1993年には、12才以上のアメリカ人いままでに1度はカナビスを使ったことがある人が34%なのに対して、過去1年で見ると体験率は9%、過去1ヵ月になると4.3%、1週間前までだと2.8%にでしかない
[59]。
若年成人に対する追跡調査研究では、高校時代にカナビスを経験した人が成人してから 「中断した率」 が非常に高いことも見出されている。77%の人がカナビスを経験していたが、過去1年でやっていない人の率は74%で、過去1ヶ月になると84%が使っていない
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もちろん、数年以上にわたってカナビスを使い続けている人でも必ずしも中毒になっているわけではない。常用者の多くは、毎日使っている人も含め、他の活動に支障が出るような使い方をしているわけではなく、一部の常用者たちは活動に積極的ですらある。