マラガ
マルスカと私は、人々がマリファナを祝福し、その香りがたちこめていそうな場所を求めてさまよい歩いた。
イエーバ・マガジンに教えてもらって最初にたどり着いたのが 「シンセミラ・ストリート」 だった。ストリートといってもスペイン語の「通り」のことではなく、マラガのビジネスセンターのすぐそばのアルセロス通りにあるグロー&ヘッド・ショップの名前だ。
デビッドとアントニオの二人のオーナーと店の看板犬ケカが歓迎してくれた。ケカはマガラではみんなによく知られている。店の前にいれば店が営業中であることを意味している。
奥の部屋に招かれジョイントをごちそうになった。マラグニア・マリファナと呼ばれる地元産のウイードだった。
光が弱くてあまりよく撮れていないが、バッズが悪いわけではない。吸うとスカンク種の味で気持ちのよいハイになった。
マルスカはケカとアントニオとすぐ友達になった。
アントニオのパートナー、デビットはカウンターでお客さんの相談にのっていた。
シンセミラ・ストリートでは、マラガのもうひとつのマリファナ・グローショップの牙城である 「グロー・シュア」 の場所を教えてもらった。店は角を曲がったすぐのところにあった。大きな店内に入るとわがウイリー・ウィーテルのステッカーがディスプレイ棚のあちこちに貼られていた。
そこの人には以前に会ったことのあるような気がしてきた・・・
思った通りだった。ジョイントを勧められ腰かけて巻いていると事務所からオーナーが出てきた。それがジョセ・ペペ・モリナだった。予期せぬ出会いにお互いとてもびっくりした。ジョセは前にカナビス・カップでオランダに訪れたときにハーレムの私の店にも来てくれていた。ジョセと彼の活動については書くべきことがたくさんあるので、次のレポートで紹介するつもりだ。
ジョセは地元のカナビス運動の中心ARSECAを訪問することを勧めてくれた。クラブでは定期的に会員たちが集まりジョイントを吸ったり交換したりしている。行ってみるとそこは狭いながらも居心地のよい場所だった。タパ布で覆った小さなバーではスペインのスナックが用意されていた。
この人がARSECAの共同設立者でスポークスパーソンを務めているフェルナンダ。先頃マラガ・センターで行われたカナビス合法化集会に姿を見せた。この集会の詳細については別のレポートで取り上げる予定。
ARSECAの会員専用エリアにあるバーでマルスカが一服しながらルルとおしゃべり。ここを訪れていろいろなハーブを楽しめるのは会員と招待客のみ。
アルセカ・バッズ。フェルナンダが温かいスペインの太陽の下で完全有機栽培したマリファナ。
クラブでは私は自由にジョイントを巻いたり吸ったりすることが許された。
これがジョセたちに会った成果。マリファナ・マラガニアのこの3種類を手にしてとても光栄に思った。スペインを代表する栽培者たちからのプレゼントで、もうこれ以上探しに行く必要さえなくなった。
ここでは7種類のバッズを吸ったが、スペインで栽培されたクロニックが一番気に入った。もっと吸いたかった・・・ スペインのバッズに関してさらに詳しい特別レポートを書くつもりだが、その前にもっとテストをしなければ・・・
日焼けのノル・ファン・シャイク。燃やされたのじゃないぞ、焼かれたのだ!
http://www.hempcity.net/travelreports/malagareportmarch2003/index.html
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