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お知らせ : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-16

昨年6月に計画してそのままになっていた各国大使館・領事館宛のアンケート、複数回に分けて実施することにしました。
第一弾として、EU諸国とG8各国に郵送しました。
米国の場合のように、州によっても大麻規制の扱いが異なる国もありますが、今回は国レベルでの回答を得ることを優先しました。
大使館や領事館からどのような回答を頂けるのか楽しみです。
また、大使館や領事館といった行政レベルでの回答と、実際の現場での扱いに差があることも考えられるので、各国の具体的な様子などご存知の方、体験談をお持ちの方などいらっしゃいましたら、ぜひ情報をお寄せ下さい。よろしくお願いします。
 
[各国大使館・領事館アンケート進捗一覧]

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-11

午後2時半過ぎ。
麻薬対策課の課長と話をすべく厚労省に電話。大代表に麻薬対策課を告げ、転送されて男性が出る。
名乗ってから、秋篠さんの件で課長に話があるので、課長につないで頂きたい、昨日も課長をお願いしたのに秋篠さんにつなげられてしまったけど、私は秋篠さんには用はないので、課長をお願いしたいと伝える。が、不在とのこと。特に会議とかではないのですぐ戻るそうだ。

午後3時過ぎ。
再び電話。男性が出て、私は課長をお願いする。しばらく待たされて、

「はい、代わりました」と男性の声。

「課長ですか?」

「いえ」

「・・・課長をお願いしたんですけど。私は大麻取締法被害者センターの白坂といいますが、あなた、お名前は?」

「藤原です」

「藤原さん?ご担当は?」

「情報係です」

「藤原さんって、桂川さんちにガサに来た人じゃありませんか?」

「ええ、そうだったかな。」

「俺が乗り込んで行ったときに怒鳴りつけてきた人でしょ?」

「どうだったかな、よく覚えていませんけど」

「じゃ、秋篠さんと同じで大阪から異動で?」

「ええ、そうです」

全く、大麻の縁というのはどこまで奇遇なのだろう。うちにガサに来たマトリの次は、桂川さんちにガサに来た人が出てきた。


私は6月に初めて麻薬対策課に電話して秋篠さんと話したときのことから説き起こし、今日現在に至るまで約束が守られないことを全て自供した。
私の話にウソがあるかどうかは、秋篠さんに聞いてもらえば分かる。
私の話は長かった。だが、藤原さんは、話の腰を折ることも全くなく、静かに、確かに聞いて、的確にメモを取っているようだった。

私が迫ったのでもなく、本人が1週間で修正できると言い、私は2週間待って問い合わせたのに、秋篠は「これだけをやっているのではない」という開き直った態度を取る。藤原さんはどう思いますか?

「それはまあ、そういうことがあったとすれば、いい態度だとは言えないでしょうねえ。秋篠は今席を外していますが、秋篠にも聞いて事実関係を確認してみなければいけませんけれども。」

「でしょ~?おかしいでしょ~?良かった。藤原さん、話が通じて。だから課長に伝えて下さい。Fさんがちゃんと取り継いで下さるなら、別に課長と話さなくてもいいです。今後の大麻の記述を全体的に見直すに当たって、担当が秋篠さんだけだとすれば、仕事のできない秋篠さんだけではどっちみちできるはずもないし、複数のスタッフで情報の収集や分析を行って草稿を作る必要があるでしょう。そちらの部署には薬剤師の免許をお持ちの、知的に高いスタッフも多数いらっしゃるでしょうから、ぜひそのような薬学の専門知識を持った人も担当に加えてほしいし、情報係として対応して頂けるのなら、ぜひFさんにも担当として参加して頂きたい。秋篠は酷すぎます。あれでは仕事になりません。」

「そうすると、ご要望としては、」

と、藤原さんはゆっくりとした口調で確認してくれた。

今日、改めて麻薬対策課情報係の藤原さんに検討をお願いしたこと。

1.「蓬を燃やしたようなクサイ」の件。「蓬」を消して「クサイ」を残したようだが不適切。訳者の感想を原文に紛れ込ませていることに変わりはないし、そもそも「クサイ」なんて入れるのが不適切。カッコ内は丸ごと削除して頂きたい。

2.情報が古くて見直しの必要があることを既に認めている、大麻の記述全体の見直しについて、見通しを示して欲しい。
情報の収集や分析、草稿の作成など、簡単な仕事ではなく、他の仕事との兼ね合いもあろうが、これはあなたたちの仕事なのだから、薬学の知識のあるスタッフなども担当として加え、現在の科学的知見として確認できる内容に改めて頂きたい。見直す必要がある情報を、具体的に見直して欲しい。スケジュールを設定し、示して欲しい。

3.これは今日初めてお願いすることですが、秋篠氏が調べてくれているという、大麻の記述に関する根拠が明確になるまでは、大麻に関するページを全て閉鎖して頂きたい。全体の見直しをするにしても、現状の記述の根拠が確認できるまでは閉鎖して頂きたい。

以上3点、ご検討頂くことになった。

来週中に藤原さんからご連絡頂けるとのこと。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-10

ダメゼッタイの大麻の記述について、出典を調べて連絡をくれるはずが3ヶ月も音沙汰なく、不適切な箇所の修正は1週間で出来ると自分から言っておいて、2週間も放置し、どうなっているのか問いあわせると「これだけをやっているのではない」と開き直り、来週中にはできると約束を延期しておいて、またしてもその約束を守らない厚生労働省医薬食品局監視・指導麻薬対策課の秋篠氏。
いったい、どういうことなのか?

これで何度目だ?
約束も守れない、仕事のできない公務員を相手に、これ以上中身のない言い訳を聞くのも無意味だし、守れない約束を聞くのも無意味だ。

それこそ私もこればかりやっているわけではない。

厚労省が根拠も示せないデタラメな大麻情報を出しているから、私は仕事とは関係ないけど、一国民として、正しい情報を広報するよう求めているのだ。

それを、仕事として受け止めなければならない厚生労働省の担当者が、不適切な表現を認めておきながら、修正する約束を何度も破り、挙句、「こればかりをやっているのではない」と開き直り、更にそのうえで交わした約束をまたしても破る。

秋篠さんよ、これはあなた個人の資質の問題なのか、それとも麻薬対策課としての意思なのか。

どっちにしても、仕事もできず、約束も守らない公務員に俺は用はない。
相手にするだけ時間の無駄だ。


うちにガサに入って、俺をパクったマトリ。
試薬検査なんかしなくたって大麻だと言ってんのに、どう見たってブリブリの収穫したての大麻なのに、仲間と集まるパーティーに持って行こうと思って、せっかく扇風機に当てて急いで乾かしていたのに、これ見よがしに俺に反応を見せて「赤くなりました。大麻です」って得意げに。だから、最初から大麻だって言ってんだろ。

パクられた翌日、勾留手続きを待つ裁判所で、調べの担当になったラッキーストライク吸ってたOと、パーラメント吸ってた巨漢と、キャスターマイルドの秋篠に、逃げられないように囲まれながら、大麻について議論した。克明な日記を付けておいたので読むと鮮やかに思い出せる。

俺が、大麻の良さを話し、機会があったらアムスでも行って一服してみるといいと言ったら、秋篠クンは、「機会があれば一度は行ってみたい」とニコニコ顔で言った。

巨漢は、「大麻っていうと、なんかロシアのイメージがして、いい印象がないし、吸ってみたいとも思わない」と言った。汗をかきかき。

Oは揚げ足を取られるようなことは言わなかった。

合法化した暁にはうちに招待してやるよと言ったら、秋篠クンは嬉しそうにニコニコして「ぜひお願いします」と俺に言った。Oが、キッとした視線を秋篠クンに送った。「わきまえろ」、という忠告が込められた視線だった。その視線に気が付いた秋篠クンは、ちょっと首をすくめるようにした。

ここで遇ったが3年目。 だがまだ招待はできない。
お前たちが邪魔をするからだ。
呼んでやらねーぞ。


午後3時過ぎ、厚労省に電話した。
仕事のできない嘘つき公務員の言い訳は聞き飽きたので、麻薬対策課に回してもらって、出た女性に名乗り、課長に取り継いでくれるよう頼んだ。席を外しているとのことだった。外出しているとか、会議が入っているわけではないので、しばらくすれば戻るとのこと。

午後4時過ぎ、かけ直すと男性が出た。課長は外出したという。戻るかどうか予定は分らないそうだ。6時前くらいにかけ直してみて欲しいとのこと。明日は午前中は予定が入っているそうだ。

午後6時前、三度目の電話。麻薬対策課の女性が電話に出る。課長とお話したいがお戻りかと聞くと、ちょっとお待ち下さいとのことで、しばし待たされる。待たされる間、転送しようとしての音が何度かピッと鳴って、うまくいかず何度もピッと鳴って、電話に出たのはAだった。

「はい、秋篠です。」

「・・・・あれ?なんだよ、俺は課長につないでくれって言ったんだけど。あなたと話してもちっとも約束を守らないし。無意味だから。どういうつもりだい?」

「え、もう出しましたよ。こっちからは修正かけるように、ええと、いつだったかな、一昨日。」

「一昨日?」

「一昨日じゃないや、金曜日。まだ直ってない?・・・(パソコンを確認する様子)・・・あ、ホントだ。でももうこっちからは直すように出してありますよ。」

「指示はどうやって出したの?」

「センターのほうと電話で話して、文章をどう直すか欲しいって言うんで、メールで送って。」

「先週中の約束だったよな?それまでにも何度も何度も約束を破って。」

「遅くなっちゃったのは申し訳なかったけれども。」

「お?いま謝ったね?」

「ええ」

「じゃあ課長に代わらなくてもいいや。で、どう直したの?カッコを丸ごと削除した?」

「いや、あなたの指摘にあった通り、蓬を燃したような、という表現は訳者の感想で不適切なので、クサイと感じる人もいる、というふうに修正しました。」

「は?クサイと感じる人もいる?それだって訳者の感想だろ?まあいいや、修正されるのを見せてもらうよ。で、それはそれとして、全体の見直しだけど、どう進めるの?これだけをやってるわけではないからこそ、スケジュール化して進める必要があるでしょ?」

「見直しの必要はあるけれども、仕事には重要性があるから、今すぐこれを緊急にやらなければならないって話ではないんですよ。」

「俺は緊急にやれって言ってないだろ?3ヶ月かけて調べても出典も分らないデタラメな大麻情報を国民に周知しておいて、それを修正するのが大切な仕事ではないって言うの?」

「今すぐ見直さないからって、人が死ぬとかって話ではないでしょ。」

「何を言ってんだ、いい加減な仕事をしてんなあ。こんなデタラメ情報を宣伝しておいて、それで捕まって、ひどい思いをしてる人間がゴマンといるんだぞ、見直す必要があるなら、どのように見直すか、他との仕事の兼ね合いもあるだろうから、だからこそ見通しを立てて仕事をするのが当たり前だろ?これはあんた達の仕事だろ?」

「だから仕事には優先順位とか重要性ってものがあるでしょ、これを今すぐ見直すほどの重要性はないってことなんですよ。」

「見直す必要があるんだから、どのような重要度として、どのように見直しを進めるか、それをやるのはあんた達の仕事だろ?あんたの言い方は、見直す必要はあるけど何もしないって言ってるのと同じじゃないか。・・・いいよ、もう、課長に代わってよ。秋篠さんと話してても埒明かないし。」

「なんで課長に代わる必要があるんですか?」

「担当のあなたがマトモに仕事できないんだから、上司に言うしかないでしょう?何度も何度もウソつくし。代わってよ、課長に。」

「課長は一般の人からの電話には出ないんですよ。」

「何わけの分らないこと言ってんだよ、いいから代われよ」

「なんでですか、課長はこんな人とは話さないんですよ。」

「お?よお、今、こんな人って言いやがったな?代われよ、課長に。」

「代わりません。もう執務時間を過ぎてるし、代わる必要はありません。」

手元の時計を見ると、6時をちょいと過ぎている。

「やれやれ、そうかい。6時過ぎちゃったかい。そりゃ悪いことをしたな。じゃあ、また明日にでも電話するわ。じゃあな。」

-------------
(07/11/20 追記)
結局、秋篠氏が修正した「クサイと感じる人もいます」という、おい大丈夫かよみたいな小学校2年生の感想文のような文言が、日本の公的大麻情報である「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに今も掲載されている。

[大麻の症状]大麻常習乱用者の特徴

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-09

調べて連絡すると言ってから3ヶ月待っても音沙汰なく、
問い合わせるとまだまだま~だ調べていると強弁し、
不適切は1週間で修正すると自分から言いながら、
2週間待っても変わらず、
問い合わせると「これだけをやっているのではない」と開き直り、
1週間で出来ると話は元に逆戻り。
そしてまたしても約束は守られず。

嘘つきは麻薬取締官の始まり。

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-07

まだ「クサイ」が消えてませんね。遅かれ早かれ、時間の問題でしょうけど。

6月15日.
「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの大麻の記述の出典を示すよう秋篠氏に求めたところ、調べて電話をくれると言っておきながら3ヶ月も音沙汰なし。

9月5日.
こちらから電話をしたら、「まだ分らないから電話できなかった」とのこと。3ヶ月かけて調べても出典も分らないのだから全体的に見直すよう求め、また、翻訳箇所を姑息に改竄して大麻を「クサイ」ことにしてある箇所についても修正を求めると、即答はできないので内部で検討するとのこと。

9月15日.
夕刻にこちらから電話する約束が、午前中のうちに秋篠さんのほうから電話あり。「この前のときに調べてこちらから連絡するのが随分遅くなってしまったので申し訳なかったと思って」とのこと。指摘の箇所は内部的な打ち合わせでも不適切だということになり、削除することになったと回答。また、他の箇所についても、内部的な検討の結果、全体的に見直すことになったと秋篠氏は明言した。「クサイ」については1週間程度で修正できるとも明言。

9月28日.
2週間になるのに記述の変化なし。問い合わせると、「これだけをやっているのではない」とのこと。自分から1週間と言っておいて。民間だったら「作業が遅くなりまして誠に申し訳ございません」と言うところだろう。俺なんかしょっちゅう言ってるぜ。で、あと1週間で修正できるとのこと。何度も何度も約束を破り、守らないなら、厚労省の担当者として名指しで非難せざるを得ないと言うと、「脅してるんですか?」と言う。約束通りにちゃんと仕事をしてくれという要求がなぜ脅しになるのだろう。人の家にガサに入っておいて「脅してるんですか」もないもんだ。


「これだけをやっているのではない」と秋篠氏は言う。
誰がこれだけをやっていると思うだろう。いくらなんでも。
3ヶ月かけて、同僚にも調べてもらっても出典が分らないという根拠不明の情報を公的に流布し、姑息な改竄を指摘され、その不適切さを厚労省としても内部検討のうえで認め、担当者自ら1週間で修正できると回答しておきながら、またも2週間放置し、どうなっているのか問い合わせると「これだけをやっているのではない」と開き直る公務員。

何か勘違いしてはいないだろうか?
国民に不適切を指摘されて、それを認め、修正しなければならない立場だということが分っているだろうか。「申し訳ございません」が挨拶だろう。何を開き直っているのか。

聞くと、実は「ダメ。ゼッタイ。」のホームページは情報の管理方法や更新方法も決められていないという。呆れるほかない。

何度も何度も約束を破る厚労省医薬食品局監視指導・麻薬対策課。マトリ本店。

何度も何度も公務員としての約束を破っているのだから、名指しで非難することは不穏当でもなかろうと思ったが、先日の電話では具合悪そうだったし、本当に寝込んでるのかもしれないし、来週までには修正されるのかもしれないし、されないのかもしれないけど、いずれにしても、秋篠氏の本名を名指しして非難するのはヤメた。パクられたときにタバコくれたし。

厚労省で内部的にも不適切だと認め、あとは実作業するだけなのに、担当者が仕事ができないもんだから修正が遅れている。たった1行削除するだけなのに。5分でやれと言っているのではない。自分から1週間と言っておいて、もう3週間になるのだ。これは明らかに担当者の責任だ。私なら4分20秒ジャストでできる。

私は、薬害エイズ事件のときに厚労省がファイルを隠匿していた犯罪的な対応のことを思い出した。
非を認めず、過ちを認めず、都合の悪い情報は隠蔽し、保身する。
これが厚労省の体質なのだろうか。

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-03

ここからデータ表です。先に本文へスキップします。

県名 栽培 研究
北海道 1 14
青森 0 2
岩手 1 4
宮城 1 7
秋田 0 3
山形 0 2
福島 1 6
茨城 0 5
栃木 29 5
群馬 1 6
埼玉 0 4
千葉 0 29
東京 0 41
神奈川 0 20
山梨 0 2
長野 2 5
新潟 0 6
静岡 0 5
愛知 0 20
三重 0 1
岐阜 17 6
富山 0 4
石川 0 5
福井 0 2
滋賀 4 3
京都 0 4
大阪 0 27
兵庫 0 17
奈良 3 5
和歌山 0 1
鳥取 0 4
島根 0 2
岡山 0 3
広島 0 5
山口 0 2
徳島 0 1
香川 0 4
愛媛 2 4
高知 2 4
福岡 0 14
佐賀 2 2
長崎 1 6
熊本 0 0
大分 1 1
宮崎 0 1
鹿児島 0 5
沖縄 0 4
合計 68 322

上の表は平成16年12月31日現在での、日本の大麻免許所有者数です。
厚労省に問い合わせてFAXしてもらったのですが、ここ数年分の統計しか手元にないとのことで、平成13年分からの資料を頂きました。いずれまとめようと思いますが、ひとまず平成16年分です。

栽培免許を持っているのは全国で68名。最も多い都道府県は、トチギシロの栃木県で29名。続いて岐阜の17名。あとは軒並み0か少数です。

研究者免許を持っている人数のほうが多くて、0の県は熊本だけです。麻薬取締官にも大麻研究者免許を持っている者がいるそうなので、そのような数も入っているのでしょう。「研究」というのは、具体的にどのような研究なのかまでは把握していないそうです。

麻栽培が奨励されていた戦前からの統計があると良いのですが、そういった統計はないというので残念です。

エタノールやバイオマス・エネルギーといった観点からも大麻の可能性が見直されていますが、エネルギー源として供給するには相当量の生産が必要となるでしょう。

全国の遊休農地を大麻畑として復活し、これから膨大な人が定年を迎えるという団塊の世代のセカンドライフの選択肢のひとつとして、田舎暮らしを満喫しながら大麻栽培生活を送るような、そんな事業を厚労省として企画立案できないのか。

秋篠氏曰く


「それはできないでしょう。私たちは大麻は危険なものだという認識を持っているのだから。経済産業省からでも何か言ってくれば別ですけど。」


「クサイ」の件は作業を進めているとのことで、今週内にはできるそうです。

センターの糸井専務理事も情報が古いと認め、秋篠さん自身も全体的に見直す必要があると言っているのだから、どの程度に大麻は危険なのか、米国一辺倒の情報ではなく、科学的に確認できる公平な資料もちゃんと検討して下さい。

最低でも、検察が証拠として裁判所に提出できる程度のものにはして下さい。
約束通り、こちらからもぜひ参考にして頂きたい情報を後日このサイトでお伝えします。

今日の秋篠さんの話によると、本当は自分も特にセンターのサイトを担当しているわけではなく、この仕事についての担当は明確ではないとのこと。

「いやあ、本当は私も別にこれの担当ってわけではないんですよ。これに関しては特に誰って割り当ても決まってなくて。で、まあ、私がやってるんですけど。こんなこと言っても言い訳になっちゃうから言わないけど。」

「言ってんじゃん」

秋篠さん、余計な仕事を増やされるハメになって大変だろうけど、これはとても大切な仕事です。
それに、センターのサイトには「このホームページは厚生労働省の委託を受けて運営しております」って書いてあるんだからさ、ちゃんと更新管理、情報管理の方法を決めておかないと「委託」のフリガナに「ムセキニン」って書かなきゃいけなくなるでしょ?
実はちゃんとした管理方法も決まってないなんて、本当はそれこそ問題じゃない?
それとも、「このホームページは厚生労働省のムセキニンで運営しております」って修正する?要望しようか?

秋篠さんも、統計をFAXしてくれた名前も名乗れない権兵衛さんも、「これだけをやっているわけではない」と、奇妙な言い訳をしていたけど、これも仕事でしょ?
これだけしかやってなかったら「税金泥棒」って書いて「カンシシドウマヤクタイサクカ」って読まなきゃいけないでしょ?

3ヶ月かけて調べても出典も分らない情報を国民に垂れ流しておいて開き直らないでもらいたい。


秋篠さん、国民に向けて正しい大麻情報を発信することは、とても大切な仕事であることを、今一度認識して下さい。

体調が悪そうだったけど、しっかり養生して、しっかり仕事をして下さい。寝込むなら「クサイ」のを片付けてからのほうがいいと思うよ。

よろしくお願いします。 お大事に。


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祐美さん(大麻密輸の冤罪) : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-01

突然、妹が拘留されたと刑事さんから連絡があったのは、7月下旬でした。
その日の午後に妹のマンションの家宅捜索をするとのことで、私は立会い人として初めて刑事さんにお会いしました。
彼女の部屋に入った時は涙が止まらず、泣くことしかできませんでした。

「○時○分ガサ入ります」

と言った刑事さんの言葉で、“これは現実なんだ”ということが理解できました。
この言葉がいかに事務的で無機質な言葉か、言われた人間にしか分からないと思います。立ち会う人間にとって無神経すぎます。
数時間前に初めて妹が拘留されていることを知らされて、まだ物事を呑みこめていないのに・・・知らない人間が妹の部屋へ入って、物を探してるなんて。
証拠となるものはすべて押収され、どうしてこんなことになってしまったのか、という疑問だけが私に残されました。

しばらくは接見禁止だったため、差し入れを持っていくことしかできませんでした。
初めて妹と接見した日のことは私のなかで生涯忘れられない出来事だと思います。
そこはドラマで見るような光景でした。
アクリル板があって、とてもシンプルな部屋でした。
彼女の姿は今でも目に焼きついています。
彼女の姿を見た瞬間、今までこらえていた感情があふれだしてしまい、大泣きしてしまいました。
しばらくして彼女から届いた手紙にもその日のことが書かれていて、接見禁止がとれて私はすぐに会いに行ったので、まさかすぐに会いにきてくれるとは彼女は想像していなかったようでした。
アクリル板越しに話をしましたが、30分はとても短い時間です。

妹は、彼氏のビジネスを手伝うとのことで、海外を往復していたのですが、今回帰国の際、大麻所持の現行犯として逮捕されました。
現地で「これを預かっていてほしい」と言われ、缶を持って帰国したようです。大麻の量は、かなりあったみたいです。(THC注:営利目的の大麻6kg密輸入で起訴)

妹は取り調べが終わり、起訴されました。起訴状には氏名不詳者らと共謀のうえ、営利の目的で・・・と書かれていました。

初めて接見した時も、妹は今回こんなことになってしまって申し訳ないと言って、自分の心配より、家族の心配をしていて、自分の今置かれている状況を受け止めていました。
妹は自分の意見をきちんと言うことができる人間だし、故意に大麻を持ち込んだわけではないのです。弁護士に供述調書も見せてもらいましたが、取り調べでもそのように話しています。だから、逮捕されたとき、一番驚いたのは彼女自身だと思います。
妹は巻き込まれてしまって、被害者は妹です。
どんな思いで留置所にいるのかと思うと、涙ばかりが出てきます。

弁護士も頼み、初公判は10月初旬です。しかし、妹には不利なことばかりです。
彼女が中身を知っていたらそんなの持ってくるわけないじゃん!!!と声を大にして言います!
何も知らないで持ってきてしまったのに、それで実刑になって何年も出てこれないなんておかしい。
彼女のように「運び屋」にされてしまった人間がこの世の中にどれだけいるのでしょう。
彼女たちは何も悪くないのに、自由を奪われて拘束されるなんて・・・
私達家族は本当に無力です。弁護士を雇うことしかできません。
事件のことは刑事と弁護士に聞くしかないわけですが、担当の刑事さんに電話したところ、ものすごい剣幕で怒られたのです。土日が休みということで断わりをいれた上で、「今、お話をしても大丈夫でしょうか」とお伺いしたにもかかわらず、口論になり、

「あんた事件に関係ないでしょ!」

と言われ、私も感情的になってしまい、

「彼女は私の妹です!私が彼女を守らないで、誰が彼女のことを守るのですか!」

と言ってしまいました。最後には、

「今、家族と買い物に来ていて、あなたが少しだけというから話したのに」

という始末です。刑事さんも家族が大事なように、私も妹は大切な妹であり、家族なのです。大切な妹の将来を守ってあげられるのは、私達家族しかいないのです。

妹のケースは妹の彼氏が事件の鍵を握っているわけで、そのことを深く追求し、物事を見極め、本当の犯人を捕まえるのが警察の仕事のはず・・・なのですが、事件のことは何も言えないの一点張りで、(何も話さないのは当たり前ですが)海外にいる彼氏のことを本当に調べているのでしょうか?

「彼氏にかかわらないで下さい。今度はあなたが巻き込まれて事件になると私が上司に怒られますから・・・」

と言われて以来、その人とは話していません。
家宅捜索の時からこの刑事さんはこういう態度でした。私の家庭事情は複雑で、本人も希望していることもあり、今回のことは両親に知らせないで欲しいと言いました。しかし、

「今はこういう時代だから、後でご両親に知れて、怒鳴りこまれても困るし、私も家族がいる身で、子供もあなた達と同じくらいでさぁ」

と言うのです。
結局、刑事という肩書きを持っているだけで、市民のために仕事をしてくれないのです。本当に我が身がかわいく、自分のことしか考えていないのです。

刑事さん達の日常では、大麻取締法で逮捕される人間を扱うことは当たり前のことかもしれません。妹のこともたくさんいる人間の一人にしかすぎず、事務的に事件を処理しているのかもしれませんが、もっと真剣に物事の本質を見極めて下さい。

法に守られているように錯覚しているだけで、何も守られていないと深く思いました。

今の私には、妹が大麻を大量に所持していた、逮捕されて拘留されているという現実があるだけです。
どうしたらいいか本当に分からず、妹を一刻も早く救いたい気持ちしかなく、彼女を助けられるなら、どんなことでもしたい。

もう少しで裁判が始まり、彼女の人生が他人に決められようとしています。
彼女のためにどんなことをしてでも、私は彼女を守りたい。

さゆりさん(仮名)の妹は、営利目的の大麻6kgを密輸入しようとした疑いで成田で逮捕され、起訴された。そして今、初公判を目前に控えている。
さゆりさんによれば、妹は大麻など吸ったこともないし、関わったこともなく、純粋に彼氏の貿易の仕事を手伝っていただけで、もし大麻だと知っていたら持ち帰るはずがない。
妹は、取り調べでも、彼に頼まれたので自分は何も知らなかったと供述しているそうだ。
妹に荷物を預けて自分は帰国しなかった彼氏に騙され、運び屋をやらされてしまった可能性が極めて高い。その後も彼氏は日本に戻っていない。
だが、妹は氏名不詳者と共謀のうえ、大麻6kgを営利の目的で密輸入しようとしたとして起訴された。
起訴されてからさゆりさんが依頼した弁護士は、実刑判決の可能性が高いと言っているそうだ。

こんなことがあっていいのだろうか。
継続してレポートする。

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産経新聞の大麻報道との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-10-01

産経新聞の大麻報道との対話コーナー。下記の記事リストからどうぞ。

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-09-28

◆お役所仕事確認.

大麻は、「蓬を燃やした時のような一種刺激的な強い臭いで、「クサイ」と感じる)」という、出所不明の英文を翻訳している、大麻を経験したことのある個人の主観的な感想でしかないことを、あたかも何か正しいことかのように偽装する「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの記述について、厚生労働省監視指導麻薬対策課の秋篠氏は、当方の申し入れに対し、「確かに適切な表現ではない」と認め、内部での検討の結果としても不適切とされ、1週間程度で修正できると答えてから早2週間。
一向に表現が改まらないので、どうなっているのか電話で秋篠氏に確認した。

「いやあ、まだ手続きが終わってないです。」

「手続き?秋篠さん、たった1行を削除するのにどれだけの手続きがあるの?1週間程度でできるようなことを言ってたでしょう?」

「いえ、だから言ったじゃないですか、ある程度時間はかかるって。私もこればかりやってるわけじゃないし、他のことも抱えてるんで。」

「秋篠さんはこの差別的な不適切な表現を修正することは大切じゃないって言うの?」

「差別的だとは認めてないじゃないですか、事実と反するところがあるって言っただけで」

「事実と反することなのに、それを修正するのが大切ではないって言うの?」

「いや、だから変えるとは言ってるじゃないですか。内部的な手続きが終わってないんですよ。」

「たった1行削除するのに大変なことだな。で、その内部的な手続きってのはいつ終わって、具体的に表現が修正されるのはいつなのさ?具体的に日にちを言ってくれよ。」

「んーと、そうですね、・・・・・(考えること20秒、「センターに出して」とか独り言)・・・・そうだな、来週中、来週中にはやりますよ、来週中だと思ってて下さいよ。」

「本当だろうな?この前みたいに、調べて連絡くれるはずが、しらばくれて、3ヶ月もしてからこっちから電話したんだからな、同じことになるんじゃないだろうな?」

「やりますよ。やらないとは言ってないでしょ。」

「ホントだな?来週中。頼むぜ、ホントに。」


いったい、あんな1行削るのに、どれだけのハンコが押されて紙切れが回るのやら。

秋篠さんよ、来週中。約束だからな。

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お知らせ : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-09-27

・携帯3キャリアからエントリーを読めるようにしました。
 携帯用URL http://asayake.jp/thc.cgi

・なのでQRコードも付けました。

・友人撮影の富士山の写真を「THCについて」に移動しました。

・ブラウザーの横幅を縮小しても閲覧に耐えられるようにしました。

・裁判レポートに「白坂裁判」を加えました。逮捕された順。

・「大麻免許への信念 by bang」を掲載しました。

・「大麻取締法被害者センター(THC)とは?」の文を編集しました。

・サイト内検索を付けました。FAQとしてもご利用下さい。

・特によくある質問のひとつ、「尿検査」はまず検索してからの質問メールをお願いします。

・右側に「THC大麻百貨店」を改装しました。大麻堂に負けないように頑張ります。


◆ サーバーを移転しました。以下、サーバーとかMovableTypeに関心がある人向け情報。

移転先サーバー(現在) :  某比較的安いサーバー

*コンテンツの多いMovableTypeにはあまり向かないようです。MovableType本体をアップするのにFTPが切れまくりでものすごく難儀しました。現在のMovableTypeの最新バージョン3.32-jpは1200ファイルくらいで構成されているようですが、まずこれのアップに一苦労しました。

インストールと設定自体はマニュアルサイトを読みながらすんなり完了しました。が、カテゴリーテンプレートを修正して再構築すると、500エラー頻発。さらにプログラムが壊れて管理画面にアクセスすらできなくなり、数十分すると復帰しているという、まったくもうの状態が打っては返す波のように今でも続いております。

ただ、500エラーが出て再構築が中断されてしまったのに、ブラウザーで見るとちゃんと修正が反映されていたり、もう、なんだかな、です。ちょっとテンプレートをいじっただけで、再構築するたびに祈るような、敬虔な気持になれます。


使用ブログシステム : MovableType3.32-jp 個人ライセンス

データベース ; php+MySQL

テンプレート: アットスタイル


【使用プラグイン】

MT4i : MovableType用 携帯電話向け変換プログラム

Mobile Jumper : 携帯キャリア振り分けCGI

MTPaginate : 自動ページ分け.ナビゲーションリンク表示.

MTTagInvoke : カテゴリー最新記事一覧表示

CatEntries : カテゴリ抽出

FilterCategories : カテゴリ抽出

cutfirstchar : カテゴリ任意並べ替え

その他javascript多数を使わせてもらいました.
有用なプラグインを無償で開発提供されているプログラマーに感謝.

◆「WHO大麻レポート'97」と「検証 ダメ。ゼッタイ。ホームページ」のサイトは現在復帰作業中です。

◆引越し作業を手伝ってと呼びかけたところ、サーバーの移転、MovableTypeのバージョンアップとインストール、コンテンツの編集とコーディングに関して、F様の多大なるご協力を頂きました。手伝って頂いてなかったら、まだ泣きながら作業していたと思います。
 
F様、ありがとうございました。まだよろしくお願いします。
 

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-09-16

厚労省とセンターに出そうと思っていた要望案原稿です。
段階的な見直しを前提にしていたので、(その1)のつもりでした。状況が変化しているので実際に検討をお願いする内容はかなり下記と異なったものになると思います。 ぜひ、ご意見などお願いします。


大麻についての記述を適切にするための要望案(その1)

はじめに

「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに掲載されている大麻に関する記述は、厚労省の担当者が3ヶ月探しても出典が確認できない、10年以上も前に製造された米国製薬物標本の説明書を訳出したものであり、現在の科学的知見から見ると著しく不適切な箇所ばかりで、どこから手を付けたものやらの感があります。

糸井専務理事がお認めになった通り、情報が古すぎるのです。

米国の過去の情報には、「大麻精神病」だとか、大麻が意識の「幻視・幻覚・幻聴・錯乱等の急性中毒症状」を引き起こすというものがありますが、現在ではそのような説は科学的な検証の結果、とっくに見直され、末尾に参照先を示す通り、米国国立麻薬管理局(ONDCP)のサイトにすらそのような記述はありません。

また、厚生労働省や麻薬・覚せい剤乱用防止センターが、大麻の説明を記述する際、大いに参考にしたと言われる米国ですが、州や市レベルでの規制緩和が進んでいるだけでなく、連邦政府レベルでの罰則規定も日本よりも軽いのです。

重ねて申し上げますが、個人的に使う微量大麻の所持で逮捕する先進国など、米国(連邦レベルの規制)と我が国だけです。

幸い、国民からの修正要望があれば内容を検討して頂けるとのことなので、下記、ご検討頂きたく、お願い致します。

本来、すでに10年以上も前の情報であることが明白なので、大麻に関する現在の科学的知見を集約し、全体的な改編が行われるべきですが、諸都合により段階的に見直すとのことなので、大麻について誤解と偏見を招く事項に関して優先的に修正するよう、以下、2ページ分につき、具体的な検討を要望します。


■「大麻について」のページ
http://www.dapc.or.jp/data/taima/1.htm


1.大麻の科目についての記述

大麻は「クワ科」と書かれているが、平成3年の警察白書では「アサ科」として記述されています。
http://www.npa.go.jp/hakusyo/h03/h030102.html

最新の植物分類法では「アサ科」とされているので、センターの記述も「アサ科」で統一して下さい。


2.「所持しているだけでも死刑や無期懲役となる場合」について

先にセンターにお尋ねした際、「シンガポールでは500g以上の所持は死刑、マレーシアでは200g以上の所持は死刑、ベトナムでは大量に貯蔵していた場合に死刑か無期懲役」とご教示頂きました。このような現実的な情報は海外に出る日本人が多いなか有益だと思います。
また、死刑や無期懲役となるのは上述のような営利目的の疑いが極めて強い大量所持の場合であり、健康被害の甚大さによるものではないことを明確にする意味でも、上記ご教示頂いた具体的な表記をお願い致します。


3.「大麻精神病」の再検証

「大麻精神病」という言葉が度々出てきますが、このような病名は御用で研究した一部の学者が主張しているに過ぎず、その内容も科学とはいえないお粗末なものでしかありません。
「大麻精神病」なるものを再検証して頂きたい。
その根拠となる出典をお示し頂きたい。
出典を示せないのであれば削除して頂きたい。


4.「幻覚作用」の削除

「酩酊感、陶酔感、幻覚作用などがもたらされます」とあるが、「幻覚作用」については認められていません。
根拠(研究結果としての出典)を示して頂きたい。
根拠がないのであれば削除して頂きたい。

---------------
★参考「マリファナの科学」

「大麻の長期的使用は肉体的・精神的・道徳的な退行につながらず、継続的に使用した場合でも何ら永続的な有害効果は認められない。」
---------------


5.「犯罪の原因」と「社会問題の元凶」の削除

大麻の使用そのものが「犯罪の原因」となった例を示して頂きたい。
そのような例がないのであれば削除して頂きたい。

---------------
★参考「マリファナの科学

「最初の大麻禁止法はその使用が犯罪行為につながるという考え方に基づくものだったが、その後、この考え方は誤っていることがわかり、もはや理屈としても通用しない。大麻に絡んでわれわれが現在かかえる問題の多くはは1920代~30年代にかけて大麻を等級Ⅰの麻薬に規定した性急な政策と、この規定がその後、チャンスがあったにもかかわらず変えられなかったことに起因している。」
---------------

■「大麻の精神的影響」のページ
http://www.dapc.or.jp/data/taima/3-2.htm


6.「幻覚や妄想の引きがね」「錯乱を引き起こし」の削除

大麻で幻覚や妄想は起きません。起きるとするのであればその根拠、研究結果としての出典を示して下さい。
根拠を示せないのであれば削除して下さい。

7.「大麻精神病」の再検証(2と同じ)


8.「4 幻覚妄想」の項目削除

本文中に次のような記述があります。

> 「神様が見える」「誰かが体を触る」など、幻視や幻触の体験も報告されている。

神様が見えた人の事例が大麻の使用だけによるものであったか、詳細について確認して下さい。「幻覚妄想」といった表現は事実でないばかりか、覚せい剤を連想させ、国民の正しい理解を阻害しています。
「4.幻想妄想」の項は症例や出典が示せないのであれば削除して下さい。

9.「5 意識の変容」の全面的修正か項目全体の削除

「5 意識の変容」に「錯乱」という言葉が使われているが、夢見心地という意味での「夢幻状態」はあっても、覚せい剤のような「錯乱」はありません。「混乱」の誤訳であると思われます。

大麻の使用による意識の変容はありますが、それは「錯乱」といった観点からのみ断定できるものではありません。そこには肯定的価値もありますが、サイトの趣旨ではなく記述できないのであれば、この項は全体を削除して頂きたい。

10.「思考の錯乱」を「思考の混乱」に修正

「6 観念の抽出、思考の錯乱」に「錯乱」とありますが、「思考がばらけていくような感覚」や、「ふっと考えが頭に浮かび、それにどう対応していいか自分でもわからなくなる」「考えがバラけてしまってまとまらず自分でも困る」「質問されると、その言葉の意味が同時にいろいろと浮かんできて、どう答えていいかわからなくなる」などは、「錯乱」ではなく「混乱」です。用語として「錯乱」が適切でないことは前述の通りです。「錯乱」という記述を「混乱」に修正して下さい。

以上の10箇所につき、修正削除、及び再検証を要望します。

【参考】

■ご担当者必読文献

マリファナの科学 レスリー・L. アイヴァーセン(築地書館)

桂川裁判上告趣意書及び最高裁決定への異議申立書

医療マリファナの奇跡 矢部武(亜紀書房)

地球維新vol.2 丸井英弘 中山康直(明窓出版)

大麻問題についての提言(カンナビスト)

マリファナ・ブック―環境・経済・医薬まで、地球で最もすばらしい植物=大麻の完全ガイド ローワン ロビンソン(オークラ出版)

ルポ「カナ トレード スイス2002」SPECTATOR 2002 SPRING ISSUE 桂川直文 (幻冬舎)

トワイライト・フリークス―黄昏の対抗文化人たち 山田塊也(ビレッジプレス)

マリファナ青春旅行 麻枝光一(幻冬舎アウトロー文庫)

ヘンプ読本 赤星栄志(築地書館)


■ご担当者必読サイト

米国国立麻薬管理局(ONDCP)

全米科学アカデミー医学研究所(IOM)報告(カナビス・スタディハウス)

英科学技術委員会ドラッグ新分類提言(カナビス・スタディハウス)

カナビス主要報告書一覧(カナビス・スタディハウス)

メルクマニュアル/大麻の項(万有製薬株式会社)

オランダの大麻政策(青少年の薬物問題を考える会)

医療大麻裁判

麻と人類文化(丸井弁護士のサイト)

カナダの大麻産業政策(カナダ大使館)


以上

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厚生労働省との対話 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-09-15

午前10時25分、厚労省の秋篠氏から携帯に電話を頂いた。
先日お願いした件の回答だった。

予定では、今日の夕方にこちらから電話するはずだったのだが。

「この前のときに調べてこちらから連絡するのが随分遅くなってしまったので申し訳なかったと思って。」

と、耳を疑うような、何かの罠じゃねーだろうなと疑うような、俺ンちにガサに来た人の言葉とは思えないような、とても丁寧なことを言ってくれる。
私は仕事中だったので、秋篠氏と話すために用意してあったメモも手元になく、録音もできなかった。
以下、速記。

秋篠氏「このあいだの蓬を燃やしたような、という箇所の件ですけど、検討しましたが、やはり、元が訳注でもあるし、適切ではないだろうということで、修正することになりました。」

私「それは良かった。具体的にはいつ頃ホームページの記述を変えて頂けるのですか?」

秋篠氏「早ければ一週間以内にできると思います。」

私「一週間?カッコの部分を削除するだけならすぐできるでしょ?俺、やっといてあげようか?そのくらいならできるし。」

秋篠氏「いや、いいですよ、どこにリンク張られるか分らない。他にも見直しが必要な箇所があるかもしれないので、検討することになってます。検討して、見直す必要があるかもしれないし、ないかもしれないし。やるなら一気にやることになると思います。」

私「秋篠さんはこの前の電話で現在出している情報を信じてるって言ってたけど、出典不明の10年以上前の情報だからねえ。今更出典を調べたりするよりも、全体的に見直して頂けるならそのほうがいいですよ。糸井さんは情報が古いってお認めになってましたよ。」

秋篠氏「ああ、そうですか。」

私「大麻についての記述を全面的に見直すとして、秋篠さんはマリファナの科学は読みました?」

秋篠氏「え?いやあ、ちょっと、どうだったか。」

私「IOM報告くらいは読んでるんでしょ?」

秋篠氏「え、そういろいろ並べられても、チェックはしてますけど、どれがどうだったかすぐには。」

私「いまどき、アメリカの国立麻薬管理局のサイトにだって幻覚だとか幻聴だとか大麻精神病なんて書いてありませんよ。もともとアメリカの情報を参考にして作ったのだから、せめて現在のアメリカの情報程度には修正して下さいよ。アメリカの国立麻薬管理局のサイト、読んだことあります?」

秋篠氏「いやあ、どうだったかな、すぐには思い出せないけど。」

私「見直して欲しい箇所、こちらでもリスト化してるところなんですよ。全体は一度には見直せないという糸井専務理事のお話だったので、優先的に修正して欲しい箇所とか、参考文献とか。メールで送りますから捨てアドでもいいので教えてくれませんか?」

秋篠氏「いや、そういうことは禁止されてるんですよ。」

私「ウイルス送ったりしないからさ。」

秋篠氏「いや、できないんですよ、できないようになってるんです。省全体の受付アドレスだったらあるかな。そちらに送ってくれれば、大麻の関係なら自動的にこちらに回ってきますから。」

私「秋篠さん、うちのサイト見てくれてるでしょ?」

秋篠氏「・・・・・・・・・・・・・」

私「修正して欲しい箇所とか、参考文献とか、うちのサイトにアップしますから、それを見て下さいよ。紙で送るとリンク先を入力するのも面倒だろうし。」

秋篠氏「そうですね、そのほうが早いのかな。」

私「じゃ、ちゃんと見て頂ける内容になったらまた連絡します。蓬を燃やしたようなクサイの件は、他の全体の修正とは関係ないのだから、早急に削除して下さいよ。作業は誰がするんですか?」

秋篠氏「どのように修正するかまだこれから文章を考えなきゃいけないので、できるだけ早くはしますけど。作業はセンターのパソコンをオペレーションしている人がやります。」


秋篠さん、真摯に対応して下さってありがとうございます。感謝します。

私たちの国では大麻について次のような見解を示しています、と、胸を張って外国の人たちに伝えられるような、適切な内容に改編して頂きたく、お願い致します。

お役所や関連機関の担当の方には、米国ばかり見ず、日本人としての誇りを持って公務に励んで頂きたいと熱望します。

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白坂の雑記帳 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-09-14
白坂の雑記帳

大阪地方検察庁は中之島合同庁舎14階にあり、その地下1階には被疑者を待機させる檻、「大阪拘置所仮監」があるが、その檻の中に、「服役中の受刑者が大暴動を起こして府中刑務所を一時的に制圧するマンガ」が置かれている。


・その檻に入ったことがあるSさんの話。
「はい。確かに。私が検事調べで大阪拘置所から大阪地検に連れて行かれた2003年9月4日、合同庁舎の地下にある仮監に入れられましたが、そこには暇つぶし用のマンガとして、【代紋TAKE2】(エンブレム テイク ツー)が置かれていました。13・14・15巻の3冊ありました。服役中の囚人たちが府中刑務所ですさまじい大暴動を起こす話で、とても面白かったのに、調べの時間が来てしまい、最後まで読めませんでした。あとちょっとだから読み終わるまで検事を待たせておいて下さいと看守にお願いしましたが、聞き入れてくれませんでした。」

【代紋TAKE2】(エンブレム テイク ツー)は、1990年2月19日から2004年8月30日発売号まで講談社の漫画週刊誌ヤングマガジンに連載されていたSFヤクザ漫画。原作木内一雅、作画渡辺潤。

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本日のアクセス解析 : 投稿者 : 白坂@THC主宰 投稿日時: 2006-09-13

検索エンジン:Google/キーワード : ネパール 大麻 金儲け

真っ昼間から何を。
やめといたほうがいいんじゃねえか? 一発で実刑だぞ。うまくいったら連絡くれ。
連絡があるのは失敗話ばかりだ。

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(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターの糸井専務理事に電話でお話を伺った。

Q.大麻はクワ科ですか?

A.従来の分類方法ではクワ科だったが、最新の分類法ではアサ科とされている。クワ科という表記が間違っているわけではない。
警察庁のサイトではアサ科になっているので表記を統一したほうがいいという意見については、「こだわって反対する理由もないので、今後の更新を図るなかで検討」する。

Q.大麻を所持しているだけで死刑や無期懲役の国を教えて下さい。

A.同センターのサイトに記載のある、大麻を所持しているだけでも死刑や無期懲役の国は、シンガポールが500g以上の所持を死刑としている他、マレーシアでは200g以上の所持は死刑、ベトナムでは大量に貯蔵していた場合に死刑か無期懲役。

Q.日本では禁制品だと知らずにコカ茶をお土産に持ち帰るドジな日本人もいます。逆に日本では実刑で済む?大麻所持がシンガポールやマレーシアでは死刑になる。このような情報は現実問題としてとても重要だと思われるので掲載して頂きたい。

A.明日、明後日に更新するといったお約束はできないが、次回更新時に合わせて検討したい。

Q.日本以外の先進国で大麻がどのような扱いかご存知ですか?

A.「いえ、私どもは特に外国の情報について一つ一つ確認しているわけではないですけれども、アメリカなどでは州によっても違いがあるという点については承知しております。」

Q.デンバーでは市レベルで合法化されましたがご存知ですか?

A.「いえ、そういった情報は特に確認しておりません。」

Q.カナダやドイツやイギリスについての状況はご存知ですか?

A.「具体的には特に承知しておりません。」

Q.ホームページの管理、更新作業の実務はどこの部署が担当されているのですか?

A.「これは内部でやっています。センターの内部です。内容は厚生労働省とも検討してということになりますが。」

Q.ホームページで公開しているデータは定期的に見直していますか? 現状のデータは出典不明で、出典が分ったところで10年以上前のものです。この10年で大麻についての研究は大きく進んでいます。

A.「見直しをしなきゃいけないな、という観点は持っておりますので。確かに、ご指摘の通り、情報がだいぶ古くなってしまった点も見受けられますので、1・2年前から数値的なことに関してはいくつか修正しているところです。ただ、じゃあ全体的に一斉に見直すかということになると、大麻以外のこともございますので、なかなか一度にはできませんけれども、現在の知見に合わなくなってきている箇所については随時見直していくように検討しております。」

Q.それでは、今後も、具体的な記述について訂正や修正を要望させて頂きたいと思いますが、具体的にご検討頂けますか? 大麻について正しい知識を広報するべきだという見解については、対立するものではなく、一致していると思います。

A.「ご要望を頂いても、それをじゃあすぐご指摘の通りに修正しますというお約束はできませんけれども、内容についての検討はさせて頂きます。申し上げました通り、見直しが必要だという観点はありますので、厚生労働省のほうとも相談をして、検討させて頂きます。」


私は決して薬物乱用防止教育に反対しているわけでも、お仕事の邪魔をしたいわけでもありません。どう思っておられるかはお察し申し上げますが。

私は、我が国の行政に、大麻について、偏見のない、正しい知識をもって、適切な「注意」を広報して頂きたいと願うのであります(「注意」とありますが、筆者の感覚では「使用上の注意」です)。

大麻取締法はGHQに押し付けられた悪法であり、日本の光明を封印する岩戸です。ほんとです。ほんとなんです。

「ダメ。ゼッタイ。」ホームページに掲載されている大麻情報を、海外の人たちが読んでも恥しくないような、適切な表記にするため、今後とも微力ながら協力と努力を惜しまぬつもりです。

上記のようなことで、「ダメ。ゼッタイ。」ホームページの大麻に関する記述、具体的な指摘を申し入れれば、修正について検討して頂けるとのことです。

(財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターの専務理事が、情報が古いことをお認めになり、「見直ししなければ、という観点は持っている」「ご要望については修正するとお約束はできませんけれども、厚労省とも相談のうえで検討させて頂きます」と述べられました。

お読みのみなさん、ぜひ、情報の提供と整理にご協力をお願いします。

検証「ダメ。ゼッタイ。」ホームページ
http://www.asayake.jp/dame/

お役所の担当の方との対話によって、日本全国津々浦々に周知される大麻情報を適正化できれば、大いなる現状改善ではないでしょうか。たとえ、少しづつでも。日本発公式大麻情報を適正化しましょう。

糸井専務理事には、ご多忙のなか、長時間に及ぶしつこい質問に、大変丁寧にご対応頂き、改めて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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