プレス


ポリネートしたりアイソレータで作られたパウダーはハンドプレスで簡単にハシシにすることができる。手の平で何度もプレスすることにより暖まりトリコームから樹脂が溶け出して粘着する。場合によっては少し水を加えて固めてから軽く熱して水分を蒸発させながら樹脂を侵出させて粘着させたりもする。


ハンドプレスではかたちも自由自在


アイソレータの場合は、普通、水を切り乾操させるときに軽く一回目の圧縮がハンドプレスで行われる。同じようにアイソレートしても原料の種類によって色や構造が異なっている。


The Great Books of Hashish, Cherniak, And/Or Press California


モロッコでは、ポリネート・パウダーをポリ袋に詰め封をしてから小さな空気穴を開けてプレスにかける。樹脂が溶け出して粘着しやすくするためにプレス機は下部から固形燃料で温められている。下では電子レンジで鋳型ごと温めているが、温度を上げ過ぎるとプレスしたときにオイルが外へ出てしまって失敗する。


ポリネート・パウダーは30グラム。プレスの圧力は16トン2分。できたては柔らかい。

マニュアル操作の小型プレス機ピースメーカー。ロゴなども入れられる。主に圧力の加減が微妙なアイソレータ・ハシシのセカンドプレスに使われる。


ピースメーカーでプレスされたサンタマリア・アイスハシシ


ダブルプレスし過ぎてオイルが浸出しているヘイズ・アイス。