋篠氏の話とは辻褄の合わないことをFさんは平気で言うし。
秋篠さんよ、これまでの経緯をFさんに伝えてないのか?
藤原さんは「おおまかには聞きましたが」と言っていたが、要点が落ちている。
課長さん、こんなことで当方が納得するとお考えか?
ひとまず、カッコ内の記述は全部削除。それと、秋篠さんとの話で出た、当方から資料を当サイト上で提示する件、藤原さんにもちゃんと読んでくれるよう伝えた。
月曜か火曜に、藤原氏からセンターにちゃんと指示が出たか、その処理はいつになるのか、確認したいと思う。画像のサイズ指定ミスも放置してあるようだが、何か深い意図でもあるのかついでに聞いてみる。その後のことについては、また。
桂川さんは、裁判闘争中に寄せた原稿で次のように指摘した。
「人の為にならない役人はもう要らない」
官僚的体質と聞いて連想するのは「前例踏襲」「横並び」「責任回避」「権威主義」などだが、そうした悪弊を内部から批判できない「自由にものを言えない風通しの悪さ」が真の官僚的体質だと私は思う。日本のお役所では、黙して強い者に従って、決められた通りにやっている限り給料が貰えて生活ができる。そんな環境に居れば誰もが強いていらぬ波風を起こそうとはしないのだ。
(中略)
何も知らない人からすれば、こんな役人達でも社会正義のために麻薬撲滅のために一生懸命働いている公務員ということになるだろうか。これが戦後愚民化教育の成果であり、精神の荒廃、堕落ではないだろうか。
(中略)
大麻自由化は役人と民衆の力関係で決まる。人間は平等ではなく上下差別があり、何も生み出さない役人は一般国民より下である。だから私はこれからも威張った役人達の批判を続ける。
桂川さんの指摘は的を射抜いていると私は強く実感している。
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午後2時半過ぎ。
麻薬対策課の課長と話をすべく厚労省に電話。大代表に麻薬対策課を告げ、転送されて男性が出る。
名乗ってから、秋篠さんの件で課長に話があるので、課長につないで頂きたい、昨日も課長をお願いしたのに秋篠さんにつなげられてしまったけど、私は秋篠さんには用はないので、課長をお願いしたいと伝える。が、不在とのこと。特に会議とかではないのですぐ戻るそうだ。
午後3時過ぎ。
再び電話。男性が出て、私は課長をお願いする。しばらく待たされて、
「はい、代わりました」と男性の声。
「課長ですか?」
「いえ」
「・・・課長をお願いしたんですけど。私は大麻取締法被害者センターの白坂といいますが、あなた、お名前は?」
「藤原です」
「藤原さん?ご担当は?」
「情報係です」
「藤原さんって、桂川さんちにガサに来た人じゃありませんか?」
「ええ、そうだったかな。」
「俺が乗り込んで行ったときに怒鳴りつけてきた人でしょ?」
「どうだったかな、よく覚えていませんけど」
「じゃ、秋篠さんと同じで大阪から異動で?」
「ええ、そうです」
全く、大麻の縁というのはどこまで奇遇なのだろう。うちにガサに来たマトリの次は、桂川さんちにガサに来た人が出てきた。
私は6月に初めて麻薬対策課に電話して秋篠さんと話したときのことから説き起こし、今日現在に至るまで約束が守られないことを全て自供した。
私の話にウソがあるかどうかは、秋篠さんに聞いてもらえば分かる。
私の話は長かった。だが、藤原さんは、話の腰を折ることも全くなく、静かに、確かに聞いて、的確にメモを取っているようだった。
私が迫ったのでもなく、本人が1週間で修正できると言い、私は2週間待って問い合わせたのに、秋篠は「これだけをやっているのではない」という開き直った態度を取る。藤原さんはどう思いますか?
「それはまあ、そういうことがあったとすれば、いい態度だとは言えないでしょうねえ。秋篠は今席を外していますが、秋篠にも聞いて事実関係を確認してみなければいけませんけれども。」
「でしょ~?おかしいでしょ~?良かった。藤原さん、話が通じて。だから課長に伝えて下さい。Fさんがちゃんと取り継いで下さるなら、別に課長と話さなくてもいいです。今後の大麻の記述を全体的に見直すに当たって、担当が秋篠さんだけだとすれば、仕事のできない秋篠さんだけではどっちみちできるはずもないし、複数のスタッフで情報の収集や分析を行って草稿を作る必要があるでしょう。そちらの部署には薬剤師の免許をお持ちの、知的に高いスタッフも多数いらっしゃるでしょうから、ぜひそのような薬学の専門知識を持った人も担当に加えてほしいし、情報係として対応して頂けるのなら、ぜひFさんにも担当として参加して頂きたい。秋篠は酷すぎます。あれでは仕事になりません。」
「そうすると、ご要望としては、」
と、藤原さんはゆっくりとした口調で確認してくれた。
今日、改めて麻薬対策課情報係の藤原さんに検討をお願いしたこと。
1.「蓬を燃やしたようなクサイ」の件。「蓬」を消して「クサイ」を残したようだが不適切。訳者の感想を原文に紛れ込ませていることに変わりはないし、そもそも「クサイ」なんて入れるのが不適切。カッコ内は丸ごと削除して頂きたい。
2.情報が古くて見直しの必要があることを既に認めている、大麻の記述全体の見直しについて、見通しを示して欲しい。
情報の収集や分析、草稿の作成など、簡単な仕事ではなく、他の仕事との兼ね合いもあろうが、これはあなたたちの仕事なのだから、薬学の知識のあるスタッフなども担当として加え、現在の科学的知見として確認できる内容に改めて頂きたい。見直す必要がある情報を、具体的に見直して欲しい。スケジュールを設定し、示して欲しい。
3.これは今日初めてお願いすることですが、秋篠氏が調べてくれているという、大麻の記述に関する根拠が明確になるまでは、大麻に関するページを全て閉鎖して頂きたい。全体の見直しをするにしても、現状の記述の根拠が確認できるまでは閉鎖して頂きたい。
以上3点、ご検討頂くことになった。
来週中に藤原さんからご連絡頂けるとのこと。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
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ダメゼッタイの大麻の記述について、出典を調べて連絡をくれるはずが3ヶ月も音沙汰なく、不適切な箇所の修正は1週間で出来ると自分から言っておいて、2週間も放置し、どうなっているのか問いあわせると「これだけをやっているのではない」と開き直り、来週中にはできると約束を延期しておいて、またしてもその約束を守らない厚生労働省医薬食品局監視・指導麻薬対策課の秋篠氏。
いったい、どういうことなのか?
これで何度目だ?
約束も守れない、仕事のできない公務員を相手に、これ以上中身のない言い訳を聞くのも無意味だし、守れない約束を聞くのも無意味だ。
それこそ私もこればかりやっているわけではない。
厚労省が根拠も示せないデタラメな大麻情報を出しているから、私は仕事とは関係ないけど、一国民として、正しい情報を広報するよう求めているのだ。
それを、仕事として受け止めなければならない厚生労働省の担当者が、不適切な表現を認めておきながら、修正する約束を何度も破り、挙句、「こればかりをやっているのではない」と開き直り、更にそのうえで交わした約束をまたしても破る。
秋篠さんよ、これはあなた個人の資質の問題なのか、それとも麻薬対策課としての意思なのか。
どっちにしても、仕事もできず、約束も守らない公務員に俺は用はない。
相手にするだけ時間の無駄だ。
うちにガサに入って、俺をパクったマトリ。
試薬検査なんかしなくたって大麻だと言ってんのに、どう見たってブリブリの収穫したての大麻なのに、仲間と集まるパーティーに持って行こうと思って、せっかく扇風機に当てて急いで乾かしていたのに、これ見よがしに俺に反応を見せて「赤くなりました。大麻です」って得意げに。だから、最初から大麻だって言ってんだろ。
パクられた翌日、勾留手続きを待つ裁判所で、調べの担当になったラッキーストライク吸ってたOと、パーラメント吸ってた巨漢と、キャスターマイルドの秋篠に、逃げられないように囲まれながら、大麻について議論した。克明な日記を付けておいたので読むと鮮やかに思い出せる。
俺が、大麻の良さを話し、機会があったらアムスでも行って一服してみるといいと言ったら、秋篠クンは、「機会があれば一度は行ってみたい」とニコニコ顔で言った。
巨漢は、「大麻っていうと、なんかロシアのイメージがして、いい印象がないし、吸ってみたいとも思わない」と言った。汗をかきかき。
Oは揚げ足を取られるようなことは言わなかった。
合法化した暁にはうちに招待してやるよと言ったら、秋篠クンは嬉しそうにニコニコして「ぜひお願いします」と俺に言った。Oが、キッとした視線を秋篠クンに送った。「わきまえろ」、という忠告が込められた視線だった。その視線に気が付いた秋篠クンは、ちょっと首をすくめるようにした。
ここで遇ったが3年目。
だがまだ招待はできない。
お前たちが邪魔をするからだ。
呼んでやらねーぞ。
午後3時過ぎ、厚労省に電話した。
仕事のできない嘘つき公務員の言い訳は聞き飽きたので、麻薬対策課に回してもらって、出た女性に名乗り、課長に取り継いでくれるよう頼んだ。席を外しているとのことだった。外出しているとか、会議が入っているわけではないので、しばらくすれば戻るとのこと。
午後4時過ぎ、かけ直すと男性が出た。課長は外出したという。戻るかどうか予定は分らないそうだ。6時前くらいにかけ直してみて欲しいとのこと。明日は午前中は予定が入っているそうだ。
午後6時前、三度目の電話。麻薬対策課の女性が電話に出る。課長とお話したいがお戻りかと聞くと、ちょっとお待ち下さいとのことで、しばし待たされる。待たされる間、転送しようとしての音が何度かピッと鳴って、うまくいかず何度もピッと鳴って、電話に出たのはAだった。
「はい、秋篠です。」
「・・・・あれ?なんだよ、俺は課長につないでくれって言ったんだけど。あなたと話してもちっとも約束を守らないし。無意味だから。どういうつもりだい?」
「え、もう出しましたよ。こっちからは修正かけるように、ええと、いつだったかな、一昨日。」
「一昨日?」
「一昨日じゃないや、金曜日。まだ直ってない?・・・(パソコンを確認する様子)・・・あ、ホントだ。でももうこっちからは直すように出してありますよ。」
「指示はどうやって出したの?」
「センターのほうと電話で話して、文章をどう直すか欲しいって言うんで、メールで送って。」
「先週中の約束だったよな?それまでにも何度も何度も約束を破って。」
「遅くなっちゃったのは申し訳なかったけれども。」
「お?いま謝ったね?」
「ええ」
「じゃあ課長に代わらなくてもいいや。で、どう直したの?カッコを丸ごと削除した?」
「いや、あなたの指摘にあった通り、蓬を燃したような、という表現は訳者の感想で不適切なので、クサイと感じる人もいる、というふうに修正しました。」
「は?クサイと感じる人もいる?それだって訳者の感想だろ?まあいいや、修正されるのを見せてもらうよ。で、それはそれとして、全体の見直しだけど、どう進めるの?これだけをやってるわけではないからこそ、スケジュール化して進める必要があるでしょ?」
「見直しの必要はあるけれども、仕事には重要性があるから、今すぐこれを緊急にやらなければならないって話ではないんですよ。」
「俺は緊急にやれって言ってないだろ?3ヶ月かけて調べても出典も分らないデタラメな大麻情報を国民に周知しておいて、それを修正するのが大切な仕事ではないって言うの?」
「今すぐ見直さないからって、人が死ぬとかって話ではないでしょ。」
「何を言ってんだ、いい加減な仕事をしてんなあ。こんなデタラメ情報を宣伝しておいて、それで捕まって、ひどい思いをしてる人間がゴマンといるんだぞ、見直す必要があるなら、どのように見直すか、他との仕事の兼ね合いもあるだろうから、だからこそ見通しを立てて仕事をするのが当たり前だろ?これはあんた達の仕事だろ?」
「だから仕事には優先順位とか重要性ってものがあるでしょ、これを今すぐ見直すほどの重要性はないってことなんですよ。」
「見直す必要があるんだから、どのような重要度として、どのように見直しを進めるか、それをやるのはあんた達の仕事だろ?あんたの言い方は、見直す必要はあるけど何もしないって言ってるのと同じじゃないか。・・・いいよ、もう、課長に代わってよ。秋篠さんと話してても埒明かないし。」
「なんで課長に代わる必要があるんですか?」
「担当のあなたがマトモに仕事できないんだから、上司に言うしかないでしょう?何度も何度もウソつくし。代わってよ、課長に。」
「課長は一般の人からの電話には出ないんですよ。」
「何わけの分らないこと言ってんだよ、いいから代われよ」
「なんでですか、課長はこんな人とは話さないんですよ。」
「お?よお、今、こんな人って言いやがったな?代われよ、課長に。」
「代わりません。もう執務時間を過ぎてるし、代わる必要はありません。」
手元の時計を見ると、6時をちょいと過ぎている。
「やれやれ、そうかい。6時過ぎちゃったかい。そりゃ悪いことをしたな。じゃあ、また明日にでも電話するわ。じゃあな。」
-------------
(07/11/20 追記)
結局、秋篠氏が修正した「クサイと感じる人もいます」という、おい大丈夫かよみたいな小学校2年生の感想文のような文言が、日本の公的大麻情報である「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに今も掲載されている。
[大麻の症状]大麻常習乱用者の特徴
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調べて連絡すると言ってから3ヶ月待っても音沙汰なく、
問い合わせるとまだまだま~だ調べていると強弁し、
不適切は1週間で修正すると自分から言いながら、
2週間待っても変わらず、
問い合わせると「これだけをやっているのではない」と開き直り、
1週間で出来ると話は元に逆戻り。
そしてまたしても約束は守られず。
嘘つきは麻薬取締官の始まり。
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まだ「クサイ」が消えてませんね。遅かれ早かれ、時間の問題でしょうけど。
6月15日.
「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの大麻の記述の出典を示すよう秋篠氏に求めたところ、調べて電話をくれると言っておきながら3ヶ月も音沙汰なし。
9月5日.
こちらから電話をしたら、「まだ分らないから電話できなかった」とのこと。3ヶ月かけて調べても出典も分らないのだから全体的に見直すよう求め、また、翻訳箇所を姑息に改竄して大麻を「クサイ」ことにしてある箇所についても修正を求めると、即答はできないので内部で検討するとのこと。
9月15日.
夕刻にこちらから電話する約束が、午前中のうちに秋篠さんのほうから電話あり。「この前のときに調べてこちらから連絡するのが随分遅くなってしまったので申し訳なかったと思って」とのこと。指摘の箇所は内部的な打ち合わせでも不適切だということになり、削除することになったと回答。また、他の箇所についても、内部的な検討の結果、全体的に見直すことになったと秋篠氏は明言した。「クサイ」については1週間程度で修正できるとも明言。
9月28日.
2週間になるのに記述の変化なし。問い合わせると、「これだけをやっているのではない」とのこと。自分から1週間と言っておいて。民間だったら「作業が遅くなりまして誠に申し訳ございません」と言うところだろう。俺なんかしょっちゅう言ってるぜ。で、あと1週間で修正できるとのこと。何度も何度も約束を破り、守らないなら、厚労省の担当者として名指しで非難せざるを得ないと言うと、「脅してるんですか?」と言う。約束通りにちゃんと仕事をしてくれという要求がなぜ脅しになるのだろう。人の家にガサに入っておいて「脅してるんですか」もないもんだ。
「これだけをやっているのではない」と秋篠氏は言う。
誰がこれだけをやっていると思うだろう。いくらなんでも。
3ヶ月かけて、同僚にも調べてもらっても出典が分らないという根拠不明の情報を公的に流布し、姑息な改竄を指摘され、その不適切さを厚労省としても内部検討のうえで認め、担当者自ら1週間で修正できると回答しておきながら、またも2週間放置し、どうなっているのか問い合わせると「これだけをやっているのではない」と開き直る公務員。
何か勘違いしてはいないだろうか?
国民に不適切を指摘されて、それを認め、修正しなければならない立場だということが分っているだろうか。「申し訳ございません」が挨拶だろう。何を開き直っているのか。
聞くと、実は「ダメ。ゼッタイ。」のホームページは情報の管理方法や更新方法も決められていないという。呆れるほかない。
何度も何度も約束を破る厚労省医薬食品局監視指導・麻薬対策課。マトリ本店。
何度も何度も公務員としての約束を破っているのだから、名指しで非難することは不穏当でもなかろうと思ったが、先日の電話では具合悪そうだったし、本当に寝込んでるのかもしれないし、来週までには修正されるのかもしれないし、されないのかもしれないけど、いずれにしても、秋篠氏の本名を名指しして非難するのはヤメた。パクられたときにタバコくれたし。
厚労省で内部的にも不適切だと認め、あとは実作業するだけなのに、担当者が仕事ができないもんだから修正が遅れている。たった1行削除するだけなのに。5分でやれと言っているのではない。自分から1週間と言っておいて、もう3週間になるのだ。これは明らかに担当者の責任だ。私なら4分20秒ジャストでできる。
私は、薬害エイズ事件のときに厚労省がファイルを隠匿していた犯罪的な対応のことを思い出した。
非を認めず、過ちを認めず、都合の悪い情報は隠蔽し、保身する。
これが厚労省の体質なのだろうか。
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県名 | 栽培 | 研究 |
---|---|---|
北海道 | 1 | 14 |
青森 | 0 | 2 |
岩手 | 1 | 4 |
宮城 | 1 | 7 |
秋田 | 0 | 3 |
山形 | 0 | 2 |
福島 | 1 | 6 |
茨城 | 0 | 5 |
栃木 | 29 | 5 |
群馬 | 1 | 6 |
埼玉 | 0 | 4 |
千葉 | 0 | 29 |
東京 | 0 | 41 |
神奈川 | 0 | 20 |
山梨 | 0 | 2 |
長野 | 2 | 5 |
新潟 | 0 | 6 |
静岡 | 0 | 5 |
愛知 | 0 | 20 |
三重 | 0 | 1 |
岐阜 | 17 | 6 |
富山 | 0 | 4 |
石川 | 0 | 5 |
福井 | 0 | 2 |
滋賀 | 4 | 3 |
京都 | 0 | 4 |
大阪 | 0 | 27 |
兵庫 | 0 | 17 |
奈良 | 3 | 5 |
和歌山 | 0 | 1 |
鳥取 | 0 | 4 |
島根 | 0 | 2 |
岡山 | 0 | 3 |
広島 | 0 | 5 |
山口 | 0 | 2 |
徳島 | 0 | 1 |
香川 | 0 | 4 |
愛媛 | 2 | 4 |
高知 | 2 | 4 |
福岡 | 0 | 14 |
佐賀 | 2 | 2 |
長崎 | 1 | 6 |
熊本 | 0 | 0 |
大分 | 1 | 1 |
宮崎 | 0 | 1 |
鹿児島 | 0 | 5 |
沖縄 | 0 | 4 |
合計 | 68 | 322 |
上の表は平成16年12月31日現在での、日本の大麻免許所有者数です。
厚労省に問い合わせてFAXしてもらったのですが、ここ数年分の統計しか手元にないとのことで、平成13年分からの資料を頂きました。いずれまとめようと思いますが、ひとまず平成16年分です。
栽培免許を持っているのは全国で68名。最も多い都道府県は、トチギシロの栃木県で29名。続いて岐阜の17名。あとは軒並み0か少数です。
研究者免許を持っている人数のほうが多くて、0の県は熊本だけです。麻薬取締官にも大麻研究者免許を持っている者がいるそうなので、そのような数も入っているのでしょう。「研究」というのは、具体的にどのような研究なのかまでは把握していないそうです。
麻栽培が奨励されていた戦前からの統計があると良いのですが、そういった統計はないというので残念です。
エタノールやバイオマス・エネルギーといった観点からも大麻の可能性が見直されていますが、エネルギー源として供給するには相当量の生産が必要となるでしょう。
全国の遊休農地を大麻畑として復活し、これから膨大な人が定年を迎えるという団塊の世代のセカンドライフの選択肢のひとつとして、田舎暮らしを満喫しながら大麻栽培生活を送るような、そんな事業を厚労省として企画立案できないのか。
秋篠氏曰く
「それはできないでしょう。私たちは大麻は危険なものだという認識を持っているのだから。経済産業省からでも何か言ってくれば別ですけど。」
「クサイ」の件は作業を進めているとのことで、今週内にはできるそうです。
センターの糸井専務理事も情報が古いと認め、秋篠さん自身も全体的に見直す必要があると言っているのだから、どの程度に大麻は危険なのか、米国一辺倒の情報ではなく、科学的に確認できる公平な資料もちゃんと検討して下さい。
最低でも、検察が証拠として裁判所に提出できる程度のものにはして下さい。
約束通り、こちらからもぜひ参考にして頂きたい情報を後日このサイトでお伝えします。
今日の秋篠さんの話によると、本当は自分も特にセンターのサイトを担当しているわけではなく、この仕事についての担当は明確ではないとのこと。
「いやあ、本当は私も別にこれの担当ってわけではないんですよ。これに関しては特に誰って割り当ても決まってなくて。で、まあ、私がやってるんですけど。こんなこと言っても言い訳になっちゃうから言わないけど。」
「言ってんじゃん」
秋篠さん、余計な仕事を増やされるハメになって大変だろうけど、これはとても大切な仕事です。
それに、センターのサイトには「このホームページは厚生労働省の委託を受けて運営しております」って書いてあるんだからさ、ちゃんと更新管理、情報管理の方法を決めておかないと「委託」のフリガナに「ムセキニン」って書かなきゃいけなくなるでしょ?
実はちゃんとした管理方法も決まってないなんて、本当はそれこそ問題じゃない?
それとも、「このホームページは厚生労働省のムセキニンで運営しております」って修正する?要望しようか?
秋篠さんも、統計をFAXしてくれた名前も名乗れない権兵衛さんも、「これだけをやっているわけではない」と、奇妙な言い訳をしていたけど、これも仕事でしょ?
これだけしかやってなかったら「税金泥棒」って書いて「カンシシドウマヤクタイサクカ」って読まなきゃいけないでしょ?
3ヶ月かけて調べても出典も分らない情報を国民に垂れ流しておいて開き直らないでもらいたい。
秋篠さん、国民に向けて正しい大麻情報を発信することは、とても大切な仕事であることを、今一度認識して下さい。
体調が悪そうだったけど、しっかり養生して、しっかり仕事をして下さい。寝込むなら「クサイ」のを片付けてからのほうがいいと思うよ。
よろしくお願いします。 お大事に。
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◆お役所仕事確認.
大麻は、「蓬を燃やした時のような一種刺激的な強い臭いで、「クサイ」と感じる)」という、出所不明の英文を翻訳している、大麻を経験したことのある個人の主観的な感想でしかないことを、あたかも何か正しいことかのように偽装する「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの記述について、厚生労働省監視指導麻薬対策課の秋篠氏は、当方の申し入れに対し、「確かに適切な表現ではない」と認め、内部での検討の結果としても不適切とされ、1週間程度で修正できると答えてから早2週間。
一向に表現が改まらないので、どうなっているのか電話で秋篠氏に確認した。
「いやあ、まだ手続きが終わってないです。」
「手続き?秋篠さん、たった1行を削除するのにどれだけの手続きがあるの?1週間程度でできるようなことを言ってたでしょう?」
「いえ、だから言ったじゃないですか、ある程度時間はかかるって。私もこればかりやってるわけじゃないし、他のことも抱えてるんで。」
「秋篠さんはこの差別的な不適切な表現を修正することは大切じゃないって言うの?」
「差別的だとは認めてないじゃないですか、事実と反するところがあるって言っただけで」
「事実と反することなのに、それを修正するのが大切ではないって言うの?」
「いや、だから変えるとは言ってるじゃないですか。内部的な手続きが終わってないんですよ。」
「たった1行削除するのに大変なことだな。で、その内部的な手続きってのはいつ終わって、具体的に表現が修正されるのはいつなのさ?具体的に日にちを言ってくれよ。」
「んーと、そうですね、・・・・・(考えること20秒、「センターに出して」とか独り言)・・・・そうだな、来週中、来週中にはやりますよ、来週中だと思ってて下さいよ。」
「本当だろうな?この前みたいに、調べて連絡くれるはずが、しらばくれて、3ヶ月もしてからこっちから電話したんだからな、同じことになるんじゃないだろうな?」
「やりますよ。やらないとは言ってないでしょ。」
「ホントだな?来週中。頼むぜ、ホントに。」
いったい、あんな1行削るのに、どれだけのハンコが押されて紙切れが回るのやら。
秋篠さんよ、来週中。約束だからな。
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厚労省とセンターに出そうと思っていた要望案原稿です。
段階的な見直しを前提にしていたので、(その1)のつもりでした。状況が変化しているので実際に検討をお願いする内容はかなり下記と異なったものになると思います。
ぜひ、ご意見などお願いします。
大麻についての記述を適切にするための要望案(その1)
はじめに
「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに掲載されている大麻に関する記述は、厚労省の担当者が3ヶ月探しても出典が確認できない、10年以上も前に製造された米国製薬物標本の説明書を訳出したものであり、現在の科学的知見から見ると著しく不適切な箇所ばかりで、どこから手を付けたものやらの感があります。
糸井専務理事がお認めになった通り、情報が古すぎるのです。
米国の過去の情報には、「大麻精神病」だとか、大麻が意識の「幻視・幻覚・幻聴・錯乱等の急性中毒症状」を引き起こすというものがありますが、現在ではそのような説は科学的な検証の結果、とっくに見直され、末尾に参照先を示す通り、米国国立麻薬管理局(ONDCP)のサイトにすらそのような記述はありません。
また、厚生労働省や麻薬・覚せい剤乱用防止センターが、大麻の説明を記述する際、大いに参考にしたと言われる米国ですが、州や市レベルでの規制緩和が進んでいるだけでなく、連邦政府レベルでの罰則規定も日本よりも軽いのです。
重ねて申し上げますが、個人的に使う微量大麻の所持で逮捕する先進国など、米国(連邦レベルの規制)と我が国だけです。
幸い、国民からの修正要望があれば内容を検討して頂けるとのことなので、下記、ご検討頂きたく、お願い致します。
本来、すでに10年以上も前の情報であることが明白なので、大麻に関する現在の科学的知見を集約し、全体的な改編が行われるべきですが、諸都合により段階的に見直すとのことなので、大麻について誤解と偏見を招く事項に関して優先的に修正するよう、以下、2ページ分につき、具体的な検討を要望します。
■「大麻について」のページ
http://www.dapc.or.jp/data/taima/1.htm
1.大麻の科目についての記述
大麻は「クワ科」と書かれているが、平成3年の警察白書では「アサ科」として記述されています。
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h03/h030102.html
最新の植物分類法では「アサ科」とされているので、センターの記述も「アサ科」で統一して下さい。
2.「所持しているだけでも死刑や無期懲役となる場合」について
先にセンターにお尋ねした際、「シンガポールでは500g以上の所持は死刑、マレーシアでは200g以上の所持は死刑、ベトナムでは大量に貯蔵していた場合に死刑か無期懲役」とご教示頂きました。このような現実的な情報は海外に出る日本人が多いなか有益だと思います。
また、死刑や無期懲役となるのは上述のような営利目的の疑いが極めて強い大量所持の場合であり、健康被害の甚大さによるものではないことを明確にする意味でも、上記ご教示頂いた具体的な表記をお願い致します。
3.「大麻精神病」の再検証
「大麻精神病」という言葉が度々出てきますが、このような病名は御用で研究した一部の学者が主張しているに過ぎず、その内容も科学とはいえないお粗末なものでしかありません。
「大麻精神病」なるものを再検証して頂きたい。
その根拠となる出典をお示し頂きたい。
出典を示せないのであれば削除して頂きたい。
4.「幻覚作用」の削除
「酩酊感、陶酔感、幻覚作用などがもたらされます」とあるが、「幻覚作用」については認められていません。
根拠(研究結果としての出典)を示して頂きたい。
根拠がないのであれば削除して頂きたい。
---------------
★参考「マリファナの科学」
「大麻の長期的使用は肉体的・精神的・道徳的な退行につながらず、継続的に使用した場合でも何ら永続的な有害効果は認められない。」
---------------
5.「犯罪の原因」と「社会問題の元凶」の削除
大麻の使用そのものが「犯罪の原因」となった例を示して頂きたい。
そのような例がないのであれば削除して頂きたい。
---------------
★参考「マリファナの科学
「最初の大麻禁止法はその使用が犯罪行為につながるという考え方に基づくものだったが、その後、この考え方は誤っていることがわかり、もはや理屈としても通用しない。大麻に絡んでわれわれが現在かかえる問題の多くはは1920代~30年代にかけて大麻を等級Ⅰの麻薬に規定した性急な政策と、この規定がその後、チャンスがあったにもかかわらず変えられなかったことに起因している。」
---------------
■「大麻の精神的影響」のページ
http://www.dapc.or.jp/data/taima/3-2.htm
6.「幻覚や妄想の引きがね」「錯乱を引き起こし」の削除
大麻で幻覚や妄想は起きません。起きるとするのであればその根拠、研究結果としての出典を示して下さい。
根拠を示せないのであれば削除して下さい。
7.「大麻精神病」の再検証(2と同じ)
8.「4 幻覚妄想」の項目削除
本文中に次のような記述があります。
> 「神様が見える」「誰かが体を触る」など、幻視や幻触の体験も報告されている。
神様が見えた人の事例が大麻の使用だけによるものであったか、詳細について確認して下さい。「幻覚妄想」といった表現は事実でないばかりか、覚せい剤を連想させ、国民の正しい理解を阻害しています。
「4.幻想妄想」の項は症例や出典が示せないのであれば削除して下さい。
9.「5 意識の変容」の全面的修正か項目全体の削除
「5 意識の変容」に「錯乱」という言葉が使われているが、夢見心地という意味での「夢幻状態」はあっても、覚せい剤のような「錯乱」はありません。「混乱」の誤訳であると思われます。
大麻の使用による意識の変容はありますが、それは「錯乱」といった観点からのみ断定できるものではありません。そこには肯定的価値もありますが、サイトの趣旨ではなく記述できないのであれば、この項は全体を削除して頂きたい。
10.「思考の錯乱」を「思考の混乱」に修正
「6 観念の抽出、思考の錯乱」に「錯乱」とありますが、「思考がばらけていくような感覚」や、「ふっと考えが頭に浮かび、それにどう対応していいか自分でもわからなくなる」「考えがバラけてしまってまとまらず自分でも困る」「質問されると、その言葉の意味が同時にいろいろと浮かんできて、どう答えていいかわからなくなる」などは、「錯乱」ではなく「混乱」です。用語として「錯乱」が適切でないことは前述の通りです。「錯乱」という記述を「混乱」に修正して下さい。
以上の10箇所につき、修正削除、及び再検証を要望します。
【参考】
■ご担当者必読文献
マリファナの科学 レスリー・L. アイヴァーセン(築地書館)
桂川裁判上告趣意書及び最高裁決定への異議申立書
医療マリファナの奇跡 矢部武(亜紀書房)
地球維新vol.2 丸井英弘 中山康直(明窓出版)
大麻問題についての提言(カンナビスト)
マリファナ・ブック―環境・経済・医薬まで、地球で最もすばらしい植物=大麻の完全ガイド ローワン ロビンソン(オークラ出版)
ルポ「カナ トレード スイス2002」SPECTATOR 2002 SPRING ISSUE 桂川直文 (幻冬舎)
トワイライト・フリークス―黄昏の対抗文化人たち 山田塊也(ビレッジプレス)
マリファナ青春旅行 麻枝光一(幻冬舎アウトロー文庫)
ヘンプ読本 赤星栄志(築地書館)
■ご担当者必読サイト
・全米科学アカデミー医学研究所(IOM)報告(カナビス・スタディハウス)
・英科学技術委員会ドラッグ新分類提言(カナビス・スタディハウス)
以上
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午前10時25分、厚労省の秋篠氏から携帯に電話を頂いた。
先日お願いした件の回答だった。
予定では、今日の夕方にこちらから電話するはずだったのだが。
「この前のときに調べてこちらから連絡するのが随分遅くなってしまったので申し訳なかったと思って。」
と、耳を疑うような、何かの罠じゃねーだろうなと疑うような、俺ンちにガサに来た人の言葉とは思えないような、とても丁寧なことを言ってくれる。
私は仕事中だったので、秋篠氏と話すために用意してあったメモも手元になく、録音もできなかった。
以下、速記。
秋篠氏「このあいだの蓬を燃やしたような、という箇所の件ですけど、検討しましたが、やはり、元が訳注でもあるし、適切ではないだろうということで、修正することになりました。」
私「それは良かった。具体的にはいつ頃ホームページの記述を変えて頂けるのですか?」
秋篠氏「早ければ一週間以内にできると思います。」
私「一週間?カッコの部分を削除するだけならすぐできるでしょ?俺、やっといてあげようか?そのくらいならできるし。」
秋篠氏「いや、いいですよ、どこにリンク張られるか分らない。他にも見直しが必要な箇所があるかもしれないので、検討することになってます。検討して、見直す必要があるかもしれないし、ないかもしれないし。やるなら一気にやることになると思います。」
私「秋篠さんはこの前の電話で現在出している情報を信じてるって言ってたけど、出典不明の10年以上前の情報だからねえ。今更出典を調べたりするよりも、全体的に見直して頂けるならそのほうがいいですよ。糸井さんは情報が古いってお認めになってましたよ。」
秋篠氏「ああ、そうですか。」
私「大麻についての記述を全面的に見直すとして、秋篠さんはマリファナの科学は読みました?」
秋篠氏「え?いやあ、ちょっと、どうだったか。」
私「IOM報告くらいは読んでるんでしょ?」
秋篠氏「え、そういろいろ並べられても、チェックはしてますけど、どれがどうだったかすぐには。」
私「いまどき、アメリカの国立麻薬管理局のサイトにだって幻覚だとか幻聴だとか大麻精神病なんて書いてありませんよ。もともとアメリカの情報を参考にして作ったのだから、せめて現在のアメリカの情報程度には修正して下さいよ。アメリカの国立麻薬管理局のサイト、読んだことあります?」
秋篠氏「いやあ、どうだったかな、すぐには思い出せないけど。」
私「見直して欲しい箇所、こちらでもリスト化してるところなんですよ。全体は一度には見直せないという糸井専務理事のお話だったので、優先的に修正して欲しい箇所とか、参考文献とか。メールで送りますから捨てアドでもいいので教えてくれませんか?」
秋篠氏「いや、そういうことは禁止されてるんですよ。」
私「ウイルス送ったりしないからさ。」
秋篠氏「いや、できないんですよ、できないようになってるんです。省全体の受付アドレスだったらあるかな。そちらに送ってくれれば、大麻の関係なら自動的にこちらに回ってきますから。」
私「秋篠さん、うちのサイト見てくれてるでしょ?」
秋篠氏「・・・・・・・・・・・・・」
私「修正して欲しい箇所とか、参考文献とか、うちのサイトにアップしますから、それを見て下さいよ。紙で送るとリンク先を入力するのも面倒だろうし。」
秋篠氏「そうですね、そのほうが早いのかな。」
私「じゃ、ちゃんと見て頂ける内容になったらまた連絡します。蓬を燃やしたようなクサイの件は、他の全体の修正とは関係ないのだから、早急に削除して下さいよ。作業は誰がするんですか?」
秋篠氏「どのように修正するかまだこれから文章を考えなきゃいけないので、できるだけ早くはしますけど。作業はセンターのパソコンをオペレーションしている人がやります。」
秋篠さん、真摯に対応して下さってありがとうございます。感謝します。
私たちの国では大麻について次のような見解を示しています、と、胸を張って外国の人たちに伝えられるような、適切な内容に改編して頂きたく、お願い致します。
お役所や関連機関の担当の方には、米国ばかり見ず、日本人としての誇りを持って公務に励んで頂きたいと熱望します。
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(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターの糸井専務理事に電話でお話を伺った。
Q.大麻はクワ科ですか?
A.従来の分類方法ではクワ科だったが、最新の分類法ではアサ科とされている。クワ科という表記が間違っているわけではない。
警察庁のサイトではアサ科になっているので表記を統一したほうがいいという意見については、「こだわって反対する理由もないので、今後の更新を図るなかで検討」する。
Q.大麻を所持しているだけで死刑や無期懲役の国を教えて下さい。
A.同センターのサイトに記載のある、大麻を所持しているだけでも死刑や無期懲役の国は、シンガポールが500g以上の所持を死刑としている他、マレーシアでは200g以上の所持は死刑、ベトナムでは大量に貯蔵していた場合に死刑か無期懲役。
Q.日本では禁制品だと知らずにコカ茶をお土産に持ち帰るドジな日本人もいます。逆に日本では実刑で済む?大麻所持がシンガポールやマレーシアでは死刑になる。このような情報は現実問題としてとても重要だと思われるので掲載して頂きたい。
A.明日、明後日に更新するといったお約束はできないが、次回更新時に合わせて検討したい。
Q.日本以外の先進国で大麻がどのような扱いかご存知ですか?
A.「いえ、私どもは特に外国の情報について一つ一つ確認しているわけではないですけれども、アメリカなどでは州によっても違いがあるという点については承知しております。」
Q.デンバーでは市レベルで合法化されましたがご存知ですか?
A.「いえ、そういった情報は特に確認しておりません。」
Q.カナダやドイツやイギリスについての状況はご存知ですか?
A.「具体的には特に承知しておりません。」
Q.ホームページの管理、更新作業の実務はどこの部署が担当されているのですか?
A.「これは内部でやっています。センターの内部です。内容は厚生労働省とも検討してということになりますが。」
Q.ホームページで公開しているデータは定期的に見直していますか? 現状のデータは出典不明で、出典が分ったところで10年以上前のものです。この10年で大麻についての研究は大きく進んでいます。
A.「見直しをしなきゃいけないな、という観点は持っておりますので。確かに、ご指摘の通り、情報がだいぶ古くなってしまった点も見受けられますので、1・2年前から数値的なことに関してはいくつか修正しているところです。ただ、じゃあ全体的に一斉に見直すかということになると、大麻以外のこともございますので、なかなか一度にはできませんけれども、現在の知見に合わなくなってきている箇所については随時見直していくように検討しております。」
Q.それでは、今後も、具体的な記述について訂正や修正を要望させて頂きたいと思いますが、具体的にご検討頂けますか? 大麻について正しい知識を広報するべきだという見解については、対立するものではなく、一致していると思います。
A.「ご要望を頂いても、それをじゃあすぐご指摘の通りに修正しますというお約束はできませんけれども、内容についての検討はさせて頂きます。申し上げました通り、見直しが必要だという観点はありますので、厚生労働省のほうとも相談をして、検討させて頂きます。」
私は決して薬物乱用防止教育に反対しているわけでも、お仕事の邪魔をしたいわけでもありません。どう思っておられるかはお察し申し上げますが。
私は、我が国の行政に、大麻について、偏見のない、正しい知識をもって、適切な「注意」を広報して頂きたいと願うのであります(「注意」とありますが、筆者の感覚では「使用上の注意」です)。
大麻取締法はGHQに押し付けられた悪法であり、日本の光明を封印する岩戸です。ほんとです。ほんとなんです。
「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに掲載されている大麻情報を、海外の人たちが読んでも恥しくないような、適切な表記にするため、今後とも微力ながら協力と努力を惜しまぬつもりです。
上記のようなことで、「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの大麻に関する記述、具体的な指摘を申し入れれば、修正について検討して頂けるとのことです。
(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターの専務理事が、情報が古いことをお認めになり、「見直ししなければ、という観点は持っている」「ご要望については修正するとお約束はできませんけれども、厚労省とも相談のうえで検討させて頂きます」と述べられました。
お読みのみなさん、ぜひ、情報の提供と整理にご協力をお願いします。
検証「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ
http://www.asayake.jp/dame/
お役所の担当の方との対話によって、日本全国津々浦々に周知される大麻情報を適正化できれば、大いなる現状改善ではないでしょうか。たとえ、少しづつでも。日本発公式大麻情報を適正化しましょう。
糸井専務理事には、ご多忙のなか、長時間に及ぶしつこい質問に、大変丁寧にご対応頂き、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの記述について、出典を調べて連絡をくれることになっている厚生労働省医薬食品局監視指導麻薬対策課の秋篠氏に電話をし、どうなっているのか訊いた。
具体的な出典については、調べてもらっているが、まだ分らないという。
ホントに調べてる?
まだ分らないので連絡しなかったそうだ。忘れていたわけではないらしい。
出典も分らないような情報の掲載を止め、新しい知見に基づく情報に更新したほうが良いと思うが、厚生労働省としては現在の情報を「信じている」そうだ。
だから、そう信じている根拠となる出典を示してくれよとお願いしているのだが、それはまだ分らないというのだから、わけがわからない。
麻薬・覚せい剤乱用防止センターの「大麻について/大麻の症状」というページに、次のように書かれている。
大麻には独特の甘いような臭いが、相当長時間衣類などに付着して臭います。(甘い香りと言われますが、むしろ蓬を燃やした時のような一種刺激的な強い臭いで、「クサイ」と感じる)従って、乱用者達は、この特徴的な臭いを消すために、ファンを回したり、お香を焚いたりします。
この箇所は、ネタ本の「薬物乱用防止教育指導者読本」(32ページ)では次のようになっている。
大麻には独特の甘いような臭いが、相当長時間衣類などに付着して臭います。(訳注:「甘い香り」とありますが、訳者の経験では、むしろ蓬を燃やした時のような一種刺激的な強い臭いで、「クサイ」と感じました)。従って、乱用者達は、この特徴的な臭いを消すために、ファンを回したり、お香を焚いたりします。
この話、知人の盲の鍼灸師に話したところ、激怒した。
ご存知の方も多いだろうが、蓬は鍼灸治療に使う艾(もぐさ)の原料だ。ツボに刺さった針に艾を乗せて燻すと、体の奥までジ~ンとほぐれるように熱が伝わる。その香りを好もしく感じる人も多いだろう。
それをこともあろうに厚生労働省が、クサイとはなんだ、クサイとは。
これは重大な差別表現ではないだろうか。
私は秋篠さんにこの話を伝え、訳注の( )内の記述を削除するよう求めた。
秋篠氏もこの表現には違和感を感じるという。但しそれは差別表現という意味での違和感ではなく、「読本」では明らかに訳者の感想でしかないものが、ホームページでは公式見解のような記述になってしまっていることへの違和感だそうだ。
この差別的な表現をどうするのか。
15日に回答を頂くことになった。
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