東京都健康安全研究センターのサイトに「不正大麻・けし撲滅運動」というページがある。どんな運動かというと。
運動内容
阿片の原料となるけしや、マリファナの原料となる大麻草は法律で所持や栽培が禁止されています。東京都では、職員が都内を巡回し不正けし・大麻の発見に努めるほか、連絡を受けた場合には現場での抜去を行っています。
運動の期間
5月1日~7月31日
東京都の職員が都内を巡回してけしや大麻を探しているらしい。うろうろと探し回っているのだろうか。なんか笑える。どれだけ抜いたか書かれたページがある。
-過去の不正大麻・けしの発生データ-
都内で発見された不正けし及び大麻(自生を含む)発見抜去件数の年次推移は下表のとおりです。
表 不正けし・大麻発見抜去件数の年次推移
年 けし 大麻 件数 本数 件数 本数 平成11年 20 10,751 1 2 平成12年 65 33,377 2 17 平成13年 89 14,803 4 195 平成14年 73 3,839 3 12 平成15年 29 5,965 3 17 平成16年 47 7,816 5 13
平成13年には195本の大麻を見つけたようだが、他の年は20本にも満たない。それに比べるとけしはすごい。桁違いだ。
植えて良いけしと植えてはいけないけしの見分け方もきれいな写真付きで説明がある。
大麻については次のような説明がある。乱用される代表的薬物の説明ページ
(2)マリファナ(大麻)
「大麻草」から作られるもので、様々な名称で呼ばれています。 精神依存性があり、日本では、法律により規制されています。
(俗称の事例:グラス、ポット、エース、ガンジャ、ハシッシュ、ブッダスティック、ハッパなど)
Q4大麻だったらたいした害はないって聞いたけど本当ですか。
A4 とんでもありません。心も体もズタズタになったうえ、連用によって何もやる気のない状態になります。また、精神に異常をきたし、幻覚や妄想が現れたり、生殖器官に異常を起こすという報告もあります。
「心も体もズタズタ」ねえ・・・。大麻だけでそうなった人を見たことがないのだが、東京都健康安全研究センターには症例があるのだろうか。それとも、「連用」しなければ大丈夫と言いたいのだろうか。「精神に異常をきたし、幻覚や妄想が現れたり、生殖器官に異常を起こす」という表現は、「ダメゼッタイ」ホームページからコピペというところだろうか。
Q12 海外ではどうなっているのでしょうか
A12 各国とも薬物犯罪に厳罰をもって対処しています。
例えば、最高刑を見ると
・死刑の国………シンガポール、フィリピン、中国など
・無期懲役の国…フランス、イギリスなどがあります。
また、犯罪に巻き込まれるおそれがあり。
・薬物所持に関する密告に対し、報償金を支払う国がある。
・薬物を高級茶などと称して売りつける。
・他人の荷物に薬物を紛れ込ませたりして密告する。
などの事件が発生しています。
これも説明が大雑把過ぎないか?一口に「薬物犯罪」といっても、営利目的で組織的に密輸入などを行うことと、個人的に使う大麻をちょっと持っていた場合では、「犯罪」の内容が全く異なる。「死刑の国」は個人的にちょっと薬物を持っていても死刑なのだろうか。密輸などの「犯罪」と話をすり替えてないか?
個人的に利用する薬物に関しては「厳罰」の国ばかりではないし、いろいろな議論はあるようだが、EUなどは全体として大きな流れは害削減政策にあるだろう。自民党が猿真似してきたアメリカ共和党の薬物弾圧戦争は破綻している。
無期懲役の国としてイギリスが挙げられているが、大麻に関しては規制が緩められ、個人利用の大麻を少量持っていたところで逮捕されない施策が採られている。そしてそれ以降、イギリスでは大麻使用人口が減ったという。
フランスでの大麻所持については、公の場で吸わないでくれと警官に注意されたという一例を当サイトでレポートしたことがある。
デンマークでは大麻所持より自転車に乗りながら携帯電話を使うほうが罰金が重いそうだ。日本で捕まってしまったあるデンマーク人は、「大麻は自由の象徴でした。しかし、日本では自由を奪うものだと知りました。」と法廷で証言している。
私たちは、決して中高生に薬物乱用が広がるような社会を望んでいるのではない。乱用を防ぐには、まず正しい知識に基づいた教育が必要なのではないだろうか。
外国では死刑になる国もあるゾ!と脅したところで教育的な効果はないだろう。
(つづく)
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無罪スイス人の勾留、最高裁が認める決定
2007年12月14日17時45分 朝日
一審で無罪判決を言い渡されたスイス人の女性被告(28)が東京高裁によって再び勾留された問題で、最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は、勾留の取り消しを求めた弁護側の特別抗告を棄却する決定をした。この外国人被告について「犯罪を疑う相当な理由がある」として勾留した東京高裁の判断は妥当だと結論づけた。
決定は13日付。
スイス人女性は昨年10月にスーツケースの中に覚せい剤約2.3キロを隠して輸入しようとしたとして、覚せい剤取締法違反と関税法違反の罪に問われた。
今年8月に千葉地裁が無罪を言い渡したため、検察側は控訴と同時に被告の勾留を地裁に申し立てた。地裁は勾留を認めたが、弁護側の抗告を受けた高裁第4刑事部は地裁の決定を取り消した。
その後、控訴審の審理を直接担当する高裁第5刑事部が職権で勾留を決定。弁護側の異議申し立てを受けた高裁第6刑事部も棄却したため、弁護側が不服として特別抗告していた。
同じ問題は、97年に東京都渋谷区で起きた女性会社員殺害事件のネパール人被告のケースでも問題となり、最高裁第一小法廷が00年に勾留を認める判断をしている。
このニュースを読んでまず思ったのは、そもそもこのスイス人女性は無実なのではないか、という疑いだ。この記事からは事件の詳細は分からないが、スーツケースの中に覚せい剤が隠されていたことなど、このスイス人女性は全く知らなかったのかもしれない。誰かに騙されたのかもしれない。上告中の祐美さんのように。だから、あの千葉地裁が無罪判決を出したのではないか。だが検察が控訴した。
この国の裁判は、被告が控訴しても高裁はあっさり審理もせずに棄却するが、検察が控訴した場合、高裁はほぼ検察の言いなりだ。何度そんな裁判に愕然としたことか。高藤さんのように、全くの無実であってもだ。
一審で無罪の判決が出たスイス人女性を、検察は、日本から出られてしまったら控訴審ができなくなるから牢屋に入れておいてくれと裁判所に言い、裁判所は、ハイ分かりましたと許可を出す。人権感覚の壊れた「検察官」「裁判官」という肩書きのファシスト。
このスイス人女性は、二度と日本などに来たくないと、怒りとともに感じているのではないだろうか。
「疑わしきは被告人の有利に」という刑事司法の原則があるとかないとか。まあ日本にはないのだろう。我が国では、疑わしきは、一審は無罪でもとりあえず牢屋にぶち込んどけ、という、戦前の特高警察(*1)的な悪しき正義が、官憲によって信じ込まれているのである。これを正義だと思ってやっているのであろうことが、何よりも怖い。
(*1)特高警察をWikipediaで読み、現官房長官の町村信孝の父は特高を指揮した内務官僚だったことを知った。な~るほど、人を見下したあの薄気味悪い横柄さはその血統にも理由があるのかと妙に納得である。
*アクセスランキング紹介文も鋭意更新中。(^^y-~
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厚労省と製薬会社による国民の命への犯罪、薬害C型肝炎の問題で、大阪高裁はやはり国家権力側に立った「和解案」を示した。原告たちは怒りを募らせている。
<薬害C型肝炎>「バカにするな」涙の原告、決意新た
12月13日22時29分配信 毎日新聞
刑事事件ではないが、この問題にしても、国民が裁判に参加する制度があれば、結果は全く違ったものになっていたのではないだろうか。明らかに国に過失があるのだ。厚労省医薬食品局は、フィブリノゲンを投与された者たちのリストを倉庫に放置までしていた。厚労省が国民をまず第一に考えていたら、死なずに済んだ命があっただろう。厚労省は国民を殺しておいて、ふんぞり返っている。
昨日のニュースでは、世田谷で一家4人が殺害された事件から犯人を逮捕できないまま7年が経過したことや、警察庁が事件に関する有意な情報に懸賞金を付けると発表したことも報じられた。このような重大な事件の犯人を捕まえることのできない警察が、犯人でもない者を犯罪者にでっち上げ、暴力的で恫喝的な取り調べによって無実の者を刑務所にぶち込んでいる。
<懸賞金>世田谷など指定 新たに3事件対象に 警察庁
12月14日5時0分配信 毎日新聞
一方、三菱自動車製の大型車からタイヤが脱落し、母子3人に直撃して死傷させた事件では、初めて企業の責任を認めて有罪とする判決が出たが、禁固1年6月・執行猶予3年だそうである。金儲けを優先して安全をおろそかにした結果招いた死亡事故なのに、ちょっと大麻を持っていたのと同じ程度、あるいはそれより軽い程度のお裁きだ。
脱落タイヤで母子3人死傷、三菱自の元2幹部に有罪判決
12月13日23時22分配信 読売新聞
この国の政治は、政治家ではなく、官僚が仕切っている。省益と保身と天下り先の心配しかしていない、倫理の退廃した、腐りきった官僚が日本を牛耳っている。司法もまた然り。自民党政治はその官僚システムに乗っかって、業者との癒着に安住している。
今年を漢字一文字で表すと「偽」だそうだが、私には「怒」の一年であったように思う。
怒りを前進するパワーに。来年に向けてアクセルを踏み込みたい。
お問い合わせのフォームが正しく動いていませんでした。これまでにフォームから送信して返信がない方、失礼しました。修正しましたので、再度送信して下さい。よろしくお願いします。
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薬害エイズといい、薬害肝炎といい、国民の命をないがしろにして開き直る厚生労働省医薬食品局の体質は、この国の官僚がどこまで腐っているか、いかに国民のことなど考えていないかを、あからさまに物語っている。
過日のニュース番組でも、薬害C型肝炎に苦しむ者の悲痛で切実な言葉を、ふんぞり返って背中で聞く官僚らの横柄な姿が画面に映っていた。
原告たちとの初めての面会のとき、マスゾエ大臣がにこにこして歌でも歌いたそうな顔で現れたのは引いた。原告たちの落胆は深かったに違いない。
堺屋太一さんが、我が意を得たりの解説をされている。
――いろんな問題があります。そういうことを考えると日本の官僚はきわめて優秀でない。国際的にみると競争力がないというんですが、日本の官僚は外国の官僚より相当に劣る、と言われるようになりました。そこで官僚のどこが悪いかということを考えてみますと、まず大きな問題として官僚に倫理観がない、倫理が腐敗している。
(中略)
けれども、もっと大きな問題はこちらです。倫理の退廃。何が良いか分からない、何が良いことか何が悪いことか分からなくなる。これがいちばん問題なんです。
(中略)
じつは、いま日本の官僚はこの倫理の退廃に陥っているのではないか、これが大問題です。
堺屋太一のビデオコラム vol.89 腐敗官僚天国・日本 2007/12/10 [JANJAN]
厚生労働省や防衛省だけではない。司法官僚もまた同じ霞ヶ関のムジナだと思う。
*アクセスランキングの紹介文を、ちょと、変更しました。
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報道によると、「総務省、青少年の携帯・PHS利用でフィルタリング機能を原則義務化」らしい。
ワンクリック詐欺とか、犯罪を仕事として依頼したり引き受けたりする掲示板とか、明らかに規制したほうがいいウェブサイトというのはあると思う。やる奴はまた別のサイトを立ち上げるだろうからイタチごっこだろうが、かといって放置して良いことにもならない。だから、特に未成年者が利用する携帯端末に有害サイトアクセス制限の機能を付けること自体に私は反対ではないが、問題は言論の自由との兼ね合いで、現政府や政策に批判的なサイトへのアクセスを制限するようなことがあってはならないだろう。そういうことをしそうな行政だから怖い。
原則義務化されるという未成年ユーザーへのアクセス制限は、どのようなサイトを対象にしているのだろう。どのサイトが有害であると、誰が決めるのだろう。気になる。
当サイトはasayake.jpというドメインを使っているが、どうも当方のドメインを排除している無料ブログのサービスなどがあるようだ。同じパソコンと通信環境から、別のドメインでは登録できるのに、このドメインでは登録できない。運営会社に確認したいと思っているが、個別のドメインについては回答できないとか言われそうだ。
情報が古くて根拠もないことが明白なのに、国民に平然とデタラメな薬物情報を与え続けている「ダメゼッタイ」のサイトこそ、有害サイトとしてフィルタリングの対象にしてもらいたい。
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喉頭(こうとう)がんで闘病生活を続けていたロック歌手、忌野清志郎(56)が8日、東京・北の丸の日本武道館で行われたチャリティー公演「ジョン・レノン スーパーライヴ」に出演し、1年半ぶりに活動を再開させた。敬愛する元ビートルズのジョン・レノン(享年40)の命日に合わせ表舞台に登場。ジョンの未亡人、オノ・ヨーコ(74)との競演で完全復活をアピールした。
清志郎、復活だぜベイベー!がん乗り越え1年半ぶり活動再開
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以下は、実話ナックルズvol.3(10月25日発売の号)に書いた原稿です。「不都合な大麻の真実」という題で書いたのですが、編集部が一般読者向けに「大麻取締法はダメゼッタイ」と分かりやすく改題してくれました。12月25日発売の号にも連載の予定です。
大麻にはアルコールやタバコほど有害性はない。アメリカの国立薬物乱用研究所も、イギリスの下院科学技術特別委員会も、そう報告している。
近年、海外では大麻の薬学的価値が次々と明らかになり、癌細胞の成長を抑制する働きも報告されている。
ところが、我が国では、GHQに大麻取締法を強いられて以来、厚生労働省は大麻研究をしたこともなく、膨大にある海外の研究データすら持っていない。それでいて、厚労省所管の天下り財団法人、麻薬・覚せい剤乱用防止センター(ダメセン)は、「社会問題の元凶ともなる大麻」は「ダメ。ゼッタイ。」だと国民に周知している。
しかし、このダメセン大麻情報に医学的根拠はない。私たちが調べたところ、日本の公的薬物情報である「ダメ。ゼッタイ。」は、14年以上前にダメセンがアメリカの反薬物団体から輸入して販売していた薬物標本の説明書を翻訳しただけのものであることが明らかになった。昨年10月、厚労省もダメセンの天下り専務理事も、私たちの指摘に対し、内容が古くて見直す必要があることを認めている。ああそれなのに。偏見に満ちたデタラメ大麻情報が未だに放置され、いつまでたっても見直される様子がない。
私たちは、ダメセン大麻情報を医師に検証してもらい、具体的な修正や削除を要望書として提出した。が、厚労省とダメセンの回答は、「回答する法的義務はない」というものだった。腐っているのは年金泥棒の社保庁だけではない。
私たちは厚労省とダメセンを訴えるべく準備中だ。大麻所持で服役中の者からも原告に名を連ねたいと手紙が届いた。
厚労省の担当者とダメセンの天下り専務理事、よ~く首を洗って待っていてもらいたい。
厚労省を訴える件は、行政訴訟の学究的弁護士にも打診しましたが、やるとなれば複数の弁護士で弁護団を組み、数年かかるだろうから、弁護士の費用は1人数百万円というヒィ~現実的な提示だったので、やはり本人訴訟しかないかと考え、手分けして訴状を作成しているところです。
門前払いの可能性も高いのですが、これまで明らかになっている大麻の医学的研究や、海外の事情を社会学的に総括する内容として構成しているので、今後の展開の基盤として使えるデータになると思います。訴訟提起は年が明けてからになります。
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茶箱の中身が大麻だと知りながら密輸入しようとしたという無実の罪で服役している久保田君と高藤さんは、二人とも取り調べで刑事に怒鳴られ、脅されたと話していた。
久保田君などは刑事に怒鳴り散らされ、泣き出してしまったそうだし、言ってもいないことを供述調書に書かれ、署名させられたという。
高藤さんも取り調べの当初から茶箱の中身が大麻であることなど知らなかったと言い続けたが、そのことは調書に書いてもらえなかったと話していた。脅しのような取り調べに折れ、高藤さんは裁判で裁判官に本当のことを言えば当然無罪の判決が出ると信じ、何を言っても聞き入れない刑事とのやりとりに嫌気がさし、仕方がないので調書に署名したそうだ。杜撰な取り調べと裁判によって、二人とも懲役3年6月の実刑が確定してしまった。
取り調べが適切に行われているかどうかを確認するためには、その様子を録画・録音しておくのが最善だろう。全くどういうことだか、取調室ではなく留置場でのことらしいが、想像を超えるような現実がある。
時事通信の記事。
2007/12/07-01:38 浦安署巡査長を逮捕=拘置女性にわいせつ行為-千葉県警
拘置中の女性にわいせつな行為をしたとして、千葉県警浦安署は6日、特別公務員暴行陵虐容疑で、同署刑事課巡査長の中村憲司容疑者(26)を逮捕した。「警察の信用を傷つけた。深く反省している」などと話し、容疑を認めているという。
調べでは、中村容疑者は浦安署で看守係として勤務していた3月15日ごろ、留置場内で、起訴後拘置中だった女性(22)の胸や下半身を触るなどした疑い。中村容疑者と女性はいずれも「お互いに好意を持っていたからやった」などと話しているという。
女性は留置場を出て4月以降、中村容疑者と交際していたが、夏ごろに殴られて頭部などに7日間のけがをし、10月に別れた。県警は傷害容疑でも同容疑者を調べる。
時事通信
まるで監獄風味の風俗店だ。
民主党が参院に提出した、取り調べを可視化するための法案が成立することを強く願う。
民主党:「取り調べ可視化法」参院に提出
民主党は4日、容疑者の取り調べの全過程を録音・録画(可視化)することを盛り込んだ刑事訴訟法の一部改正案を参院に提出した。自白の信用性を理由とする無罪判決が相次いでいることに加え、裁判員制度で市民の裁判員が自白の真偽を判断しなければならないことを考慮した。
民主党は06年3月、同様の法案を衆院に提出したが、審議は行われていない。優位を占める参院で可決して世論に訴え、慎重な議員が多い自民党を追い込んでいきたい考えだ。
今回の法案は(1)任意捜査も含め取り調べの全過程の録音・録画の義務付け(2)録音・録画がない調書が被告に不利な場合、証拠とすることはできない(3)検察官に対し、証拠品目を記載したリストを作り、公判前に被告側に開示するよう義務付け--など。録音・録画を巡っては検察は昨夏から一部事件で試行しているが、すべての事件と過程を対象にすることは否定的だ。【坂本高志】
毎日新聞 2007年12月5日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071205ddm012010074000c.html
冤罪は取調室で作られる。取調室にはこれまた風俗風味の覗き窓ではなく、防犯カメラが必要なのである。
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人気ブログランキングのクリックをして下さっている方、ありがとうございます。野中さんも書いている通り、大麻取締法を巡る問題への関心の高さを示す指標として、引き続きのご協力をお願い致します。
今年、これまでにどのくらいのアクセスがあったのか、解析を見てみました。下記の表がその統計です。
「ページビュー数」は、当サイトがあるasayake.jpドメイン以下のページが表示された回数で、「訪問回数」は大雑把に言うとアクセスした人の延べ人数です。asayake.jpには「大麻取締法被害者センター」「english」「検証ダメゼッタイ」「世界保健機関大麻レポート'97」「大麻百貨店あさやけ」のウェブサイトがあります。
例えば11月は、41,525回のアクセスがあり、延べ220,267ページが閲覧されたことになります。1日平均1,384回のアクセスがあり、7,342ページが閲覧されています。官公庁やマスコミからのアクセスも結構あります。官公庁で一番アクセスしてくれているのは厚生労働省で、「厚労省・麻薬防止センターとの対話」のコーナーや、「大麻取締法違憲論裁判」が好きなようです。最高裁や衆議院からもかなりアクセスがあります。お役人さま、よく読んで勉強し、お仕事に活かして下さいね。人気ブログランキングのクリックも忘れずに、よろしくね。
マスコミからのアクセスも、産経を含む新聞各社や、NHKやTBSといったドメインからも来ています。記者のみなさん、よく読んで勉強し、お仕事に活かして下さいね。人気ブログランキングのクリックも忘れずに、よろしくね。
THCの取り組みを支持して下さるみなさん、来年もどうぞよろしくお願い致します。良いお年をお迎え下さい。
・・・まだちょっと早いか。
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反動の御用聞き・産経新聞の偏見大麻報道には今さら驚かないが、「嶽本野ばら、大麻事件を語る 読者の審判仰ぎたい」という記事の嶽本野ばらにはがっかりした。必要以上の全面降伏である。
嶽本野ばらは公判でも「バカなことをしたと反省している。何よりもファンを裏切ったことが自分で本当に許せない」と語ったそうだ。
「ファン裏切り自分でも許せない」声震わせる「乙女のカリスマ」
斉藤次郎さんが公判で「大麻には意識の拡張作用があり、心を豊かにする。自分や周りを深く知るために役立つ」と述べたのとは対照的だ。
亡くなった中島らもさんは「こんなことで逮捕されるほどバカバカしいことはない」と法廷で言って弁護士を冷や冷やさせたそうだ。
それに比べて、、、、以下、記事の引用。
公判では「大麻の効き目が残ったままで執筆したことは」と問われ、明確に否定していた。改めて聞くと、「大麻を使っては書けません。ぼんやりした状態で、幾何学的な物語を構築できない。試してみましたが、頭痛が激しくて無理です」。
頭痛が激しかったのはドイツで問題になっている鉛入りの大麻だったとか、単に不出来な大麻だったからではないのだろうか。
ただ、作家の体験が作品に落とし込まれるのだから、作品は大麻の影響下にあったという批判も成り立つ。「あえて否定はしませんが、一歩踏み込んでくれるなら、過去の作品も読んでほしい。大麻の影響ではなく、もともとぶっ飛んでいたと分かってもらえる」
「作品は大麻の影響下にあったという批判も成り立つ」と、大麻の影響下にあることをどうしても批判したい産経記者のメンタリティーはいつものことだが、「もともとぶっ飛んでいた」って、ホントだろうか。権威に弱く、権力に従順な腰抜けナルシストとしか思えないのだが。
酒井記者には「マリファナの科学」(築地書館)くらい読んでほしい。同書の引用。
19世紀中頃、フランスではパリのカルチェ・ラタンに住む作家や詩人、画家たちの間でハシーシュ体験が流行った。若いフランス人作家ピエール・ゴーティエもそのひとりで、ハシーシュに熱狂するあまりパリに有名なクラブ・ドゥ・アシシャン(ハシーシュ・クラブ)を作り、フランス文学界の面々にハシーシュ服用法を紹介したほどである。そのなかにはアレクサンドル・デュマやジェラール・ドゥ・ネルヴァル、ヴィクトル・ユーゴーもおり、彼らは揃ってハシーシュ体験を作品のなかで語っている。
(中略)
ゴーティエの仲間うちでもっとも影響力のある人物のひとりに、シャルル・ボードレールがいた。1860年にパリで出版された彼の作品「人工楽園」では、ハシーシュ経験がロマンティックで、想像力豊かな文体で綴られている。
酒井記者はデュマやユーゴーやボードレールも「作品は大麻の影響下にあった」と批判するのだろうか。
記事は次のように続いている。
9月2日午後、東京・新宿の歌舞伎町で、大麻樹脂と乾燥大麻を所持していたとして現行犯逮捕された嶽本。1カ月ほどの留置場生活で、「引退」を何度も考えたそうだ。「大麻やドラッグをやるのはダメな人間だと分かってもらうためには、引退しかない」と。
(中略)
公判で嶽本は、「作品を通じて薬物の害悪について語りかけたい」と語っていた。
おいおい、大麻をやるのはダメな人間なのか? 情けないことを言ってくれるモノ書きだ。で、薬物の害悪について語り出すのかよ。恥ずかしくないのか。大麻と他のドラッグを区別して、産経的偏見をなくそうと努力している立場からは迷惑な話だ。私は嶽本野ばらの読者ではないが、審判するなら、留置場で考えた通り、ぜひ引退してもらいたい。アウト。
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刑事司法改革は、少なくとも冤罪を生まないような制度設計が必要だ。しかしそれで充分というわけではない。
国選の弁護をなんとかしてもらいたい。公判に顔だけ出しても意味がない。傍聴じゃあるまいし。
弁護士の質もいろいろで、検察の回し者ではないかと疑いたくなるような弁護士もいる。高い報酬を払ってハズレの弁護士に依頼してしまうと悲劇だ。
国選でろくでもない弁護士に当たると被疑者にとって事態は深刻だ。「国選の弁護報酬は1回飲みに行けば終わりだ」と言って、保釈請求もしてくれない弁護士もいる。
ヤクザ者に騙されて、茶箱に隠された大麻を中国から国内に持ち込もうとし、実刑3年6月をくらった高藤さんの場合、一審から私選の弁護士に依頼し、一審では無罪だった。
高藤さんと一緒に逮捕された久保田君も、高藤さんと同じように騙されて何も知らずに運び屋をやらされただけだが、弁護士は国選で、一審であっさり有罪になっている。懲役3年6月。一審で無罪だった高藤さんは検察が控訴し、何も新しい証拠などないのに、1回の審理が行われただけで2回目の判決公判で逆転有罪になった。懲役3年6月は、久保田君の判決と同じにしました、という印象である。
久保田君も最高裁まで国選の弁護士で無実を主張した。上告が棄却され、異議申立をしたいと弁護士に伝えたところ、その国選の弁護士は「そこまでの義務はない」と答えたそうだ。
高藤さんは冤罪事件に関連して著名な弁護士に上告を依頼しようと電話したところ、いきなり「私は高いですよ。250万円。」と言われて別の弁護士を探した。
文字通り、地獄の沙汰も金次第なのである。無実で裁判にかけられ、弁護士に報酬を払って、長期の実刑が確定してしまうなど、地獄の沙汰でしかないだろう。
高藤さんは、上告に250万出せば無実を買えたのだろうか。
弁護士も商売だから、1回飲みに行くと消える程度の報酬で、面倒な刑事事件などにホンキを出せないのだろう。そうであれば、国選の弁護報酬を、手抜きをせずに、真剣に取り組めるようなあり方にしてもらいたい。弁護士の肩書きを裁判に貸しているだけのような国選弁護人(弁護士)がけっこう多い。
現在の司法制度は、無罪かもしれない国民を守る機能・仕組みがあまりにも不十分なのである。
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現在の司法のあり方・仕組みでは、無実の者を有罪にしてしまう冤罪は必然的に起きる。取調室という密室で、暴力的・恫喝的な刑事たちに恐怖して、やってもいないことについての自白を取られる。
認めてしまったほうが早く終わるという現実もある。
高藤さんは、裁判で裁判官に言えば分かってもらえると信じていたそうだ。ヤクザ者に騙されて、何も知らずに茶箱に隠された大麻を持ち込もうとした。それで懲役3年6月の実刑。
現場を知らない検事たちが、でっちあげの供述調書を鵜呑みにし、事件を裁判にかける。起訴した以上、できるだけ重い罪にするのが検察の商売だ。元防衛事務次官の某とか、イメルダ夫人とか、芋づるの政治家などに対しては、厳しくガンガンやってもらいたいが、一般市民が容疑者の刑事事件は、検事は刑事の取り調べを見張るべきだ。何をするか分からないようなのが多いのは検察も知っているはずである。
職質で引っ掛けられて、少量の大麻所持などで逮捕された場合などは、割と穏やかな対応をしてくれる刑事も多いようだ。寄せられる情報にも、刑事は大麻など逮捕するほどの話ではないことを知っていて、でも法律だからな、などと言い訳がましいことを言ったのが何人もいる。
私を取り調べた近畿麻薬の取締官たちもみんな紳士的だった。少なくとも、取調室で怒鳴り散らしていたのはマトリではなく、私だった。
だが、粗暴で、暴れるようにして調書を作ろうとする刑事も多いらしい。大麻とは関係ないが、ただ街を歩いていて性犯罪者にされてしまった人の話など読むと、その悲惨さと悔しさには言葉もないが、暴力的な刑事のゴリ押しが冤罪を作っていることがよく分かる
「冤罪」被害者が語る裁判と体験談
取り調べでの刑事の態度が暴力的ではなくても、作為的に誘導されて答えただけの返事が、自白として書かれ、言ったことにされてしまう。祐美さんもそうだった。冤罪のストーリーは取調室で作られる。
供述の任意性を高めるために、今は供述調書の最後のページだけにしている被疑者の署名と指印を、全てのページにするとか。密室の取調室に覗き窓を付けるとか。警察はどうにかして取り調べの実態がバレないように、馬鹿馬鹿しいにも程がある対策を講じようとしているが、VTRを撮れば良いだけの話である。見られてはマズイような取り調べを行っているから撮らせないとしか思えない。いったいそこで何が行われているのか。何か恥ずかしいことでもしているのか。
司法改革は、まず絶対に冤罪を生まないシステムの構築こそが最優先だと思う。
裁判員制度は、国民が取り調べや裁判をチェックする機能でなければ意味がない。
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裁判員制度が導入されることに賛成する主張があり、反対する主張がある。
裁判員制度は、なぜ導入されることになったのだろう。「裁判員制度」でググってみると、「裁判員制度」というタイトルのサイトが1番にある。とても最高だとは思えない最高裁が公開しているサイトで、「導入の理由」というページで2点挙げられている。
導入の理由
裁判を身近で分かりやすいものにする。
司法に対する国民のみなさんの信頼を向上させる。
これは、現在の裁判は「遠くて分かりにくく」、「国民のみなさんが司法を信頼していない」という正しい現実認識が前提にあるのだろうか。
騙されて何も知らずに運び屋にされてしまっただけの、本当は被害者である無実の者に、長期の実刑を科す裁判は、確かに全く分かりにくい、というか、理解を超えている。わけが分からない。信じられない。狂ってる。国民のみなさんが司法を信頼できるわけがない。
大麻取締法違憲論の裁判をやってきて、最高裁の判事席がシルバーシートに見えた。耳が遠くて目が悪い。息をしていないのではないかと心配になったが、どうやら息はあるらしい。
最高裁の裁判員制度関連ページに「明日の裁判所を考える懇談会(第9回)協議内容」というのがあって、出席者名に、「大谷昭宏委員,北川正恭委員,田中直毅委員」というテレビで見る名前があり、読んだらなかなか面白かった。
日本弁護士連合会(日弁連)の「はじまります。裁判員制度」というサイトには、「裁判が、あなたの良識を必要としています。」とある。
良識を疑うような弁護士は多い。
過日寄せられた相談で、大麻所持で夫が逮捕され、取り調べが終わって勾留期限も切れ、保釈請求できる状況になり、国選の弁護人も決まり、夫の保釈請求を頼んだところ、やるなら自分でやれ、国選の弁護は1回飲みに行くくらいの報酬にしかならないのだと言い放った弁護士もいる。
同じような逮捕容疑と状況で、私選の弁護士に保釈を頼んだら、悪いことをしたのだから少しのあいだ辛抱させなさいという、習性が抜けないヤメ検か?みたいな弁護士もいた。
私が一審で選任した弁護士は、大阪拘置所での初めての面会のとき、自分も学生時代に大麻を吸ったことがあると言って、依頼人の安心を勝ち得た。弁護士もいろいろである。
日弁連のサイトでは、裁判員制度について次のように書かれている。
裁判員は、刑事裁判の審理に出席して証拠を見聞きし、裁判官と対等に議論して、被告人が有罪か無罪か(被告人が犯罪を行ったことにつき「合理的な疑問を残さない程度の証明」がなされたかどうか)を判断します。
「合理的な疑問」とは、みなさんの良識に基づく疑問です。良識に照らして、少しでも疑問が残るときは無罪、疑問の余地はないと確信したときは有罪と判断することになります。
祐美さんの裁判や、福岡の高藤さんの裁判は、合理的な疑問だらけ、不合理な事実認定だらけで、絶対に無実である者に長期の懲役を科している。高藤さんは既に収監されたようだ。3年半である。
裁判員制度に反対する主張のひとつに、「あなたは人を裁けるか」という問いかけがあるようだが、裁判員が裁かなければならないのは、被告人というよりも、捜査や取り調べが適切であったか、供述調書の作成に問題はなかったか、など、裁判の公正さではないかと思う。無実の者に有罪判決を出すことなどあってはならない。そのための裁判員制度でなければ意味がない。久保田君(高藤さん関連)、高藤さん、祐美さんと、次々と無実の者に長期の実刑が科されてゆくのを目の当たりにして、捜査や取り調べの適切さ、裁判の公正さこそ国民が監視しなければならないのだと痛感している。
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キャンプなどが好きな人ならビクトリノックスを知っている人も多いと思う。アーミーナイフなどと呼ばれることもある小道具で、ナイフやワインオープナーやドライバーなど複数の道具が折りたたんで収納されている。何かと便利なので、私も外出するときはカバンに入れて持ち歩くことが多い。
2005年のことだが、このビクトリノックスを持っていて、職質で万世橋警察の警官に逮捕された人がいる。テロ対策などとは全く無縁の滅茶苦茶な言い掛かりだ。その顛末が下記にレポートされている。
秋葉原で警察に捕まりました-真概夢戯言
警察の取り調べがどれだけデタラメかは、「ハイ。こちら人権110番!」にも、窃盗犯にされてしまった人の話などが紹介されている。
『裁判員制度 世論の力で「冤罪」をなくそう』というサイトでも、全く身に覚えのないことで逮捕された本人が経緯をレポートしている。このサイトの「秘密の壁」さんは、「私も冤罪で罪を問われ、結局泣き寝入りしました。」「弁護士も法律も守ってはくれませんでした。」と自己紹介している。弁護士は国選だったらしい。
THCに寄せられる相談にも、「国選の仕事の報酬は1回呑みに行けば終わりなんだ」と言い放ち、マトモに相談にも対応せず、保釈請求もしてくれない弁護士について情報が寄せられている。
ヤクザ者に騙されて、何も知らずに大麻の入った茶箱を中国から持ち帰ってしまい、最高裁まで無実を主張したものの、実刑3年6月が確定してしまった高藤さんも、上告する際、冤罪事件で有名な弁護士に相談したところ、「私は高いよ。250万円。」とまず言われ、その弁護士に依頼するのは断念せざるをえなかった。
地獄の沙汰も金次第。無実であろうとなかろうと、私選の弁護士に依頼する金がなければ被告人にとって法廷は地獄だ。
だが、この現状を打開するための手がかりになるような報道があった。
録画から「任意性に疑い」と調書却下、大阪の殺人未遂公判(読売新聞)
大阪地検が取り調べの様子をDVDに録画し、殺人未遂罪で起訴した大阪市西成区、無職蓮井一馬被告(88)の第4回公判が14日、大阪地裁であった。
蓮井被告は捜査段階で自白調書を作成されたが、公判では殺意を否認しており、西田真基裁判長は前回の法廷で上映されたDVDの録画内容から「取調官による誘導や誤導があった。任意性に疑いがある」として、検察側による自白調書の証拠請求を却下した。
裁判員制度を控え、検察当局は裁判員の負担を軽減し、自白の任意性を判断しやすいよう取り調べの録音・録画を試行。公判でのDVDの証拠採用は全国で4例あるが、調書の却下につながったのは初めて。
起訴状によると、蓮井被告は5月、自宅アパートで、共同トイレの修理を巡って住人男性とトラブルになり、果物ナイフで胸などを刺して約3週間のけがを負わせた。公判では、自白調書の任意性を判断するため、検察、弁護側双方がDVDを証拠請求した。
DVDには、自白調書の内容を確認する様子を約35分間にわたって録画した。検察官から「殺そうと思ったのは間違いないね」と聞かれ、蓮井被告が「間違いないです」と認める一方で、「殺そうとは思わんけど」と殺意を否認したり、調書の内容について「わかったようなわからんような……」と言葉を濁したりする場面も収められている。
公判で取り調べの録画が証拠採用されたのはこれまで全国で4例だというが、たった4件だけなのに既にこうしてデタラメな取り調べが法廷で明らかになっている。
この事件の場合は冤罪でも無実でもないようだが、いったいどれほどの人がこれまで身の覚えのない罪で懲役刑を科されたことだろう。
この記事によると、今回の録画と録音は、「裁判員制度を控え、検察当局は裁判員の負担を軽減し、自白の任意性を判断しやすい」ように試行されたとのことだが、取り調べの可視化は、あってはならない冤罪を防止するために、国民が取り調べを監視するためにこそ採用されるべきだ。一日も早く、全ての取り調べの録画と録音を義務化してもらいたい。
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