1982年以来、UCLAの研究者たちは、カナビスのみ、タバコのみ、両方の喫煙者、非喫煙者の4つのグループについて肺機能と気管支細胞の特性変化について調査して評価を行ってきた。確かにカナビスの喫煙者にも細胞の変化は見られたが、タバコ喫煙者に比べればほどんど目立つほどではなかった。
カナビスで引き起こされた細胞変化の特徴はタバコとは様子が異なり、主に肺の太い気道に限られ、タバコのように周辺の小さな気道には見られなかった。慢性気管支炎や肺気腫は小気道の炎症が原因で起こるので、カナビス喫煙者の場合はそうした疾患に発展しないと考えられる
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