癌などの化学療法を受けている患者では、むかつきを抑えるためにカナビスの喫煙が有効であることがわかっており、しばしば通常の処方医薬品よりもよく効く
[15]。実際、癌専門医に対するアンケートでは、44%に医師が自分の癌患者にカナビスをすすめた経験があり、他の医師も合法ならそのようにするだろうと解答している
[16] 。
また、何千人ものエイズ患者が病気やAZT薬療法の副作用で起こるむかつきや嘔吐の治療にカナビスを利用している。さらにカナビスには食欲増進作用があるので、HIVによる「消耗」を防ぎ、エイズ患者の体重を増やして生命を長らえるのに役立っている。