高校生を対象に行われた大規模調査では、テストの平均点にカナビス・ユーザーと非ユーザーにほとんど何の違いも見つからなかった
[69] 。ある研究では、毎日のようにカナビスを使っている学生のグループで成績が悪かったが、因果関係は確定できず、社会的・感情的問題が複雑に絡み合って、カナビスの使用と成績の悪化が平行して起こっていると結論づけている
[70]。
また、大学生を対象とした長期調査では、他の要因を統計的に補正した結果、カナビス・ユーザーのほうが非ユーザーよりも成績がよいことが判明し
[7l] 、ほとんど同じように学業を達成している
[72] 。別の調査でも、標準アチーブメント評価値がカナビスを使っていた大学生のほうが非ユーザーより高かった
[73]。