カナビスの神話と事実

妊娠期のカナビス使用


Marijuana Myths, Marijuana Facts
A Review of the Scientific Evidence


Source: Drug Policy Alliance
Subj: Marijuana Use During Pregnancy
Date: 1997
Autor: Lynn Zimmer, PhD, and John P. Morgan, MD
Web: http://www.drugpolicy.org/marijuana/factsmyths/


カナビスが異常出産を引き起こすという主張が叫ばれ出したのは1960年代の後半にまで遡る [1]。一部の研究者たちが、カナビス・ユーザーの血液細胞に染色体異常を見つけたと主張して、カナビスを使っている若い男女からは奇形児が生まれる可能性があるという理論を展開している [2]。その後の研究はこの理論に反証するものになっているが [3]、現在でもドラッグ教育素材の中には、カナビスによる遺伝子の損傷が子供に影響するという主張を繰り返しているものも残っている [4]。

今日では、カナビスの活性成分であるTHCそのものの胎児への影響についての研究が行われている。いくつかの動物実験では、THCが自然流産、低体重出産、身体的奇形を引き起こしたりすることも示されているが、これらの実験では、極端に多量のTHCを与えたり、齧歯動物の一部の種でしか実験しなかったり、THCが妊娠中の特定期間に集中して与えたりしている [5]。

しかしながら、薬物が胎児の成長に与える影響については、種によって非常に大きな違いがあることが知られており、こうした実験結果がそのまま人間に当てはまるとは全くといってよいほど考えられない。実際、霊長類を使った研究では、THCが胎児に悪影響を与えるという証拠はほとんど示されていない [7]。例えばチンパンジーの実験では、高濃度THCを152日間以上にわたって暴露させているが、性行動、繁殖力、乳児の健康には何の違いも見出されていない [8]。

これまでにも、カナビスを使用していた女性と使っていなかった女性の新生児を比較した研究は数多く行われているが、主に、出生時の体重や身長、頭囲、胸囲、妊娠期間、神経の発達状況、身体的奇形について調べている。

中には1万2000人以上の女性を対象とした大規模な研究もあるが [9]、大半の研究では、カナビスを使用していた人とそうでない人の間に何の違いも見出していない [10]。確かに多くの研究や測定結果には、何らかの違いが出ていることは出ている。しかし、違いは一定方向ではなく、プラスだったりマイナスだったりしている。カナビス・ユーザーの新生児のほうが健康で丈夫だとする研究もあれば [11]、マイナスを示す結果が多かったという研究もある [12]。マイナスの結果についても研究によって一貫性がみられない上に、違いはどれも僅かなもので、新生児の健康や死亡率に影響するほどにはなっていない [13]。

例えば、ある研究では、カナビスを使用した女性の新生児の身長が5ミリほど短く、統計的に著しい違いが見られたと報告している [14]。また、体重が少なかったとする研究もあるが、対象が白人女性だけに限られていたりする [15]。さらに別の研究では、体重には違いがなかったが妊娠期間が僅かに短かったとしているが、結局のところ、カナビスを使用した女性の新生児の身体的な健康には何ら悪影響はなかったと報告していたりする[16]。

出産後の影響について調べた研究もある。1歳児について調べた研究では、健康状態、体質、個性、睡眠のパターン、食習慣、精神運動能力、身体の発達、精神機能について違いは何も見付かっていない [17]。また、他の2件の研究では、それぞれ3歳児 [18] と4歳児 [19] についてIQを調べているが、全体のスコアでは何の影響も報告されていない。

しかしながら、3歳児の研究では、白人の子供と黒人の子供を別々に分けると、IQテストの2項目について黒人の子供で僅かに低いスコアが出ている。一つの項目は妊娠第1期にカナビスを使っていた場合で、もう一つは第2期に使っていた場合になっている [20]。しかし、いずれのケースでも妊婦のカナビス使用の頻度や量の違いが結果に影響を与えておらず、実際にカナビスの使用が低いスコアに結び付いているとはほとんど考えられない。だが、この研究は、妊娠期にカナビスを使っていると子供の知的能力を損なう証拠として今も引用され続けている [21]。

また、同じように広く引用されている別の研究とすれば、妊娠した女性のカナビス使用と稀に起こる小児癌の関連について調べた2件の対照研究がよく知られている。対照研究とは、ある特定の疾患について、その疾患を持っている人(ケース・サンプル)と持っていない人(対照サンプル)を比較したもので、経歴や環境、ライフスタイル、ドラッグの使用状態、ダイエットの有無などその疾患の原因となっている可能性のある項目についてグループ間の違いを見出すために行われる。

子供の非リンパ芽球性白血病について調べた研究では、妊娠期間にカナビスを使用していた母親のリスクは使っていなかかった母親の10倍になると報告している [22]。また、横紋筋肉腫の研究では、リスクが3倍になるとしている [23]。

いずれの場合も、リスクは、妊娠期のある時点でカナビスを使ったという自己証言にもとどいて倍率が計算されている。最初の研究では、204人のケース・グループの母親(5%)のうち10人がカナビスを使ったと証言しているのに対して、対照グループの母親では204人(0.5%)中1人しか使っていなかった。後の研究では、ケース・グループの母親でカナビスを使っていたのは8%で、対照グループでは4.3%になっている。

しかしながら、どちらの研究も母親のカナビス使用が子供の癌を引き起こしたという相関関係を示したもので因果関係を証明したものではない。また、カナビス使用についても母親の自己証言だけで統計処理をしただけになっているが、他の多くの研究では、妊婦のカナビス使用率は10〜30%が一般的で [24]、それに比較すると使用率自体が極端に低くなっている。

その理由については、対照グループの母親については無作為に電話をしてカナビス使用の有無を聞いていることから、違法ドラッグの使用を認めたがらず過小に報告されている可能性が大きい。これに対して、病気の子供を持つ母親では、病気の原因を知るために違法ドラッグであってもより正直に報告すると考えられる。

この2件の研究も含めて、どの対照研究であってもケース・グループと対照グループの間には多くの違いが見出されているが、もともと、稀な癌の場合にはそのどれもが原因とされる可能性がある。例えば子供の横紋筋肉腫では、他の原因として、社会経済状態の低さ、父親のタバコ喫煙、アレルギーの家族歴、子供の環境化学物質の被曝、子供の内臓肉食の不足、母親の妊娠期の抗生物質使用、30才を過ぎてからの高齢出産、予定日を過ぎてからの出産、子供の免疫化力の低さ、といった関連も指摘されている [25]。

統計的に癌に関連しているとされる要因が本当に癌を引き起こしているのかについては、相関関係を示すだけではなくさらなる詳しい研究が必要とされるが、現在までのところカナビスが癌を引き起こすことを明確に示した証拠は見付かっていない。実際には逆に、ラットとマウスに2年間にわたって多量のTHCを与えた最近の研究では、癌の発生率が著しく低くなることすら報告されている [26]。

まだ、妊娠・出生からその後の子供の成長を長期にわたって前向きに調べる研究も行われている。カナダ・モントリオール大学のピーター・フライド博士の研究チームは、オッタワ・出生プロスペクティブ調査(OPPS)の一環として、出生前のカナビスの暴露の影響について調べるために1978年から長期データを収集している。この研究では、一定のグループの子供を対象に、身体の発達状況、精神運動能力、感情および心理的適応性、認知機能、知的能力、行動様式について何百回もテストを繰り返している。

しかし、いずれのテスト結果においても、カナビスに暴露された子供とそうでない子供の間にはほとんど違いは見出されていない。報告された結果によると、1歳時点では、認知テストの一部でカナビスに暴露された幼児のほうがスコアが高くなっており [27]、3歳時点でも、中程度のカナビス・ユーザー(妊娠期間にジョイント週1、2本)の子供のほうが精神運動能力の一部のスコアが高くなっている [28]。だが4歳時点では、妊娠期間にヘビーにカナビスを吸っていた(週平均ジョイント19本)女性の子供は認知テストの一つのサブスケールでスコアが低くなっている [29]。しかし、5歳と6歳時点ではこの違いもなくなっている [30]。

研究者たちは、子供が6歳になった時に「注意行動」を測定するためにいくつかの新しいテストを導入しているが、ヘビーなカナビス・ユーザーの子供がコンピュータをベースにした「警戒心」テストでスコアが低くなっている [31]。また、6歳から9歳にかけては、11種類の新しい心理および認知テストも加えられたが、統計的に有意性のある差は示されていない。両親のカナビス使用率が高い子供ほど「品行的な問題」が多いという結果も出ているが、交錯因子を調整した後ではその違いも消えている [32]。

OPPSの研究では、圧倒的多数のテストでカナビス・ユーザーの子供と非ユーザーの子供の間の違いはないが、報告書では一貫して、たまに出てきたネガティブが結果について強調している。フライド博士は、こうした結果について、妊娠期間のカナビス暴露の害が過小評価されており、「もっと感度のよい測定法」が必要だと述べている。
認知能力を測定するために一般的に用いられている機材は、カナビスに暴露した子供と非暴露の子供の神経的な振舞の微妙なニュアンスの違いを捉える性能を持っていない。……認知パフォーマンスの下に隠された特定の特徴行動を測定するテストを行えば、もっと妥当性のある適切な結果が得られるに違いない[33]。
最近フライド博士は、「実行力」を測る新しいテストでティーン前の子供を測定すれば、カナビス暴露に関連したネガティブな影響を示せるだろうという見通しを語っている [34]。それからしばらくして、彼は、予備試験のデータの分析でそうした影響を示した結果が出ていると発表しているが [35]、それに合わせるかのように、アメリカ政府も胎児へのカナビスの害の証拠が見付かったとする報告書を出している [36]。

フライド博士は、妊娠期のカナビス暴露の影響は年齢が大きくなるに従って消失していくと書いているが [37]、さらなるOPPSサンプルにもとづいた害報告も予定されていると言う。しかし、現在ではカナビスに暴露された子供のサンプル数は30人以下にまで減っている。

またフライド博士は、カナビスに暴露された子供の発達と認知テストのスコアについて、考えられる交錯因子を調整した後の相異は8%かそれ以下と見積もっている。しかし、この見積では、アルコールとタバコとカナビスが一つとして計算されている [38]。実際には、あらゆる研究がアルコールやタバコの影響よりもカナビスの影響のほうが小さいと認めており [39]、カナビスに限った数字はずっと小さいと考えられる。

これまで述べてきたように、胎児へのカナビス暴露の悪影響についての研究結果はさまざまで、暴露のタイミングや度合のいずれについても一貫した関連性は示されていない。確かに、妊娠している女性にはあらゆるドラッグをやらないようにというアドバイスが賢明であることは言うまでもないが、現在までの科学的なエビデンスは、カナビスが直接人間の胎児に悪影響をもたらすようなことはないと示唆していると言える。


●参考文献


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[15] E. E. Hatch and M. B. Bracken (1986), see Note 12.

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[20] See Note 18.

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