神話 12
The Lindesmith Center Lynn Zimmer, John P. Morgan http://www.druglibrary.org/schaffer/hemp/general/mjmyth/Exposing_12_1095.html
例えば、アメリカ・ハイウエイ安全協会(NHTSA)がスポンサーとなって行われた最近の研究では、およそ2000件の死亡事故を分析しているが、カナビスに陽性反応を示したドライバーは6.7%だった。しかも、そのうちの3分の2以上にアルコールも検出されており、それが死亡事故の主因になっていると考えられている [78]。
最近行われた研究では、午後7時から午前2時までに悪質運転で停止させられたドライバー(大半は若い男性)のうち3分の1がカナビスのみに陽性反応が出ているが [79]、その時点でカナビスの酩酊下にあったとは限らず、適正な対照群と比較しない限りテスト結果は意味をもたない。
道路の路肩線の横を離れずに走行するテストではTHC量に関連した障害が現れたが、最大量のTHCの場合でも障害の程度は、アルコール血中濃度0.03〜0.07%、あるいは多くの合法医薬品と同程度の比較的軽微なものだった。また、カナビスの影響下にあるドライバーは、速度を落として運転し、隣の車に近づく時にはより慎重になる傾向が見られた。