カナビスの影響を受けた新生児で視覚反応にわずかの欠陥が観察された例もあるが、その後6ヵ月,12ヵ月、18ヵ月、24ヵ月時点では何の違いも見つかっていない
[47]。
3才時点でみられた相違点は、「中程度」のスモーカーの子供が精神運動機能に優れていたことだけで、4才時点では、週平均ジョイント18.7本という 「ヘビーな」 ユーザー群の子供が言葉の発達の標準的テストの1項目で点数が低くなり
[48]、6才時点では、その子供たちのコンピュータ能力が低く 「要注意」 スコアだった、としている。しかし、それ以外のテストや測定の結果には何の相違も見つかっていない
[49] 。
また、3才児を対象として標準的なIQテストでカナビスの影響を受けた子供とそうでない子供を比較した研究も行われているが、全体のスコアには何の相違も見つかっていない。しかし、対象を人種で分けると、アフリカ系アメリカ人の子供において、妊娠3ヶ月にカナビスの影響を受けた場合は1項目で、妊娠6ヵ月に影響を受けた場合に別の1項目で点数が低かった
[50]。