カナビス処方せん


Medical Cannabis Picture Gallery
Cannabis Prescriptions


もともと処方箋は医者と薬局の連絡手段なので、大多数の人々にとっては読むことも書くこともできない。カナビスの医療使用が広まった1840年頃までは、処方箋は医師の側から薦めがあって始めて書かれていた。このために処方箋は、特定の医薬品と同様にそれ自体が患者に安心感を与えた。

しかしながら、処方箋の形態は、1914年に施行されたハリソン麻酔薬法やそれ以前の州や地域の規制法のもとで、法的な後ろだてと記録保管という役割を持つように変化していった。

当博物館は、政府の机上だけの仕事を称賛することはできないが、そのお蔭で、多くの古い処方箋や文書が国中の古い薬局から見付かることには 感謝している。その多くが、医療マリファナを使っていた人は過去にはいない、という今の政府の主張が誤りであることを示してくれている。

現在、連邦麻薬局は公式には、「医師や医療関係者は医療マリファナの処方箋を書けば、処方箋を発行するライセンスを永久に失う」 と警告している。

これを回避するために、州の住民は、医師や医療関係者が口頭もしくは文書で 「推奨」 すればカナビスを医療利用できるという医療マリファナ条例の制定を住民投票で求めている。(連邦には住民投票という仕組みはない)











オクラホマ・フロンティア・ドラッグストアー・ミュージアム提供のカナビス処方箋。



クロロダイン (ノーブランド) やブロミディア (バトル社) などの商品はカナビスを成分として含んでいるが、カナビスという文字が直接書かれていないために、多くの処方箋がコレクターに無視され失われてしまっている。








当ミュージアムのカナビス処方箋コレクション。





各種インターネット・オークション・サイトから入手したカナビス処方箋。


額にディスプレイしたカナビス処方箋。